DD13 色塗り

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upload 2010/7/2

トラムウエイのDD13(1/80)の色を塗り変えました。
トラムウエイの製品は国鉄色と、好きな色に塗れるような無塗装の2種類が売り出されています。

初めから色を塗り替えるつもりで買ったので、無塗装のものが欲しかったのですが、無かったので国鉄色にしました。
模型店の店主が、売ろうと思って、サフェーサーを付けるからこれを塗って、後から好きな色を塗れば簡単だと言うので、サフェーサーがタダにつらされたのです。

でもって、大変な目にあう事になったのであります。

取りあえず買った状態のDD13.
半径356の急カーブも曲がれて、このままで十分使えます。

色もこれで良さそうですが、私には目的があるのです。
ボディーを分解。

これなら色塗りは簡単に出来そうです。
ところが

手すりを外そうと思ったら抜けません。

無理やり引っ張ったらちぎれてしまいました。

何箇所もちぎれているのが解ると思います。
ちぎれた残りが、穴に残っているので、これを抜かないと、新たな手すりを入れることができません。

でも、抜けないからちぎれたので、簡単に抜けるわけがありません。


そこで、ドリルで穴を開け直すのですが、このちぎれを思いっきり短くしないと、ドリルの歯を当てられません。

ちゅうことで、何箇所もこんなちぎれがあるのを、何とかして、穴を開け直して、と言う事で、無塗装を買えばよかったと嘆く事しきりでありました。
まず、サフェーサーを吹きます。
ボディーは黒に
 キャブは赤に
手すりはトラムウエイに注文して、スペアパーツを購入。
高くつきます。
 くそー、模型店の親父の言う事を聞いたばかりに、他の店なら無塗装があったのに、


でもトラムウエイさん、スペアパーツを用意してくれていて助かりました。
とか、言いながら完成。

と、所が、

ポイントで脱線します。

良く良く見ると

ブレーキのレバーが線路より低くなっているじゃあありませんか。

ポイントではこれが線路を横切るので、当然線路に当たって、脱線!

それじゃあ、ニッパーで切ってしまえと荒技開始。

ついでに砂撒き管も短くチョキン
これで、線路より高くなったので、脱線事故を防げたのです。

でも、製品をそのまま走らせたら脱線するような構造ってクレームで、新聞にデカデカとリコールを出さなければいけないのではないでしょうか、なんて事するわけないじゃん。


そして、スノープローも横幅が広すぎて、周りに当たるので、両側をちょん切って、

下面も坂や線路状態が悪ければ、線路にこすって脱線の原因になるので、やすりで短くして、

走行性能を確保したのです。

まったく、模型は飾りじゃないよ!!!


おっと、元々の走りそのものは良いですよ!!
そして、この色を塗った目的は、Namuさんの保津峡モジュールで走らせるためです。

嵯峨野観光鉄道はDD13じゃあなくてDE10だよ、という声が聞こえてきそうですが、

何故DD13なのか、という私なりの深ーい理由があるのです。

理由
 1 DE10は急カーブを曲がりにくい(カトー)。
 2 トラムウエイの製品を試したかった。
 3 DD13が好きだ。


ちゅうこっちゃ
トロッコはBEMOの展望客車を16.5mmに改軌。
そして、プッシュプルで運転できるように簡易運転台と運転士も置きました。


HNモジュールの保津峡
それにしても、このモジュール良くできています。
トラムウエイの製品が欲しかった、というのは、ここは海外の製品を色々扱っていて、それらの作りを知り尽くしているだろうと思ったからです。
でも、海外製品のような割り切り方が無くて、日本の模型だなーを思ったのは、精密にできている点で、そのために走りを害している部分があったことです。
勿論、モーターや伝導機構などはしっかりしていて、ギヤ比もまあ適切で、走りがスムーズな事には満足しています。
でも、この時代、DCCの8ピンぐらい用意しておいて欲しかった。
以前にトラムウエイで購入したPECOのタウルス

 たった、9800円だったけれど、これにもちゃんと8ピンは搭載されています。
だから、トラムウエイの製品にはちゃんと付いていると思ったのだけれど。

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