原鉄道模型博物館
upload 2014/3
横浜にある原 信太郎 さんの鉄道模型博物館です。
世界でもトップクラスの1番ゲージのレイアウトです。
25年4月の撮影です。当時は写真撮影禁止だったのですが、たまたま行った日が撮影週間だったので撮影できました。
25年11月から、撮影禁止が解除されて撮影できるようになったと同時に、撮った写真も営利目的で使わない限り、使用可となったので、ホームページに載せる事ができるようになりました。
たくさんの方が行っておられることと思います。
でも、注目点は一人々異なると思いますので、私なりの見学記です。
部屋に入るとこの景色。
1番ゲージの大きなレイアウトだ。
この辺りは薄暗いので少し見ずらい。
この線路の下には池があって、カヌーも浮かんでいるのだが、照明が暗くて見にくい。少し進むと、踏切がある。
この感じは好きだ。
ここから町が始まる。この町の部分が、私がこのレイアウトで一番好きな所だ。 洗濯物が干してあったり 生きた情景があります。
一人ひとりのしぐさを見ているだけで、飽きません。
この辺りは幾ら撮っても撮り足りないほどなのですが、先に進みます。小さな駅があって出発を待つ電車達がいます。
これは、原 信太郎氏の作品。
一番ゲージです。
奥の青い電車は、大阪鉄道(現在の近鉄南大阪線)のデイ1型と思われます。
氏の作品はこの線路でたまに動かす程度のようです。上の電車の駅です。
スクーターがたくさんあります。
ほぼレイアウトの中央に来ました。左に大きな駅がありますが、手前(右)からつながっている駅です。
駅前の通りにはたくさんの車がいます。
なかなか味のある車があちこちにあります。
ホームにはオリエント急行のワゴンリーの客車が止まっていました。
もちろん一番ゲージなので大きいです。駅の入り口です。
中も良く作り込んであって、人がたくさんいて活気があります。夜景です。
雰囲気があってなかなか良いです。
でも写真を撮っているとすぐに暗くなるので、夜にしないで! と思う事があります。 ハンブルグのワンダーランドでも同じでした。
ここにも日本型の車両が置いてありましたが、止まりっぱなしで走っているのはドイツ型ばかり。
時計のある大きな駅の後ろの線路が本線で、そちらの車両は本格的に走りまわっています。
もちろんドイツ型がほとんどです。
というのも、ほとんどがメルクリンの1番ゲージだと思われるからです。
後ろに大きな扇型機関庫があります。やっと明るくなってきた。
V200?ディーゼル機関車の牽引するドイツの急行列車だ。
下に緑の鉄橋がある。ここを通るのはEG3型機関車?の牽く貨物列車。
この鉄橋から右側が、車両を写すには良い場所になる。
海岸が見える。海岸にやって来た貨物列車。
釣り人や海水浴客が居て、微笑ましい情景だ。。
ビキニぐらいいてもいいのにね。
ニースならトップレスもいるのに、ここはお固いところだ。山手でピーという甲高い汽笛!
来た! わたしのお気に入りの編成。
バイエルンの古典機関車(K.Bay.Sts.B., class B VI)の牽くお召し列車だ!
汽笛の音は嘘、DCCじゃないので音はしない。これはルードヴィッヒII世の御料車。 ルードヴィッヒブルーに塗られています。
これのHOサイズが欲しかったのだけれど、高くて買えなかったのだ。 これは一番ゲージなのでかなりするのだろうな。
これで車両の大きさが解ると思うけれど、1番ゲージというのはかなり大きい。
線路幅はLGBと同じだ。
E10の牽く貨物列車と急行列車のすれ違い。
右端から見たところ。
木の柵はあるがガラスなど無いので見やすい。
右端の山からレイアウトの左に向かってロープウエイの索道があるのが見える。さらに右に行くと駅があります。
この曲がったホームの感じが良い。
下の線路にも駅があり、この辺りは格好の撮影場所。
この駅の向こうに、ちらっとBR18が姿を現しました。
サウンドがしていたような気がしましたが、すぐに居なくなったので記憶間違いかもしれません。
島の様な山の回りを小さな編成が走っていました。 中央駅の奥のターンテーブルではこんな派手なロコもいました。
ドイツのどでかいマレー式のタンクロコで、class Gt 2x4/4でしょう。
この辺りの情景も良いのですが、遠くて見にくいのが欠点。
ドイツ型以外にイギリスのマラードもいました。
後ろに隠れているグレーの機関車はきっとマレーですね。
そういえばアメリカのチャレンジャーもいたように思います。
こんな感じでした。
写真にノイズが多いのは暗いためです。 ほとんどの写真は旅行用にしているフジX20で撮影しましたが、特にノイズが多い写真はもっと小形のカメラを使っています。
綺麗な写真を撮りたい方は、CCDが大きくて感度が高く、明るいレンズの付いたカメラを持参されるのが良いと思います。
このレイアウト以外にHOゲージのレイアウトもあってそれなりに良かったのですが、客は少ない。
だから写真を撮りやすかったはずですが、何故か撮っていない。 ちょっともったいない事をしました。多分撮影禁止だったのかも。
それから模型工作の好きな人は、このレイアウトの正面の壁面(客が背中を向けている壁面)の所々に窓があって、工作に関する資料や工具などを展示してあるので、参考までに。
博物館にはたいていミュージアムショップがあって、関連している物を売っているのですが、店は何もありませんでした。 ちょっと残念でした。
そのかわり、博物館の下の1階に天賞堂があります。
ちょっとした物も売っていますので一見する価値があるでしょう。
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