川上村のモジュール

レイアウトタイトルに戻る

upload 2016/4

島根県の足立美術館のミュージアムショップで見かけた川上四朗さんの「裏の畑」という絵の色紙でした。
ヨーロッパの景色も好きですが、日本の田舎の景色も好きな私は、すぐにこれを買い、改めて美術館を回って原画を探しましたが展示されていませんでした。 
そして、この絵を参考にHNモジュールを作ろうと思い立ったのでした。  そして2014年5月に完成。
川上四朗さんの「裏の畑」です。
明治生まれの方なので、ずいぶん昔に描かれた農村風景です。

家の形から東北方面でしょうか?
モジュール名は「川上村モジュール」としました。
サイズは60×30cm

絵とは縦横比が全然違うし、線路も作らなければならないので、絵はあくまでも基本的なイメージです。

とはいえ、左に農家を配置し、真ん中に畑。 手前には小川があって、子供たちの姿が見えます。

右には稲塚と柿の木があります。
農家です。 母屋はペーパー製で、壁にはプラスターを塗って土壁の感じを出しました。
屋根はバルサです。

薪が積んでありますが、本物のように小さな枝をカッターで、一つづつ割って積み上げました。

農家の裏は石垣で線路につながっています。
農家の裏は、絵の題名通り畑です。

ネギらしい野菜や、白菜、豆類、そして絵にもある赤い花を植えました。 これがアクセントになるので気に入っています。

大きな木も主題の一つなのでかなり力を入れて作っています。

もちろん洗濯物も作って、風になびいています。
小川と子供達です。

小川には所々に大きな岩があり、蒲も生えています。

子供達のフィギュアは、プライザーの外国製ならともかく、日本の子供はほとんど売っていません。

それでも、なんとか似合いそうな子供達を見つけて配置しました。
農作業をしている人と、稲塚、柿の木です。

小川には小さな橋もあります。
子供達と小川のアップです。
農作物や、雑草などかなり頑張って作っています。
小川の水にも注目。 ほとんどこの角度から写さないと小川は解りません。
小さなガソリンカーが来ました。
後ろには神社もあります。
牛を乗せた貨物列車です。
築堤の草にも注目

草はシルフローとミニネチュア製を主体にノッホやヘキなどヨーロッパ製品が多いです。

これは、良い製品があるから使っているので、今や世界中の品物を買えるので、助かります。
なかなか良い角度でしょう。

立ち****をしているおっさんには目を向けないように!
これは古い機関車と列車だ。
ほとんど明治初期の編成ですが、何故か似合う。
空撮です。
ドローンでしょうか?

草ですが、神社回りの森に生える草と、畑側の日当たりが良い所に生える草と使い分けています。

線路はユニトラックですが、バラスを撒いてユニトラックとは思えないように仕上がりました。
関西線の気動車、キハ*** 

これも似合う。

ここまでの車両はキットを含めて自作です。
どれも走行機構にはかなり力を入れて作ったので、とてもスムーズに走ります。
神社側です。
いい加減に作った小さな神社ですが、これでも雰囲気が出ているはずです。
HNモジュールに持ち込んで、他のモジュールと接続。

赤と赤白の名鉄が走りぬけてゆきました。

HNモジュールは飾りではなく実用のモジュールなのです。
違う回の運転会です。
カンタムのEF58がモーターの音を唸らせて走りぬけて行きました。

以上ですが、このモジュールは大きさが手軽で持ち運びしやすいので、まだまだ運転会に登場するでしょう。

現物を観て下さいね!!



おわり