メルクリン セントラルステーション

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upload 2008/5/20
2014/9/18

メルクリンセントラルステーション(CS2)について説明します。 Vr2.0.1(0)

ここでは、特にDCCで2線式への使用を主にします。
(素人の説明なので、正しくなくても御勘弁を)

☆ はじめに。

メルクリンの製品です。ディジタルの機関車を運転するコントローラーです。

ディジタルの運転方式として大きく分けて

1. DCC方式
2. メルクリン方式

があります。

このコントローラーは、メルクリン製ですが、上記のどちらの方式にも対応しています。
メルクリンの車両はもちろんですが、それ以外のDCC車両も運転することが出来ます。
 
基本的にコンピュータです。

電源のON、OFFの仕方
(CS2への電源はCS2本体とは別に18Vの電源アダプターを使います)

後ろの端子など



☆ CS2で何が出来るのか?

1.車輛の運転
  つまみを回すことで、速度の制御をして車両を運転

2.DCC、メルクリン車輛のCV値などの設定

3.ポイントの操作、信号の操作

4、レイアウトの線路図を描いて表示。 そこでポイントの操作ができる。

5、複数のポイントを連動させて動かしたり、信号も連動させることが出来る。
   メモリーを使う。


6 駅で自動停止させることができる。

7 シャトル運転ができる(メルクリン)

8 ポイントを自動的に動かすことができる。


9 無線LANを用いて、iPadやiPone, アンドロイド等の端末で車両を運転できる。

10 同様に、ポイントも操作できる。

11 本体のバージョンアップも簡単に出来る。

12 最大電流の変更

13 模型時間

14 サウンド機能 





電源のON、OFF
電源スイッチはありません。
電源アダプターのコードを家のコンセントにつなぐことで、立ち上がります。
しかし、コンピュータですので、立ち上がるまで数分かかります。
  
立ち上げ途中の画面

 
立ち上がり画面
注意:立ち上がると同時に線路に電圧が掛ります。


終了の仕方
setup画面より
shutoutを選択



こんな画面になる。
この間、電源を切らないこと。 切っても壊れることはないが、CS2に何か変更を加えたりした後では、その変更が保存されない可能性がある。


扉が閉まったら電源を切っても良い。プラグを抜く。


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後ろの端子など

後ろを示します

左から 
☆ LANケーブルの端子。 いくつかおいて
☆ USBのソケット     いくつかおいて
☆ プログラムレールへの出力
☆ 線路への出力(赤と茶色の色分けあり。
  メルクリンでは中央レールが赤、両側レールが茶。
  2線式のDCCで使う時にも、自動運転などではこの色分けを覚えておく必要があります。
☆ 電源プラグ


横です

カードリーダーの溝がある。
メルクリンの機関車のCV値などの設定を入れるカードが別にあり、そのカードを読むことで簡単にこのCS2にその機関車の設定が登録できる。




S88などの外部機器につなぐ端子が2つある。


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1. 車輛の運転

あらかじめ車輛を登録しておく。

車輛を選ぶ。

矢印の車輛の画像または、赤いつまみの上のボタンをタッチすることで、車輛選択画面になる。



車輛の絵をタッチすることで、車輛の選択が出来る。


赤いつまみを回すと走り出す。 つまみはぐるぐる回転する。
メーターの速度表示の部分をタッチしても速度を変えることが出来る。
方向転換は赤いつまみを上から押すか、車輛の画像の横の←→をタッチする。

注意:車輛を止める時に速度計が0になっている事を確認する。BEMF機能があるデコーダーではたとえ1になっていてゆっくり動いているので、知らない間に驚くほど移動していることがある。


ファンクション

ヘッドライトの点灯や走行音、汽笛を鳴らす等ファンクションボタンを押すことで出来る。
ファンクションボタンへの機能の登録は簡単に出来るのでここでは省略する。


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車輛の登録

DCC車輛について述べる。


車輛選択画面を開き、上にあるcreateを押す。


New Locomotive manualを選択


Decorder Type から DCC を選ぶ。これを忘れるとDCCは動かない。


Name に機関車の名前を入れる。 入れなくてもよいが無いと機関車を探しにくい。
Icon は車輛の画像を入れるところ、 入れなくてもよいがあると分かりやすい。 

Adress に車輛のアドレスを入れる。 これを入れないと動かない。
プログラムレールの上に機関車を乗せてあれば、横の機関車のアイコンをタッチすることでアドレスが読み取られて分かる。

この画像には見えないが右下のチェックマークをクリックすることで新しい機関車の登録は終わり。

CV値の変更や、アドレスの変更などは、下のCVのアイコンから入れるが別記。


車輛アイコンの作り方。
メルクリンの車両については、あらかじめCS2に登録してあるので選択するのみだが、メルクリン以外の車両は作ることが出来る。

ディジカメで車輛の真横写真を撮影。
絶対に前を右側にして撮影。 蒸気機関車は分かりやすいが、電気機関車や気動車などではあらかじめ走らせて右向きに走る方向を確認してから撮影するのが良い。


このあとパソコンの画像ソフトで、128*48ピクセルで  ****.PNG の形にセーブする。
私は、FMパソコンに付属していた
1. フォトギャラリーで、128*48に近い形にトリミング
2. フォトレタッチでサイズ変更。 横を128にする。
3. 縦は、またフォトギャラリーで調整。 何度か繰り返し
4. フォトレタッチで別名で保存するで、機関車名.png で保存する。
5. USBメモリーにiconというフォルダーを作り、先ほどの画像をその中に保存。
6. CS2にUSBを差す。
7.


set up から update program を選択。
注: USB にCS2のバージョンアップソフトなどが入っていると、入れ替わってしまうので、車輛のアイコンだけを入れておくこと。

これで、画像がCS2に入り選択できるようになる。

以下、略

車輛の登録に戻る

3.ポイントの操作、信号の操作
 ポイントの操作について書きます。 信号も同様に行える。

 まずポイントをディジタル化します。
 各ポイントにポイントデコーダーをつけますが、ポイントに内蔵されているもの以外は別付けのデコーダーが必要です。ここでは別付けの説明をします。対象となるポイントはソレノイド式(電磁石)で動くポイントマシンを使用します。メルクリンはもちろんですが、フライッシュマンやカトーなどです。
ポイントデコーダー k83 またはフィースマン等の相当品が必要です。

k83にフライッシュマンのポイントマシンを付けてテストしている所です。
結線は写真のように、左下の端子に赤と茶色のコードをつなぎます。
これはCS2の線路への出力で、線路から取っても構いませんが、DC運転もするのであれば、CS2から直接取って、線路とは別回路にしておく必要があります。

ポイントへの結線は黄色がマシンのコイルの中間点、赤と緑が両側のコイルになります。

K83はこれ1台で4台のポイントマシンにつなげます。
その時にポイントの識別番号が必要です。
購入時は1~4番です。


変更するには
中を開けると

ディップスイッチがあります。

説明書の表を見ます。

左からグループ、ポイント番号、スイッチのONを示しています。

グループはどのデコーダーを使ったのかの識別程度の意味です。
購入時点では1(1)グループです。この時、ポイント番号は1~4になります。
その時の、ディップスイッチのONの状態が右に示されています。

ここで、1~4以外のポイント番号にするには
例えば 5~8 にします。
グループ1(2)が5~8ですから、ディップスイッチの3、5、7をON(上)にします。

これで、このK83につなぐポイント番号は5~8となります。
ケースに1(2)と書くか、番号を書いておくと分かりやすいです。

ポイントに結線します。


CS2の設定
それぞれのポイントをCS2で働かすのには

この画面を出します。

次にスパナマークを押して、設定したいポイントの番号の絵を押すと

この画面になります。
この一番上がMM2になっていますが、DCCの場合はここでDCCを選ぶ。
Type でポイント右、左や信号などを選ぶ。絵も自動的に変わります。
Nameに好きな名前を入れたければ入れる。ここでは18のポイント番号になっていますが、これは便宜上なっているだけなのでこの番号に拘る必要はない。
上の方にアドレス18が表示されているのでここは単に名前を入れるだけ。
Switching Duration はソレノイドに電圧が掛る時間。 ここでは200msecが入っているがこの程度で良いだろう。

これでセティング終了
元の画面で

その名前のポイントをタッチすればポイントが動く。 左右反対ならk83の緑と赤のコードを差し換える。

以上で終わりだが、ポイントを動かす方法として、レイアウトの線路図から動かす方法や他の方法もある。


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4、レイアウトの線路図を描いて表示。 そこでポイントの操作をする。

 線路図はいくつも描けます。
 1つのレイアウトだけでは無くて、線路配置が色々のプランを作って保存し、その線路配置を使う時に呼び出せます。

線路図を描く。
この画面を出します。


すでに線路図が描いてあって、新しい線路図を描くには
スパナマークを押して、ここで見える1と書いてある窓を押して、そこからNewを押すと

この画面が現れます。
一番上のLeer を選んでOkをしてゆくと
上の白紙の画面が現れます。

その、白紙の画面でスパナマークを押すと

線路図を描く画面です。
右にある色々な線路の絵をタッチして、画面上に置くと画が描けます。
この時に、都合が悪い方向の時には回転ツールを使ったり、消しゴムを使って消したりして線路図を完成させてゆきます。
間違った時には消しゴムで消して描き直すのが早いです(特にポイント)。

ポイントを置くとこの画面が出ます。

ここで、itemにポイントを設置した時につけたポイント番号(k83の番号)を選ぶと、そのポイントが動作するようになります。 

とても簡単です。
作図が終われば、後でこのプランを選びやすいようにNameになにかしらの名前を入れましょう。
これで完成。


ポイントをタッチすればポイントが変わります。

このポイント2つを同時に動かしたいことがあります。
また、ヤードなどいくつものポイントを同時に動かしたいことがあります。

その方法はメモリーのところで説明します。

なお、タッチの仕方によって画面がスクロールしてしまいます。
これは大きな線路配置を使うためですが、現在のところこのスクロールをさせない方法はありません。

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5、複数のポイントを連動させて動かしたり、信号も連動させることが出来る。
   メモリーを使う。


メモリーの使い方です。

この画面がメモリーです。
変な画ですが、この一つ一つがメモリーで、+が表示されているものが、まだ使われていないメモリーです。
ここに何をメモリーできるかというと、ポイントの動作や信号の動作などです。

では、例を

ここで図のようにポイントと線路の名前を決めました。
ポイント1とポイント4は設置した時につけたポイント番号(k83の番号)です。


ここで、メモリーの画面を選んでスパナマークを押した画面です。
では、D1にP1とP2を同時に直線にして、1番線に列車が入るようにメモリーします。
D1を押しました。 この画面です。左下にD1と表示が出ています。

ここで、左上のkeybordを押してこの画面を出します。



つぎに、P1を直線方向にしたいのですから、1の直線をタップします。

すると、右端に1番ポイントが直線になった図が入ってきました。
これで1番ポイントの設定が出来ました。

同ようにP4の直線方向をタップすると

こんどは、4番ポイントの直線方向も右に現れました。
これで、設定できましたが、下のNameに  1bannsen と名前を入れましょう。
OKしてゆくと。

この画面に戻って

D1のところが1bannsenとなって緑のマークが付いてメモリーされたことが解ります。
この画面で、ここをタッチするとP1、P4のポイントが順番に動いて、1番線に列車が入れるようになります。

でも2番線への設定が出来ていないので、
同様にD2に2番線への設定を行います。

1番線、2番線とも揃いました。 これでそれぞれをタッチすることでそれぞれの線路に入れます。

なお、信号も同様な方法で入れることが出来ます。

これでメモリーは終わりです。


この状態で使っても構いません。でも分かりにくいので、線路図にこれを入れる方法を述べます。

線路図を出して、スパナマークを押します。
左上に画がありますが、ここでメモリーのアイコンを選んで、線路図の入れたい部分をタッチすると


メモリーを選ぶ画面が出ますので、1bannsenを選びます。


1番線のタッチした部分にメモリーのアイコンが入りました。

同様に2bannsennも入れてOKして元の画面に戻ると

メモリーのアイコンを押すとポイントが動きます。
これは2番線を選んだところです。 実に気持ち良く両方のポイントが変わり2番線に入るようになりました。

以上です、  けれど

同時では無くて別々にポイントを動かしたい!
それは簡単で、それぞれのポイントをタッチすれば個別に動作します。

ということで、この項終わりです。


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6 駅で自動停止させることができる。
メルクリンではもちろんできますが、2線式のDCCで行う方法。

S88デコーダーを使います。車輛のセンサーなどからの入力をCS2に入力するための装置です。
CS2の上にある箱がK88です。 平たいコード(附属)でCS2の下のソケットに接続してあります・


K88にはたくさんの入力口があります。 これを何台もつないでさらに多くの入力口を増やすことが出来ます。 ここでS88に入力する信号とは、CS2の茶色の電圧です。


この駅で自動で動き出して、自動で停止して、これを繰り返す方法です。

適当な位置にリードスイッチを使って車輛のセンサーを付けます。 

リードスイッチと線路の配線はこのようにして下さい。

線路への配線の赤と茶を間違わないように。 これで磁石を付けた車輛が通過すると、リードスイッチから茶色の電圧がS88に入力されます。

ここではセンサー出力をS88の2番端子に接続した時の例を挙げます。

以下はCS2の設定です。

このVT135を、自動運転するように設定します。
まず、スパナマークをクリック。


次にShuttle Train 矢印のマークをクリック。


これがシャトルトレインの画面ですが、この画面で駅での停止を設定します。

1番上Startと書いてある欄に0を入れます。(停止させるため)。
2番目 Contact に2を入れます(S88の2番端子にセンサーの配線をつないだため)。

3番目End of ここも停止させるために0を入れます。

一つ飛ばして
5番目Speed、列車の速度です。走らせて見てからでも構いません、適当な数字を入れます。
6番目Dulation 停止させる時間を秒で入れます。


設定した画面の例です。
速度を40にしてあります。

これでOK(チェック)をして行くと設定終わりです。


運転画面です。
上の赤の矢印の所の速度計に、青い三角が表示されています。
これが、シャトルトレインのマークで、今回は駅で止める設定ですが、この速度で走行する事を示しています。

列車を走らせるには、下の矢印のボタンをクリックします。
すると、

矢印のボタンに緑の丸がついて働いていることを示しています。
そして、速度計は自動的に上がって行って、列車も走りだし、青い△マークが赤に変わりましたが、そのマークの所まで速度が上がった時点で、定速走行します。

これで、センサー2を通過すると、速度計は下がってきて、列車も速度が落ちて停止します。
もちろん、リードスイッチを使っているので機関車にも磁石が必要な事は言うまでもありません。

これで、停止時間が過ぎると自動的に発車して、、、、これを何時までも繰り返します。

自動運転を止めるのには、上の写真の矢印、シャトルトレインのマークをクリックすれば徐々に止まります。

自動運転をしない時にも、はじめに行った設定を解除する必要はありません。
普通につまみを回せば運転できます。

それから、自動運転している最中でもつまみを回して速度を変える事ができます。

以上です。

なお、自動運転設定で止まらない時には、機関車につけた磁石がリードリレーを働かせていない可能性があります。
このチェックには、自動運転設定で走らせている最中に、別の磁石をリードスイッチに近づけます。 

これで止まれば、機関車の磁石をもっと低く付けるなどしてリードスイッチを働かせられるようにします。

磁石を近づけても止まらなければ、リードスイッチの回路からS88の回路、CS2の設定を調べ直します。

駅の決まった位置に停止させるのは、リードスイッチの位置と機関車の磁石の位置、走行速度、さらにDCCの減速設定等色々なファクターが関係します。これらは試行錯誤で決める事になるでしょう。


私は他のことをしている時に、停止時間を300秒ぐらいに設定して自動運転をさせる事があります。
忘れた頃に列車が走って、なかなか乙なものです。

なお、このセンサーで自動運転をしながらポイントを切り替えたり信号を切り替えたりなど、色々な設定が出来ます。 それらをうまく組み合わせると面白いかもしれません。




8 ポイントを自動的に動かすことが出来る。

 CS2からポイントを手動で動かすことは上に述べました。
ここでは、列車が通った時にポイントを自動で動かす方法を述べます。
車輛のセンサーとS88を使用します。

目的としては、1番線列車が入ると、2番線の列車を動かすためにポイントを動かしたりしたいことがあります。 もちろんそれもできますが、

ここでは、進行方向のポイントが反対の方向になっているのに、列車がそこに進入しないように、自動でポイントを正しい方向に動かす方法を述べます。


このように、ポイントの方向が反対なのに列車がポイントに進入すると事故になります。 
DC運転ではポイントで通電を選択しているので、あまり無いパターンかもしれませんが、DCCでは反位側も室内灯を付けたり、サウンドを出したりしたいので通電していることが多く、このような事が良く起こります。

そこで、上の位置にセンサーを付けて

センサーの上を列車が通ると自動的にポイントを正しい方向に換えます。

まず、線路にセンサーを付けます。

センサーはどの車両が通っても働くように、コンタクトセンサーを作りました。
向こうのポイントが反位になっていますが、センサーを列車が通ると正しい方向に変えます。


自動運転と同様に、センサーからの出力をS88に繋ぎます。

以下は、CS2の設定です。

メモリー画面を出します。
スパナマークを押します。


メモリーのA6が空いているので、A6を使う事にしました。
上の矢印のA6をタッチすると、選ばれます。 下の矢印にA6の文字が見えます。


左端下のA4が表示されていた部分に、任意の名前を入れます。 分かりやすい名前にしておかないと、後からどれがどれか分からなくなります。
私は、これでポイントの5と6を直線側に変えたいので「p56straight]と入れました。

次にセンサーからの信号をS88の4番端子に入れました。
そこで、真ん中の矢印に示されている所に「4」を入力しました。

次に、動かすポイントを選ぶために、この状態のままでkeyboedを選びます。

動かしたいポイントの動かしたい方向をタッチすると、画面の右端に選ばれた状態が入ります。 私は2つのポイントを動かしたいので2つ選びました。

以上で、右下のチェックマークを押すと設定は完了です。

でも、このままでは、列車がセンサーを通ってもポイントは動きません。

メモリー画面です。
ここで先ほど設定して「p56straight」と名前を付けたもののある行の右端に、手のマークがあります。
この手のマークは手動と言う意味です。
そこで自動手動かすためには、この手のマークをタッチすると手と機関車のマークが出ます。 上の写真ではこのマークが出ています。 これで列車が通ると自動でポイントが動くように設定されました。

なお、もう一度タッチすると手のマークに戻り、手動と自動とを簡単に選ぶことが出来るようになっています。

以上で設定は終わりです。 テスト運転して下さい。 ポイントが反位でも機関車が近づくとポイントが自動的に変わる。 感動ものです。 

もし変わらなかったら、センサーが働いているかのテストが必要でしょう。


終わりに、この機関車マークを選択すると、その行のシンボル全てが自動の設定になります。
もちろん、センサーをつないで無いものについては、自動になりませんが、この事を含めて考えて、自分が設定したいものをどの行に設定するか考えておいた方が良いかもしれません。

以上

11
本体のバージョンアップ

メルクリンのホームページを見てバージョンアップがあれば、自分のCS2をバージョンアップできる。
CS2をLAN(インターネット環境)につなぎ、updateを押すと、自動的にメルクリンのホームページに繋がってアップデートが始まる。

数十分かかる。
バージョンアップはバージョンアップがあるごとに行う方が良いようだ。 バージョンを飛ばしてアップすると問題が起きることがあるかもしれないと聞いたが、定かではない。

できれば、この方法を採らずに、パソコンからメルクリンのホームページに入りバージョンアップをダウンロードして、USBメモリーに入れて、それをCS2に入れてバージョンアップするとパソコンに各バージョンのダウンロードを残しておけるので、バージョンを戻したい時に便利である。



12  最大電流の変更(Vr 3.7.0 )
 容量の大きなCS2では、ショートなどで多少の電流が流れてもブレーカーが働かない。
 そこで、最大電流の変え方。
 setupからスパナマークを押し、inforamationからこの画面を出す。
 
Trafic の欄の数値を選ぶ。
60101 → 5A
60061 → 3A
60052 → 2.5A

 以上


13 模型時間 (Vr 3.7.0)

時計を表示できる。
時計の速度を実時間以外に任意に速くできる。 実物で何時間も走る列車を、模型上で短い時間で運転する事が出来る。


setup、 スパナマーク、modeltime で時計の設定画面に入れる。

駅名、発車時間等の設定はmemoryで行う。
駅名と発車時刻を設定している所。 +Textで駅名などを追加して入れて行ける。

この画面で、出発駅の駅名と発車時刻。 次の駅までの距離(エンドレスを回る回数)、次の駅の到着時刻、発車時刻など次々に入れられる。作った時刻表は名前を付けて保存する。

時刻は時間、分、秒で入れられるが、時計での表示は時間と分単位までしか表示できない。

運転時は時計を呼び出して、設定した時刻表の名前を呼び出すと模型時計が動き出す。

時計を見ながら、駅名と到着時刻を見ながら運転する。駅名は時刻と共に自動的にスクロールして出てくる。 自動運転では無いので、自分で時刻を見ながら運転する。

日本語は入れられないので

Fukuchiyama(福知山)、Ayabe(綾部)とアルファベットで入れる。

時刻に沿った運転はとても面白い。



14 サウンド機能( Vr3.7.0)

CS2の後ろにスピーカー用の端子がある。ここにアンプ付きのスピーカーを接続する。
サウンドはUSBにWAVファイル形式で入れて、USBを差した状態で使用する。

setupのAudeoを選ぶと、この画面が出る。

USBを選ぶとセーブしてある音源名が出る。 
ここでは AomoriChaku.wavを選んで、右上のスピーカーマークを選んだ。その時点で「間もなく青森到着です」というサウンドが流れている。

サウンドはメモリーのルートに入れられるので、ポイントを変えた時やどこかのセンサーを通過した時に音出しが出来る。

同様に模型時間のルートにも入れられるので、駅の到着前に放送を流したりできる。

サウンドファイルは自分で作る。いろいろな動画から音を抜きだし、WAVファイルにする操作が必要。
WAVファイルへの変換ソフトは無料のものが何種類もあるようです。

駅の放送以外に、牛や鶏の鳴き声など環境音も作っておくとレイアウトの情景が生きるだろう。




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