マグノレイル 自転車の走る街

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update 2020/10

マグノレイルを使った自転車です。

マグノレイル 自転車の走る街を作る

マグノレイルというHOゲージの自転車が走るキットを買いました。
会社はヨーロッパですが、購入したのはオーストラリアの店。 ネットで注文。
コロナが流行っていて航空機が飛ばないので少し遅れましたが、無事手に入りました。 色々入れて2万円超ぐらい買いました。


基本セットです。 レールやモーター、自転車が入っています。 基本的にはこれだけでも良いのですが、輸入で何回も追加は嫌なので、余分に色々買っています。

完成品の自転車も買いました。 基本キットでは自転車を組み立てなければならないので、完成品があったほうが構造が解って組み立てやすいのと、台数があった方が良いので同時に買うことを勧めます。


道路の下にレイルを敷きます。 白いのがレイル。 青いのがレイルの中を走るチェーン。 



モーターの部分です。 基板にこういう穴を開けます。


モーターを間に入れて、レイルをエンドレスにします。 チェンも入れてあります。


モーターを回転させると、Oリングに挟まれたチェーンが動きます。
モーターは鉄道模型用のコントローラーで動かします。


チェーンの一部に付属の磁石を自分で入れます。 これをエンドレスの何カ所かに作ります。



自転車のタイヤの下にも磁石があります。 チェーンの磁石とひっついてチェンが動けば自転車も動きます。 タイヤは回転しません。

チェーンと自転車の間に道路になる厚紙が入っても、磁力が強いので自転車は動きます。


自転車には透明の円盤が付いています。 これが地面とこすれて回転します。
すると円盤に付いているペダルが回転し、いかにも自転車を漕いでいるように見えるのです。




いよいよ町作りです。 モーターとチェンは外してあります。
左の方に坂を作りました。


レイルの高さまで地面をかさ上げします。 糊付きのパネルを使いました。



工作用の厚紙にグレイを塗って、道路にします。
モーターとチェーンを付けて、道路を貼って行きます。 糊付きのパネルなので簡単そうですが、一度置くと位置を調整できないので、以外と難しい。


坂の部分はレイルの横に道路材を貼り付ける部分を木で作りました。


道路を付けるとチェーンは触れません。 どうしてもチェンを触りたければ、モーター部分を下に抜いて、そこからチェンーも抜くことが出来ますが、事実上触ることは不可能と思った方が良いでしょう。


地面を貼るとチェーンの位置が解りません。 まして自転車を何処に乗せたら良いのか解りません。 そこで、この磁石検知機の登場です。
黒丸になっているところが磁石のある所です。 ここに自転車を乗せればOK。


簡単に自転車を磁石の上に乗せられます。


坂の部分を地道にしたかったのでタミヤの地面の塗料を塗りました。 はたして自転車が上手く動くか心配でしたが大丈夫でした。
まわりは公園にしたいので紙粘土で地面の素地作り。



石垣なども作って芝生マットを貼って、木も植えて景色らしくなってきました。
後ろには家も置いています。 家はレーザーカットのキットを組み立てました。



モジュールの隅に畑を置いて、芝生マットを回りに貼りました。
家庭菜園の完成。


まだ樹木が足りない、できれば、シュロとかソテツなどが欲しいけれど、どうやって作れば良いのだろう。

そこで、さかつうのホームページで探すと

あるんですよね、これが、大きさがもう一つよく分からないけれど、即注文。
これは家に届いた現物です。





キットを作りました。



木を植えました。 やはり芝生マットのままと違って、高さのある木を植えると見栄えが変ります。





自転車が動いているのが解りますよね。

この町は、フランスの南の方、コートダジュール辺りの小さな町を想定しています。



公園にも樹木を作って足して、、



建物の裏はこんな感じです。


レイアウト上の「自転車が走る町」です。 町自体は完成ですがまだ工作します。 


木を買ってきて加工します。 こううものを買いに行くのも暑くて嫌だ、という頃です。


箱が出来ました。 


 この上にモジュールを置きます。 




突然こんな写真が、これ何?
これは、鉄道模型用のコントローラーです。 昔モデルバーンで売っていた小型のコントローラーを分解しています。


このコントローラーを木の箱に取り外しが出来るように取り付けました。


木枠にコントローラーを付けて、モジュールを置いた状態。





家を置いたときの室内灯です。
アルミ板で柱を作ってフィースマンのLED、ダイオード、抵抗付のものを奮発しています。地面に建物固定用の棒を左右に付け、照明金具を取り付けました。
配線用の溝を掘っています。





裏の配線です。
情景が出来てからこんな工作をするのは計画性が無いからです。
照明まで要らないと思って居たのですが、欲が出てきたのです。




室内灯が点いて良い感じです。




その室内が生かされました。 何となく室内が見える。




完成です。 外でビールを飲んでいる人達も、この写真のために買いに行ったんです。 自転車がその人達の横を通り抜ける。

動画です。 レイアウトに置いた状態での撮影です。
HOゲージの自転車が走る街


フランスの田舎町、皆さんもお作りになったらいかがでしょう? 
海外に行けない今、これを見ながらワインを飲む、、


箱を緑に塗って足を付けて、線路こそ無いけれどHNモジュールになるのです。


自転車を動かすコントローラーも付いています。



正面です。 自転車は動いています。



なかなか良い感じのモジュールが出来たでしょう?

HN運転会に持って行って大喝采でした。


ボンジュール!!
自転車が走る町



横に線路があります。 プロヴァンス鉄道の気動車が走っています。



海から見ます。 海岸の向こうに町が見えます。

本物のニースはこんな所に鉄道は無くて、道路です。 そして建物も大きなホテルが並んでいます。  

でも、ささやかながらニースの雰囲気にしたかったのです。



運転会ではこの情景をお見せできます。



コートダジュールの太陽が明るい町。 なかなか良い町でしょう

ビストロの前で一杯やっている、おいしそうなフランスパンを抱えた女性、黄色いシトロエン2CV、 自転車に乗った人々、

住んでみたいと思いませんか?



マグノレール終わり。

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