相尻線 1/87 9mm Hon2 1/2
相尻線、名前の由来は駿遠線が走っていた地方の、相良と川尻から取ったものです。
このレイアウトは駿遠線を解体した後そのストラクチャーを使って小さなレイアウトにまとめたものです。
実はこのレイアウトの記録がほとんど無く、大きさもはっきりしませんが、約35cm×90cmぐらいだったと思います。
この大きさで考えたことは、駅を短いほうの端に持ってくることでした。こうすることで景色が駅ばかりでなく広がった感じがします。そのために駅は急カーブの真ん中にあります。結果的にこのデザインは成功したと考えています。
製作は1986年ごろでしょうか、すでにストラクチャーはあるので台枠さえ作れば簡単です。
レイアウトの横に時計を置いてどれぐらいの時間でレイアウトができるものかの写真を撮った覚えがあります。残念ながら写真が見当たりません。
線路の施設から初めて数時間でできると思ったのですが、たしか2日かかったような気もします。
ですから、ストラクチャーを事前に作るか、完成品を買うかしておくとレイアウトは簡単に作れます。
ということで、写真をお見せします。これも紛失してわずかしか残っていません。全景はTMSからスキャンして取り込んだほどです。
なおこのレイアウトは埃よけに大きなアクリルを曲げてカバーも作ってありました。
なお、このレイアウトがこの後、どういう運命をたどったのかは後ろに書きます。
uplosda2006/2/1
駅に止まっているコッペル。 |
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駅前通りには家が並ぶ。その前は田んぼで水がはってある状態。 火の見やぐらも自作。 バイクも自作。 煙は撮影時に露出中に綿煙をゆすって表現した。 |
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農家では老婆が日向ぼっこ。 |
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軽便列車が来たよ |
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農作業小屋など | |
豚小屋や畑。 わらの柵 |
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タバコ屋にはミニスカートの女性。 | |
アップでコッペル 実はスムーズに走らせるには、足回りのメンテナンスにすごい時間をかけていたのです。 |
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全景 TMSに載った写真です。 駅がカーブの真ん中にあります。 奥も線路がいっぱいまで無くて、農家や庫や水田もあります。 小さなレイアウトでも台枠いっぱいに線路を配置するのは良くないです。 前の写真でもそのことはわかると思います。 そして左には少しSカーブを作って変化を持たしてあります。 なお飾りとしても様になるように、台枠横はオイルステンでマホガ二ー風に仕上げています。 |
では、このレイアウトはどうなったのか。
実は焼却したのです。建物もみんな。見ている前で家も焼けてゆく
今から思えばなんともったいないことをしたのかと悔やんでいますが、当時は、また作ればいいや、と思っていたのでしょう。
車両だけは残っています、でも建物が無いのがずっとつらい。初めに書きました。ストラクチャーがあればレイアウトはすぐに作れる。でもいくら車両があってもレイアウトはできません。
一生懸命に車両を作っていつかは自分のレイアウトで走らせたいと思っている人、本気でレイアウトを作りたいと思うのなら、ストラクチャーを作りなさい、と言いたいです。車両は後からついてきます。