駅の配線
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last updale 2017/3/4
1. 駅のギャップ
基本的に駅の線路には、両ギャップを作っておく。
ギャップを繋ぐのは簡単ですから取り敢えず切っておく。
2. 中間駅の配線
中間駅に切り替えスイッチが必要です。これは中間点付きの3接点スイッチです。(中間点が無いスイッチでは列車を止め置き出来ないので必ず中間点付きのスイッチが必要です。)
このスイッチの切り替えで1番線の車両は、A、B、どちらのコントローラーからも運転できます。
こういう運転法をキャブコントロール(キャブコン)と言います。
同様に2番線の列車も同じ回路S2が必要です。
基本的に中間駅はこれだけの配線で良いのです(が、次項のS3が必要です。)。
図が複雑になるので描きませんでしたが、線路が右左2本あるので、S1、S2とも左右の線路用に2回路3接点のスイッチが必要です。 逆転スイッチと同じです。
この回路はポイントの切り替えと1番線、2番線の切り替えが独立しているので、ポイントを切り替えると同時に、S1、S2も操作する必要があります。キャブコンではこういう事になります。
3. 終着駅として使う時の配線。
普通、駅は中間駅だけでなく終着駅としても使用します。
右がつきあたりのこの例では、Bのコントローラーがありません。
右側の線路にはS1,S2をどのように切り替えても電気が流れないので動きません。
そこで、右側の線路に電気を流すためにS3が必要です(下図)。
これも左右の線路用に2回路2接点のスイッチになります。
実例写真です。
キャブ切り替えスイッチと中間駅-終着駅切り替えスイッチがあります。
2つのキャブ切り替えスイッチS1,S2と、上に左右短絡スイッチS3があります。
両横にポイント切り替えスイッチも一緒につけてあります。
このS3がある事で、これをONにすれば終着駅になります。
なお、中間駅に使用している時にS3をONにすると全線を1台のコントローラーで運転する事が出来ます。
この回路では、終着駅でポイントを変えただけでは、各ホームの車両は動きません。キャブ切り替えスイッチS1,S2の操作が必要です。 (中間駅も同様)
3 DCC運転
DCCで運転するには、全線を一つのブロックにする必要があります。
これはすべての駅のS3スイッチをONにすればOKです。