キムゼー鉄道の小さなSL
Chiemsee Bahn

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upload 2008/9/24

キムゼー鉄道は全長2kmほどの小さな鉄道です。
ここには、小さなスティームトラムがたくさんの客車を牽いて走っています。

行き方
 ドイツ、ミュンヘン中央駅からザルツブルグ方面に向かってICで1時間弱、普通列車で1時間10分ぐらいの、プリーン(Prien)で下車。(ザルツブルグからの方が近いかもしれない)。

駅の地下通路を通って、裏側に出るとキムゼー鉄道の駅がある。

キムゼー鉄道はプリーン駅から港までの約2kmの鉄道で、港からはルードヴィッヒ2世がパリのベルサイユ宮殿を模して作った、キムゼー城に行けます。

キムゼー鉄道
プリーンの駅

DB駅の正面に出たので、ここが分からず、着いた時は発車した後。
でも、線路に沿って道があるので、歩いている戻ってきた列車を写せました。

終点まで歩いて15分ほど。
片道歩くのは正解です。

これがスティームトラム。

トラムなのでもっと市電らしい蒸気機関車だと思っていましたが、立派な蒸気機関車だ!
子供は良いね。
歩いていると一般家庭のそばを通るので、町に観光に行ったのとちがって、微笑ましい景色が見られます。
終着、といっても間に駅は無いのですが、これが船乗り場のある駅
ジオラマがあったのでこの方が分かりやすい。

終点の先に港があります。
この船に乗って、キーム湖を20分ほどの航海でキムゼー城に着きます。
ちなみに、この駅の付近、湖に面して綺麗な公園やらレストランやらここだけでも十分楽しめます。
戻ってきた機関車が、水を補給しています。
細いホースが見えますか。

そして列車の先頭につなぎます。
もう、出発準備ができたようです。
SLは日曜日だけしか走りません。

観光列車なので皆のんびり。
蒸気機関車に屋根をつけた、そんな格好です。
いよいよ出発。

赤い服の女性、様になっています。

ここはドイツ
駅を出てすぐに道を横切って
大人も良いね。
私は次の列車に乗ったのですが、切符は車内で買えます。

こうして道の横をゆっくり走って、プリエンに戻ったのでした。
そうそうプリーンとかプリエンとか両方の発音がありました。
以上でキムゼー鉄道を終わりますが、やはりキムゼー城の写真も一枚。

ここでルードヴィッヒは一人で食事をするために、食卓を芝居のせり上がりのような仕組みにして厨房から自分の部屋に上げるようにしていました。
シェフも料理を作って、食卓に並べた後大きなハンドルを回して重い食卓ごと上の部屋に上げる、あーしんど。

食事を一人でするなんて、給仕の顔も見たくないなんて、変わり者です。

でもね、世界中、変わり者のお金持ちがとんでもないことをしでかしたのが、後の世で、世界遺産になったり、町起こしになったりしているのです。

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