ナローゲージ比較

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upload 2007/3/24
Update 2007/4/12

 ナローゲージといっても大きさが色々あります。

 ここでは HO2 1/2 1/87 線路 9mm の駿遠線の車両
       HOe    1/87 線路 9mm のヨーロピアンナロー
       マジックトレイン(フライッシュマン) Oナロー(縮尺不明) 線路 16.5mm
       バックマンのアメリカ型        Oナロー (縮尺不明) 線路 16.5mm  

   の大きさを比較します。

まずは1/87の日本とヨーロッパの比較。

左が乗工社のコッペル、右はリリプトのツィラータールバーンのSL。
ずいぶん大きさが違います。

どちらも縮尺は同じはずですから、本物の大きさが違うのでしょう。でも多少縮尺の違いもあるかもしれません。
こんどは、ベモのドイツ型のナロー。
これは、さきほどのよりもう少し大きい。

この2つ、大きさが違うので当然と言えば当然なのですが、走りの違い、それこそ天地の差ほどあります。

もちろんコッペルは×。
ベモはHOの最高級クラスの走り。
客車を置くとなおさら大きさの違いが良くわかります。
これほど大きさが違います。
手前は、どこかのキットのジーゼルを改造してトミックスのNの足回りを利用したもの。
向こうはオーストリアのナロー鉄道(リリプト)。客車もツィラータールより大きいです。
マリアツェラー鉄道の電気機関車(ROCO)との比較。
電気機関車はF級なので大きいです。
でも、線路は同じ9mm幅。
この電気機関車もびっくりするほどスムーズに走ります。
客車の比較。
駿遠線(乗工社)とマリアツェラーのこうもり(ROCO)。
左はベモのドイツ型気動車、右は自作の駿遠線気動車。
こんどはヨーロッパ同士の比較。

左はドイツのナロー客車(ROCO)。これはずいぶん小さい。
駿遠線と並べてもちょうど良いぐらい。

国鉄JRでもナローなのですから、ナローの大きさはすごく幅があります。
ただし、人間の大きさは同じなので同じ人形を使っておかしければ縮尺がおかしいのです。
さて、模型は飾りではありません。
軽便鉄道を楽しむには、動きがスムーズでなければなりません。

左はベモのドイツ型。
右はコッペルです。
機関車の形態から伝導機構が制限されるのはやむを得ないのですが、コッペルは明らかに後ろヘビーでお尻が落ちてしまいそうです。
このベモの機関車はキット組み立てなのですが、コアレスモーターにフライホイール、そしてロッドを使わずにギヤ連動、ギヤ比は50:1と超スロー。
それから当然全軸集電です。
そして、これがスムーズなだけではなくて静かなのです。

ですからコッペルも走らせるためにはこれぐらいの機構が必要なのです。小さいからこそロッドではなくてギヤ連動、それも超精密なギヤが必要でしょう。
 
ところが、この大きさではそんなに精密な機構は無理だよ、となるので、こんどは大きなゲージとの比較。

左はフライッシュマンのマジックトレイン。
Oナローで16.5mmの線路を走るのですが、縮尺は知りません。

これは大きいので取り扱いも楽だし、バルブギヤも良く見えてとても良いです。
価格もプラスティックですので完成品のコッペルの1/4 ぐらいでしょうか。
正面

コッペルの煙室扉は紛失しました。中に見えているのは発煙装置です。


全然大きさが違うので、年寄りには目に優しいし、ゆっくり走らせれば、畳半畳でレイアウトが作れます。
ただ、客車も大きい。
でもこれで室内も凝ったりして、楽しめるのでは?

価格は安いし、大きくて見ごたえがある。
でも、問題があります。
それはスピードが速い事です。
基本的に子供のおもちゃとして作っているので、ギヤ比が高いのです。それ以外は気に入っているのですが。

駿遠線を走らせて楽しむなら、マジックトレインの機関車を改造するのが、一番ベターだと思っているのですが。
つぎはバックマンのアメリカ型Oナローとマジックトレインとの比較。

バックマンの縮尺は小さい、というよりマジックトレインが大きいようです。
これも左はバックマン。
このバックマンの機関車が6000円ほどで、スローも良く利き実に気持ちよく走るのです。
客車の比較。
マジックトレインは大きいでしょう。

ということで、ナローをしようとするとどのゲージでするか、迷うところです。
HO 2 1/2の日本型ナローは景色を作るのには手ごろだし、味のあるレイアウトができるのですが、気動車はともかく蒸気機関車をスムーズに動かすのは難しいのです。ですから、このサイズの軽便鉄道のレイアウトを作ってスムーズに運転されている方にはとても敬服します。

私としては、HOeのヨーロッパ型が、価格も大きさも手ごろで楽しんでいるのですが、やはり車両によっては走りに不満があるものもあります。もっともHOに比べてということでNの小型よりずっとスムーズです。

そしてできればOナローが良いのですが、レイアウトとなると建物も大きくなるので手を出せない状態です。でもドイツの本ではマジックトレインを使った小さなレイアウトのプランが幾つも出ているので、食指が伸びそうになります。

今回はナローの親方とも言えるLGBは載せませんでした。あれも良いですね。でもさすがに大きい。

2007年4月12日 追加です。

この機関車を買いました。

ROCO社のHOeの蒸気機関車。
完成品で12000円でした。

これで、ギヤ比は29:1と、相当減速しているのでスムーズに走ります。
ただし、重量が軽いために集電に少し難ありという場面もありました。
ヨーロッパナローにしてはずいぶん小さいです。

左がコッペルですが、この代わりに日本型の客車を引けるかもしれません。

終わりです

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