雪のノイシュヴァンシュタイン城を作る

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update 2007/2/10

春のノイシュヴァンシュタイン城のレイアウトを雪景色に変えました。
雪のテクニックです。
TMS2006年2月号に掲載しています。

Zゲージです。

春のノイシュヴァン鉄道の上に雪を撒けば良いと思ったら大間違いです。

まず木を抜いて、草を剥がして下地を作りました。

それから城の色を全面的に塗り替えました。
この写真は塗り終えた状態です。
雪の材料がファーラーから売り出されています。
見かけたときに買っておきました。

白い塗料やきらきら光る粉、それにツララの材料が付いています。

でもHO用なのでNならともかくZゲージには使えませんでした。それに塗料は硬化しかけていてそれもダメでした。
これが雪の材料。

後ろ
左:リキテックスのライトモデリングペースト。
右:リキテックスのジェッソ白。

左:モデルマジック
右:紙粘土
完全に草を剥がした後から、紙粘土で雪の地面を作って行きます。

その上からジェッソを塗ります。
これで雪の白さが出ます。
城と紙粘土の隙間や崖にモデリングペーストを塗り込みました。
屋根です。このままではダメです。
モデルマジックを雪らしく屋根に付けてゆきます。

モデルマジックは紙粘土状のもので、手で丸めて押し付けました。何度でもやり直しが利くので気楽です。

なお屋根の南側の雪は少なくしています。

城の横の線に見える石の継ぎ目にもジェッソ白を塗って雪が付いているように見せました。
紙粘土で作ってジェッソを塗っただけでは雪のさらさらした質感がでなかったので、石膏を振りかけました。もちろんあらかじめ霧吹きで湿らせています。
さらさらした感じが出たのがわかるでしょうか。
さらに細部に手を入れます。
木にジェッソを塗りました。まるでクリスマスツリーです。
木を植える前です。

ただの真っ白けですね。
木を植える前に池を凍らせました。

塗料で適当に塗っただけです。
その上から石膏を撒いています。

そして木を植えて完成。
城の庭には人もいます。

こちらの屋根には雪が少ない。
写真撮影のためのバック作りです。

空色のカーテンにラッカーで色を付けました。

手に持っているのはボール紙で作った形です。
これを適当に動かしながら、ラッカーをスプレーして雲を描きました。
そして写真撮影。
Zゲージは小さいのでベローズを使って撮影しています。


完成写真です。うまく出来たでしょう。

嘘つけっ! 本物じゃねーか

それはこちらで雪のノイシュヴァンシュタイン城

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