ヒルマクラフトのビルを作る
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ヒルマクラフト社からビルのキットが出ている。
モジュールレイアウトの郵便局を作ろうと、醒ヶ井の郵便局をモデルにして設計まで終わっていたけれど、模型店でキットを見て自作より簡単そうなので買った。
upload 2006/5/1
これがキット。4000円近くしたけれど、一度ヒルマさんのキットを試してみたくなった。

さすがレーザーカット

寸法の正確さは感動ものです。部品がきちっと合う。
正直驚いた。

板厚も厚いのでしっかり組める。
石の部分は、下の石の色も透けるように透明水彩で軽く色を塗った。
接着後、はみ出した接着剤を爪楊枝で取る。
厚紙で取る方法もありそのほうがやりやすいかも。
ここまで簡単に組みあがった。
屋根の縁をコンクリート風にする。

リキテックスのテクスチュアルジェルのセラミックスタッコを出来るだけ均一になるように塗った。

これは小さなプラスティックの粒が入っているので、ざらざらした感じになる。
乾燥後、サンドペーパーで軽く仕上げる。

階段や飾り石にも塗った。
水彩絵の具で着色。
窓枠

塗装のために両面テープで厚紙に貼った。

これをしっかり貼ったので大失敗。
剥がすとき窓枠が壊れた。
その後丁寧に剥がしたので、難なきを得たが、軽く接着すること。
つや消しの白を吹きつけた。

これは簡単。

筆塗りだと桟が丸くなってしまい、しゃきっと仕上がらない。
窓ガラスを表から入れた後、瞬間接着剤を爪楊枝の先に付けて、窓の隅につける。
そして窓枠を入れる。

この、窓ガラスを入れる所や、窓枠を入れる時も、レーザーカットでびしっとサイズが合っているので、気持ちよく入る。
またまた、感動
ひさしや屋根をつけて一応完成。
これはカーテン。

ティッシュを切って、折り目を入れるのがコツ。
こうすれば窓から見てふわっとした感じに見える。
カーテンを貼った状態。

ティッシュを接着剤で貼るのは意外と難しい。

 くしゃくしゃになってもかまわないつもりで貼る。

(屋根は取り外せる状態にしておく)
これで完成。

ではなくて、この後郵便局にするための小道具を付けてゆきます。
看板や電灯などをつけました。
そして一番大きな変更点は玄関ドアの上に半月状の窓をつけたことです。
 これは醒ヶ井の郵便局からいただいたもので、看板も醒ヶ井郵便局としました。

本物の醒ヶ井郵便局です。

玄関の上に半月状の窓があるでしょう。

中は昔の事務所みたいになっていて見学させてもらえます。
醒ヶ井は水がきれいなことで有名。

そして、初夏には梅花藻が咲き乱れます。
梅花藻です。

郵便局の見学がてら、梅花藻を見に行ったらいかがですか。

東海道本線醒ヶ井下車すぐです。

 ストラクチャーキットに4000円は高いようですが、自作すれば数週間ではすまないくらい時間がかかります。
それから思えば、簡単に作れることは値段だけの値打ちはあります。
 レイアウトを完成させるためには、こういうものや完成品を上手に使うのがテクニックです。

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