フィンランド
ヘルシンキからタンペレへ
帰りはハーメリンナに寄りました。
フィンランドはドイツやフランスより遠いように思っていたが、むしろそれらより2時間ぐらい近くて、日本から一番近いヨーロッパである。
たまたま行く機会が出来たが、鉄道目当てではなかった。
行程は、まずヘルシンキに行き一泊後鉄道で2時間ほどのタンペレという町に行く。そこに用事があったので数泊後、ヘルシンキに戻るが、その間農家を訪ねたり、フィンランドの生んだ大作曲家シベリウスの生家を訪ねた。(1997年)
upload 2006/3/5
フィンランドの首都ヘルシンキに近づくと、海が入り組んで沼の上のようだ。 | |
フィンランドといえば、あのムーミンの国で機体にもムーミンの絵があった。 | |
ヘルシンキの市電。なぜか平日の昼からのんびりしている人がたくさんいた。 | |
港に行った。工芸品のような木製のボート。 | |
港にも青空市場があった。 | |
ヘルシンキ駅前。 | |
ヘルシンキ駅 すごく明るい感じがした。良く見ると屋根が無い。明るいはずだ。でも雨が降ったらどうするのだろう。 |
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フィンランドの鉄道はどんな格好をしているのだろうとと思っていたら、こんな形だった。 これはディーゼルカーなのでどこかローカル線にでも行くのだろうか。 線路は広軌なのですごく広い。標準軌ではなくて広軌なのです。 |
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こちらは電気機関車。 写真で気がついたのですけれど、真ん中の線路と両側の線路は何なのでしょうか? |
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通勤電車だろうか。 | |
これも通勤電車。 それにしても屋根が無いのはこんなに広々した感じなのだ。 最近屋根が出来たと聞いた。 |
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食堂車 机と椅子の配置が変わっている。 私の後ろの通路を通って右のドイツ人が話しているテーブルに行くようになっている。 なぜドイツ人と解ったのか? 実は後ろを向いている奥さんが日本人だった。その時は知らなかったけれども、向こうが覚えていて数日後にばったり会った時に話してくれたのでした。。 |
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車窓 森と湖と広い畑が次々に現れる。 |
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タンペレ到着 | |
駅近くの公園に蒸気機関車が置いてあった。 |
タンペレに高い展望塔がある。その上から見ると、森と湖の国ということが良くわかる。 | |
同じく塔の上から。 列車が走っている。 それよりも船の形がかわいらしい。 モデルシップのようだった。 |
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雰囲気がおとぎの国のようだ。 でも正面の建物の1階はマクドナルド |
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金髪の美女と船で島に渡るのです。 でも二人だけじゃないよ。 ある学会のバーベキュー大会なのです。 |
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あった。 フィンランドと言えば湖畔のサウナ。 タンペレについてからずっと探していたのですが、バーベキューの後に湖畔のサウナとは粋な計らい。 一応水着は持参していたが、皆すっぽんぽんなのでつづいて入ると、中は混浴。 女の人もすっぽんポン。 詳しくは川紀行で!! 後ろの人は、サウナから湖に飛び込んだ帰り。 |
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田舎を訪ねるツアーに参加。 タンポポが咲いていて、牛が居て羊も居て、犬や猫も愛想が良くて田舎を満喫。 まるで日本の田舎と同じ感じだった。 猫ちゃんと遊ぶこの子は日本の子ですよ。 裏が大きな湖で、そちらはフィンランドという感じ。そこの家で家庭料理を食べさせてもらった。 ごく普通のものだけれど自然の味で、おいしかった。 |
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タンペレの最後に有名なムーミン博物館の玄関です。 顔を見たら日本語のパンフレットをくれました。 |
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これは駅です。 ハーメリンナ駅。 タンペレからヘルシンキへの帰りに寄りました。 ここは一人旅。 |
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親切なおばさんに案内してもらった、シベリウスの生家。 フィン語がまったく解らないので、道を聞いたおばさんが説明のしようもなく、つれてきてくれたのだった。 感謝! |
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シベリウスが使っていたピアノ。 フィンランデアのCDをかけてもらっている間に、伝記を見た。 昔はこのあたりは見渡す限り荒野だった。雪と氷と、そしてわずかな家と。 そうか、それであんなに雄大な曲が作れたのだ。 結局CDは壊れて鳴らなかった。 |
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近くにある、ハメ城 石つくりで中の壁まで石。 質実剛健という感じ。 広々として実にすばらしい景色だ。 実は水の色は茶色に近いのだが空が写って美しい。 |
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シベリウスの曲といい、こういう雄大なところで育った人は、悪いことなんか考えないのだろうな、と思ったのでした。 |
そして、再び列車に乗りヘルシンキへと向かったのであります。 しかし、このホームには車両番号が表示されていないのです。 だから指定席なのにどこで待って居たらよいのか分からない。 しかも列車は長いし。 その上、切符に車両番号と座席番号があるのだが、フィン語で表示してあるのでどちらが車両番号でどちらが座席番号かも分からなかった。 まいったまいった。 |