茅葺農家作り

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美山線に使った農家の製作手順です。
一本ずつ柱を建てて作りました。
構造はテレビの鉄腕ダッシュで農家を解体しているのをビデオで録画して、骨組みを真似しました。

upload 2006/2/11

土台となるベースの上に柱の位置をケガキ,
柱を貼り付けてゆく。
柱は2mm角
家の柱を立ててゆく。
垂直に立てるのが難しい。

大黒柱の下に石があるのがわかりますか。ちょうど柱に隠れていて見にくいですが、

畳を置けば見えなくなるのですが、やはり基礎はしっかりしておかないと。
掛け木もついてだいぶ柱が増えて来ました。

柱は古材に見えるよう、角を削ったり、一本ずつ色を変えたりしています。
畳と襖がついた。
建具はパソコンで描いた。
いよいよ屋根を乗せる柱もできてきた。
 こんな構造になっているとは農家を外から見ただけではわからなかった。ダッシュ様々
台所には「おくどさん」もあって米を炊く釜も乗っている。

外壁もできて、窓もある。
壁は柱の間にボール紙を差し込んで作った。
屋根の角度を冶具(三角形)で確認している。
屋根材は丸太のつもりで竹ひごで作った。
もちろんこれも太さを変えたり色を変えたりした。

少し屋根らしくなってきた。
上の写真の柱より細い柱を追加して屋根の骨組みが完成。

手前には瓦屋根をつけた。

中には囲炉裏や座布団も置いてある。箪笥もあるよ。

囲炉裏の前におじいさんが居て、台所には奥さんが立っている。
バルサ材で茅葺屋根を作って乗せた。
片側は茅葺の修理のつもりで開けてある。
茅は刷毛の毛を切って作った。

苔はターフを撒いてそれらしくした。
修理の足場と人形を置いて完成。
屋根は取り外せる。
中まで作ってあるので見えなければもったいない。
電灯をつければ、屋根をはずさなくても中が見える。

完成した農家。
周りに木や草を植えると引き立ってくる。

おわり

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