CV値

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upload 2010/5/28

DCCのCV値です。CV値を変えることでいろいろな走行特性などを変えることができます。

ESUのデコーダーについて書きますが、基本的な部分は他メーカーと同じはずです。
ESU独自のものは備考ESUと記入します。


日本訳は私ですので、誤訳があるかもしれません。他の本も参考にして自己責任でお願いします。
なお、間違いがあれば連絡頂ければ幸いです。

車両用デコーダー
CV 名前 説明(訳者による) 範囲 メーカー
初期値
備考
1 機関車番号 機関車のアドレス番号。この番号で機関車を選択する。
機関車購入時は3
1-127 3 -
2 スタート電圧 機関車の最低速度の設定
値が大きいとダッシュする。
1-75 3 -
3 加速率 加速。 値が大きいと加速が悪い。 0-64 8 -
4 減速率 減速。 値が大きいとブレーキの効きが悪い。 0-64 6 -
5 最大速度 機関車の最高速度(最大電圧の設定)。
値が大きいと最高速度が高い。
0-64 64 メーカーによって最高値が異なることあり
6 中間の速度 機関車の中間速度 これをうまく調整することで必要以上にスロットルを上げなくて済み、運転しやすくなる。 0-64 22 -
7 バージョンナンバー LokSoundのバージョン - - -
8 工場番号 この値を08にすることでCV値は工場出荷の初期値になる。 - 151 ESU
13 アナログモード F1-F8 F1からF8について、それぞれをONにすると、アナログ走行でも各ファンクションが働く。 
例えばESUではF1をON(1)を入れればアナログでもシュッシュポポッポと音がでる。
F2の汽笛は発車の時だけ鳴る。
0-255 0 -
function F1 1
function F2 2
function F3 4
function F4 8
functionF5 16
以下略
14 アナログモード F9-F12 F9〜F12について同上 2-255 0
-
29
基本仕様設定 DCCスタンダードで最も複雑なCV値である。。非常に重要である。 これはDCCモードでのみ有効 - 4 -
0 前進方向、ノーマル 0
逆走 1
1 14スピードステップ 0
28または128スピードステップ 2
2 アナログ運転 OFF 0
アナログ運転 ON 4
4 スピードカーブCV2,5,6を使う 0
スピードカーブCV67-96を使う 16
5 ショートアドレスCV1を使う 0
ロングアドレスCV17+18を使う 32
57 サウンドモード1 蒸気機関車のドラフト音の間隔
値を大きくするとドラフトがゆっくりなる。
値を小さくするとドラフトが速くなる
0-125 20 ESU
58 サウンドモード2 蒸気機関車のドラフト音の間隔。 速度に関係している。
値を大きくするとドラフトがゆっくりなる。
値を小さくするとドラフトが速くなる
0-125 115 ESU
63 サウンドの音量 走行音などの音量。 値を下げると小さくなる。
喧しいと思った時には下げましょう。
マスターボリュームなので全ての音量が変化する。
0-64 64 ESU
113
ヘッドライトのコンフィグレーション ヘッドライトのコンフィギュレーション 0-255 15 ESU
項目
連続点灯の明るさ Vol
点滅 1 Vol + 16
点滅 2 Vol + 32
閃光 Vol + 48
2重閃光 Vol + 64
火室 Vol +80
煙発生器 Vol + 96
ヘッドライト ゆっくり点灯 Vol + 112
Mars light Vol + 128
Gyra light Vol + 144
ヘッドライトの役割17  Vol + 160
リヤライトの役割17 Vol + 176
Vol値は明るさ。 0(暗い)〜15(最大)
114 後ろライト(テールライト)のコンフィギュレーション  113と同じなので以下省略。 0-255 15 ESU
121 タイフォン、汽笛の音量 タイフォンや汽笛の音量を変えられます。初期値が64で最大なので、それ以上は上げられない。
CV63 で全体の音量が変わるので、タイフォンの音量もそれに制限されてしまう。
0-64 64 ESU

逐次追加して行く予定です。

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