イモンのコッペルを作る

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upload 2020/10


イモンの井笠鉄道のコッペルを作ります。 
新しいものが上です。

2020年11月5日(木)
仕上げ
ナンバーを貼りました

ナンバーはピンセットで飛ばさないように、ドライバーの先に両面手テープを付けて持ち上げて、接着剤でぺたり。 でもテープの幅が広くてナンバーが見えなくて場所を移動したら少し接着剤がはみ出てしまいました。

こちら側には銘板がありますが。


こちら側には銘板無し。 仕方が無いのでこれで良しとします。



取りあえずレイアウト上で写真撮影。 そして、写真を大きくして解ったのが、煙室扉とボイラーに隙間がある。


目ではほとんど気がつかなかったのですが、写真は怖いですね、 この隙間が目立つ。 
ここは接着剤で止めてあるのですが、外して接着し直そうか?


でも、指で押したら奥に入ってこれでOK。 でもね、少し爪で押したので塗装が剥がれたのですが、それも写真で無ければ解らないほど。 タッチアップしました。

この後で、全体をエコーの煤を筆で塗って仕上げました。


軽便はのんびりしていて良いですね。



後ろに本線の列車が見えるけれど、軽便の方が魅力があったりして。



スムーズに走るので運転していて気持ちが良い。

そして、良い写真も沢山撮れました。


イモンのコッペルを作る 完



2020年11月4日(水)
銘板
koppelと書かれた銘板です。

イモンに付いていた銘板が黒なので、赤く塗ります。


磨き出しをしたら、赤が取れて黒に戻ってしまいました。
黒で行くことにします。

これを貼ったら完成です。

慎重に接着剤をちょいと付けて貼ります。

片側は貼れました。

そして、最後に反対側を貼ろうとしたら、ピンセットでつまんでいたので、飛ばしてしまいました。

最後の最後で、パーツを飛ばした!!

部屋中大掃除です、床はもちろん、狭いところや、本に挟まっていないかなど、探しまくります。

飛ばしたときに、さほど力が掛かっていないので、飛ばしたことすら解らなかったのですが、せいぜい下に落ちたぐらいかと思ったのですが、何時間か掛けて探しても見つからない。

諦めです。

銘板が無いと寂しい

片側はこの写真のままです。

そこで、何か貼る物は無いかと探すと

エッチングキットのナンバーが見つかりました。
これは40年以上前に買ったのでしょうか、 糸魚川のポプラの木の、糸魚川のコッペルみたいな蒸気機関車のエッチング板です。

キットと言えるような代物では無いし、足回りなど一切無い。 
だから作らないで、真鍮板として利用した残りです。

ここから、ナンバーを切り出します。

何とか切り出して


黒く墨入れをして、磨きだして、これを貼ったら完成です。


つづく



2020年11月3日(火)
重り固定
重りの固定です

ボイラー下から上回り固定ネジを入れたところです。
タングステンの重りが長くてねじが当ります。

タングステンなのでヤスリも効かないし、まして切るなど無理、無理、無理。
そこで重りをできるだけ上部、すなわち煙突近くに固定することに。。



ドームや砂箱から飛び出している位置決め用のぼっちも出来るだけ削って、重りには紙を巻いて、それらと当る所のクッションにして、まわりから接着剤を付けた木の棒を何本も入れて固定。 この棒は1mm程の太さです。


タングステンさんが固定されずっしり重たくなりました。


煙室扉を接着剤で取り付け、ほぼ上回り完成で、後は銘板貼りです。

つづく


2020年11月2日(月)
集電
下回りを組み立てました。

これでテスト走行。

あれっ、 走らない。 ショートしている!


集電バネが台枠や車輪のギアに当るようだ。

この写真は集電ピンを外から押すと、すなわち車輪が押すことに相当するのだが、バネが内側に来て、車輪のギアに当るのだろう。 バネの位置を下にしなければ。

リターンクランクを半田付けした後なので、車輪を完全には外せない。
タダでさえ狭い台枠の間を見るのだけでも苦労。

この状態のままピンセットで前後の集電バネを色々曲げ直して、このままでテスターを当ててもショートするので、車輪を付けてテスターでショートを確認。

ショートしなくなるまで調整して、


走った〜  ほっ



グリスをべっとり塗りました。

これで走らせると、急に静かになりました。 グリスの効果は大きい。

走りが静かでスムーズなこと、これもびっくり。 正方向も逆方向もスムーズ。 ロッドの引っかかりなど無し。

これは嬉しい。 ここまでスムーズに走るとは思わなかった。

次はボイラーに重りを入れます。

重りはタングステンの丸棒です。
重量は18g  重いのですがはたして鉛より重いのか?

タングステンの原子番号は74、 鉛は82
あれ、鉛の方が重いのでは無いだろうか?

比重は、タングステン19.3、 鉛11.30〜11.36
やっぱりタングステンの方が重い、密度が違うのでしょう。

同じ体積なら、タングステンは鉛より1.7倍重い。
ということで、イモンがタングステンを使っているのは正解。

さて、この丸棒をボイラーに入れてどうやって固定するのか何の説明も無い。
頭の使いどころだ。

つづく


2020年11月1日(日)
バルブギア
いよいよ本組みです。

絶縁ブッシュを押し込みましたが、塗装のためかかなりきつくて中の穴が少しひしゃげたようで、集電の真鍮線の動きが悪い。。


そこで、0.4mmのドリルでさらって、集電シューの動きがスムーズになるようにしました。


これです。 この動きが軽く動くようにしました・


ブラシを押すバネの基板を取り付けて



前後の動輪の位相が合うように気を使いながらギヤと動輪を入れて、



クロスヘッドなどを付けた後に、リターンクランクの取り付け。
リターンクランクの角度がよく分からないけれど、このぐらいで良いか。

半田付けです。 イモンの半田のチップを載せて、これって1mm以下の大きさです


大きな鏝で一瞬にして半田付け終了。 
この後半田を削りました。

これで走行が出来る筈です。


つづく


2020年10月31日(土)
塗装
色を塗ります

洗浄した後に下塗りとしてメタルプライマーを吹きました。



下回りはトップコートを使うことに。


下回りの色を確かめて、上回りもトップコートで塗ることに。



マスキングをして


下回りに筆で赤を塗ります。



赤塗り完了。
写真にあるように井笠のコッペルは下回りが赤です。

もっとも、コッペルはドイツの機関車で、下回りが赤なのはごく当たり前ですが。


塗り終わった下回りですが、台枠内側のギヤが入る部分にも塗料が付いているので、軸受け回りの色を剥がしました。 結構面倒で、マスキングしようとは思っていたのですが、忘れて塗装してしまったのでした。


いよいよ本組みです

つづく


2020年10月30日(金)
連結器
連結器は朝顔が入っていましたが、実用上の理由でケーディーに換えます。

ケーディは手に入らなかったので、カトーのこれが同等品かと思って組み立てました(MICRO TRAIN製)。 まあ、細かい作業ったらありゃあしない。 N用のカプラーなので小さい、バネなんか見えないほどの大きさだ。



しかし横幅が広すぎてコッペルの台枠に入りません。 ちなみにこの材質はプラの接着剤では付かないので、半田ごてで溶かして固定しています。 そのために溶けた跡が見えます。

木に真鍮棒が差してあります。 これが私が作ったカプラー組み立て治具。



そこで、以前に作った軽便客車の連結器を外して流用することにしました。

これは幅が狭いのですが、すんなりコッペルに治まらずに、コッペルのカプラー受けをかなりヤスリで削って、何とか入ったのですが、


外すときに力を入れすぎて割れてばらばらに壊れてしまいました。



客車の方は先程作ったカトーのカプラーを付けて修復しました。

仕方が無いので、さかつうの通販で、MICRO TRAINSの違う形式のカプラーを見つけて、ケーディーと同じ番号が付いていたので、合うかどうか解らないけれど購入。


ついでにフィギュアも購入。 通販で送料がかかると一品だけではもったいないのでついつい他のものも買ってしまうのです。



これを組み立てて、まあ、細かい作業ったらありゃあしない。 さっきも書いたな。

多分先程の客車のものと同じだと思われるが、今度は壊さないように、カプラー受けを十分に広げて


取り付けねじ穴が1.2mmなので1.4mmに広げます。 多分このサイズが限界でしょう。



カプラー取り付け終了。


この時点で残りのパーツはロッド類ととモーターだけになりました。

いよいよ塗装に入ります。


つづく



2020年10月29日(木)
パイピング


壊れた部品の交換パーツが届きました。 ついでに半田の粒も買いました・


壊れた部品の根元が残っています。


これを外して、この場合は半田鏝が届いたので簡単に外れましたが、


パーツを取り付ける時には鏝先が届かない。



そこで、低温半田の登場です。


低温半田なの配線用の細い半田ごてでも綺麗に延びて半田付け出来ました・


このバルブからキャブへの配管です。 砂撒き管が邪魔で、変に曲げましたが、組み立て見本では砂撒き管に当らないので、少し形が違う。

でも、このバルブは一体何だろう?
多分給水管と給水バルブだと思うのですが、運転室内に置けないのでこちらに置いたのだろうか?



反対側です。 こちらも四角いドームにあるパーツを何とか避けて配管。

ところで、この四角いドームは何なんだろう?
砂撒き管が出ているので、砂箱の筈だと思うのだけれど、加減弁レバーらしきものが出て、キャブに入っている。

加減弁は丸いドームに行くはずだと思ってしまいます。 だって、蒸気を溜めるのは丸いドームでそこに蒸気取り入れ口があって加減弁があると思うのです。

そう言えば、四角いドームが砂箱なら、上の丸いものは安全弁じゃ無いのか?
丸いドームの上が安全弁か?

などなど考えてしまいますが、本当のところ、こんな事は何も知らなくても図と完成見本の写真通りに作れば出来てしまうのです。

だって模型はモーターで動くので、パイピングなど間違っていても動く。 
ただ、知っている人から見ると奇妙で、馬鹿にされるかも知れないですけれど。


つづく



2020年10月28日(水)
バルブギア
走りがもう一つなので、微調整を

車輪とロッドの間に入れるワッシャー。  ニッパーで切り落とした跡が残っているのでヤスリで仕上げます。


丸くなりました。



クロスヘッドやモーションプレートなどを付けました。 リターンクランクやモーションプレートを付けるネジはもの凄く細い。 これらもイモンの専用のボックスレンチが要ります。 合計三種類のボックスレンチが要ります。

大苦労してロッド類を組み立てたのだけれど、どこかに当っているのか動きが悪い。
リターンクランクはロッドピンに半田付けしなければならないので、この時点では差し込んでいるだけですぐに外れます。



取りあえず、シリンダーに付いているスライドバーを#1500のサンドペーパーで滑らかに仕上げます。 角も少し面取りをしました。


クロスヘッドが滑らかに動く事を確認。


ドライバーで指しているところの関節のかしめが硬い。 反対側も同じ様にここが硬い。 ペンチなどで変に触ってかしめが外れたら嫌なので、手で動かして馴染ませるのだが、余り柔らかくならない。

ロッドやバルブギア全体は塗装後にちゃんと調整しなければならないので、今は組み立て練習と思って、この辺りで止めてまた分解しました。


つづく

2020年10月27日(火)
ロッドの仮組み
壊れたパーツは修理のしようが無いので、イモンに問い合わせると、工場に連絡してあれば取り寄せ可能とのことで、イモンに品物が来たら連絡するので普通の通販と同じ方法で申し込んで下さいとのこと。 一安心。

数日待つ間に


ロッドの組み立て


動輪とロッドの間に入れるワッシャです。 繋がって出来ているので切り離しますが、紛失しないようにコードを通して。 なにせ小さなワッシャなのです。


無くさないように切り離せましたが、コードから抜く時に飛び跳ねさせて無くしそう。


ワッシャの上にロッドを置くのが滑って難しい。
編み出した方法が、ロッド穴に真鍮線を差し込んで、ワッシャを入れて上からロッドを入れる方法。


ロッドを入れました。 ここまではスムーズに出来たのですが、真鍮線を抜いてロッドピン(ネジ)を入れなければならない。


真鍮線を抜くとロッドとワッシャが落ちてくるのでテープで仮止め。



前輪のロッドピンは六角頭でイモンの専用ボックスレンチを使って締めます。


こんな感じで締めます。 


前輪はこれでできました。


後輪のロッドピンはメインロッドとリターンクランクが付くために、形が違う。
六角になっていないのでボックスレンチが使えない。

手で試したが指では、こんなに小さなピンをとても締められない。


そこで考えたのがピンバイスの使用。 これにロッドピンを付けて締めましたが、ピンバイスにくわえているのはリターンクランクが付くごく細くて短い部分。


何とか出来て、同様に反対側にもロッドを付けて



動かしましたが動きません
前輪と後輪の位相が違うのかも、 分解してギヤ位置を変えたりして


何度か組み立て直して動くようになりました。
ロッド無しなら簡単に動いたのですが、ロッドが付くと難しい。

このあと、クロスヘッドなどバルブギアを付けると動くかどうか心配です。

つづく


2020年10月25日(日)
ハンドレール

この時点まで来て、パイピングの詳細が図面だけでは分からないので、ネットから写真を探してプリントして参考にすることに。

いやはや、半田など全く見えない、綺麗に組み上げることができる物だと感心する事しきり。

ハンドレールを付けるのに、キャブに近い方の処理が解らない

TMSの製品の紹介の写真ではハンドレールがキャブの中に入っているようだ。


この辺りにハンドレールを入れる穴が欲しい。
でも、これだけ組み上がっているし、位置決めもポンチも打てない。

ボイラー側に開けるとハンドレールの長さの調整が難しい。



ということで、大苦労して穴を開けました。 0.4mmのドリルを思いっきり長く出しての作業で、刃が折れないように細心の注意を払って開けましたが、果たして位置はここで良いかどうか?



ハンドレールは0.3mmの真鍮線です。 前方はハンドレールの部では無く真鍮線を曲げただけです。 ですからボイラーから浮かすために厚紙を挟んで半田付け。
キャブ側に開けた穴もハンドレールが水平になっているようで、良い位置に開けたようで一安心。



ドームの後ろにあるバルブらしきものに配管しようとしました。
よく見ると、このパーツの取り付け方が前後反対。

今まで気がつかなかった。
半田をはずそうとしたけれど、後ろに四角いドームがあり半田ごての先がこのパーツの根元に届かない。

いくらか温めて、このパーツをひねると少し動く。 半田が外れてきたと思って、さらに引っ張ったりしている内に


なんと、千切れてしまった。 繋ぐことなど出来はしない。
どうしよう!!

一番簡単な解決方法は、このパーツは無かったことにして無視して工作を進める事だけれど。

つづく


2020年10月24日(土)
ケサゲなど


蒸気、排気管らしきものを付けました。 



こちら側は少し傾いて付いてしまいました。 蒸気、排気管はちゃんとシリンダに合っているので、蒸気が通って走るはずだと、これで良いことに。



マッハのケサゲです。 細い鋼線の束で出来ていますが、先がぐにゃぐにゃ曲がって使えなくて、切って揃えるにもニッパーでは歯が立たなくてあまり出番が無かったのです。

でも、まいどさんが、金切はさみで無理矢理切れば切れると教えてくれて、綺麗に先を揃えて切ることが出来ました。

これを使って半田の後を処理します。

この辺りも


綺麗になりました。

半田付けですが、半田の後がこんもり成っているのでケサゲで削りますが、接合面ギリギリまで半田を削って綺麗にしょうとまでは思いません。

それは強度の問題です。

Oゲージの人の製作ブログに、半田の後が削れていなくて汚いじゃないかという書き込みがありました。 それに対して作者は、半田を削りすぎると強度が足りなくなって、後日剥がれたり壊れたりする。 半田の後は色を塗れば解らなくなる。 何も解らないくせに見かけだけ綺麗にするようなことを言うな。 と強い言葉で反論していました。

これが頭にあって、ある程度の半田の盛り上がりはあった方が良いと思っています。 手すりの裏など半田を削りすぎてポロッと取れた経験もあります。




安全弁です。 ロストワックスの穴に入らなかったので、僅かに穴を広げて


安全弁が付きました。 これは下からネジ止めなので、本番は塗装後に付けることにしよう。

かなり出来てきて、いよいよパイピングです。

つづく





2020年10月23日(金)
運転室


妻板です。 半田がべっとり、ということは、一度付けた床板へのL型の取り付け金具の位置が悪く、外してやり直すところです。

キャブの床板との関係が少し難しい。


無事妻板がついてキャブの箱が出来ました。 ねじ穴がある床板取り付けL型金具も付いています。 床板がキャブの側板に隠れて、妻板は床板の上に乗る程度に少しずらして妻板とL型を付けています。

この辺りの工作は下回りを付けて高さを見ながら行いました。


今度は水槽の上に手すりを付けます。 穴は開いています。



0.3mmの真鍮線をコ型に曲げて、手すりを作りました。
手すりの高さを確保するために、アルミ板でスペーサーを作って工作。



裏からの半田付けですが、半田ごての先が届かない。
半田がごてごてになると、右に見えるウエイトを水槽の内側に入れるので、半田の山に当たり入らなくなる。




持っている半田ごてです。

狭い場所の工作にL型に曲がった鏝先が良いかも知れない。 


カツミの半田ごてですが、鏝先を換えるのに結構分解しなければ成りませんでした。

何とか手すりを付けて、ごてごてに成ってしまった半田を削って手すりがつきました。 こんなものでも苦戦でした。


側面の手すりを作るために、手すり曲げ治具を自作しました。
これで手すりを曲げて


側面の手すりが付きました。 これも裏からの半田付けに色々な鏝を使い分けて苦労です。


後ろにアングルを付けました。 この位置はエッチングで凸になっているので解るのですが、その上に細いアングルを乗せて固定して半田付けは大苦戦。

位置がずれて傾くのです。

エッチングを凹にしておいて欲しかったぐらいです。


水槽の裏にソフトメタルの補重を接着してキャブ完成。

キャブ本体よりも手すりや小物を付けるので苦労したのでした。

そうそう、屋根板は汽笛などがあるので最後の最後に付けます。



残りのパーツはあと僅かになってきました。


つづく


2020年10月22日(木)
キャブ
ボイラーが出来てきたのでキャブです。


キャブ前面にボイラーの端になる丸いパーツを付けました。
その前に、水槽上部の給水口も付けました。

この辺りも、付ける順番をどうするか? と悩みながら、、、


キャブ本体を組みますが、これをゆがみ無く半田付けするにはどうしたら良いだろう?  構造的に特に仕組みがあるわけでは無く、ちょっと困った。


治具を作りました。 板に犬釘2本打っただけの治具。
ここにパーツを押し当てて半田付けしようというもくろみ。



半田付け完了、 まあ何とかなるものですね。


何とか形が出来てきました。


つづく
2020年10月21日(水)
煙室扉
煙室扉です

ロストワックスで出来た煙室扉に、ハンドルを付けて、手すりの穴をドリルで開けています。



手すりを裏から半田付け。 真っ黒になっていますが、ペーストをいさみやのステンレス用を薄めて使った結果です。

いさみやのステンレス用は、どろどろでかなり粘度が高い。 これをそのままで使うと、もの凄い煙と臭いで、これは死ぬ!と思うほど。

そこで、水で薄めましたが、容器が暖かくなってきた。水と反応して化学変化を起こしているようです。 その薄めたもので半田付けしてもやはり「煙と臭いがかなり出て、鏝の当て方が悪いと、真っ黒になる。

今までは日曜大工店で買ったステンレス用(さらさら)を2倍ぐらいに薄めて使っていたのでしたが、それが無くなったため、いさみやの買い置きを出したのでしたが、その使い方がよく分からなかったために、苦戦したので、あらためて日曜大工店でステンレス用を買いに走ることに。

ステンレス用でも、鏝の当て方で半田が溶ける前にフラックスを蒸発させると真っ黒になり掃除してからで無いと半田が延びません。



ボイラーです。この上に煙突などを付けて行きますが、上回りの説明書は一切無い。 図解のみだから付ける順番は自分で考えなければ成りません。


煙突はネジ止めですが、雌の板が煙突座金のぼっちに当るので、凹型に削ってから取り付け。


色々付いてきました。 でも、この中で大失敗があるのですが、それに気がついたのはずいぶん後日です。

ところで


パーツ図です。

そして

使ったパーツを白く消していって居るのです。
後どれぐらい作業があるかの目安です。



かなり白い部分が増えて、残りのパーツが少なくなってきました。


つづく

2020年10月20日(火)
集電機構
集電子を付けます。

集電機構です。 リン青銅のバネが付いた基板と、車輪を擦る1mmぐらいの細いピン、それに台枠との絶縁をするプラスティックのブッシュです。


黒い絶縁ブッシュの中に小さなピンが見えます。 これが車輪の裏側を擦り集電します。 プラスティックのブッシュを付けるために、半田付けの熱で溶けないように台枠の半田付けがすべて完了してからこの作業に入りました。



台枠の内側にリン青銅の基板を入れましたが、狭くて苦戦。
この状態では、リン青銅が台枠内側に当っているので、絶対にショートするはず。


車輪を付けてモーターを付けて


走らせるとショートせずに走るんです。 ギヤが少しぎくしゃくしていますが、取りあえずロッド無しの状態で走るところまで来ました。

車輪が集電のピンを押して、内側のリン青銅を押すので、リン青銅が台枠から離れてショートしないのです。 でも、とても微妙なところです。

さて、下回りは取りあえずこのままで、上回りの工作に入ります。


つづく

2020年10月19日(月)
台枠とブレーキシュー

台枠の前後にスカートを付けた後、代枠内側に、集電ブラシの基板を付けるタップ穴が付いた板を半田付けします。

ところが台枠間が狭くて細い半田ごてしか入らなくて、熱量不足で大苦戦。半田も流れていません。 しかも、基板の取り付け穴に合わせた間隔で付けなければならずに、ほどんど、泣きの状態です。

他の人はどうしているかと調べたら、片側の台枠を付けた時点でこの集電子取り付け穴の板を半田付けするのが正解のようです。 そんなこと思いもしなかった。 シリンダー取り付け板も同様に先に付けるのでしょう。


ダミーの板バネや、モーションプレート取り付け部などを付けて、


次はブレーキシューの取り付けですが、取り付け穴が半田で埋まっているので、ドリルでさらって開け直して、


一旦車輪をはめて、ブレーキシューの位置を決めて半田付けするのですが、半田ごての先がブレーキシューの根元に届かない。 細い小手では熱量が足りないし。 それなりに苦労して付けて回りは半田が廻ってごてごて、

それをケサゲで削るのですが、まるで歯医者さんが歯石を取っているようだ。


こちらに至ってはもっと半田ごてが届かない。 一点での支持なのでしっかり付けないとポロッと取れそうだし。



ブレーキシューが4個ともつきました。 やれやれ


つづく
2020年10月18日(日)
コッペル 3

車軸が入りにくいので、軸穴を油目やすりで修正します。 荒く見えるけれどこれでも油目です。


凄く気を使って軸穴を修正した後、ギヤを入れます。



軸押さえ板を付けて、これで車輪が軽く転がれば良いのですが、力を入れて押さなければ回転しない。

押え板の裏側の車輪に当るところを削ったり、色々調整して、まあまあ軽く動くようになりましたが、削りすぎてギヤや車軸の遊びが増えるのが嫌で、ぎりぎりの所で止めています。 最終的にはロッドを付けてからの調整にします。


次に、シリンダー固定用のタップ穴がある板を半田付けしますが、台枠の間隔が狭くて半田ごてが入らない。



細いこてだと入るのですが、品物に先が当ったとたんに鏝先の温度が下がり半田が溶けない。  この半田ごては480度の最高温度に設定してあるのですが、先が細くて熱容量が少ないためか真鍮板に熱を奪われて、一瞬にして鏝先の温度が下がるのです。

これで頑張って、こてを当てていると段々暖まって半田が溶けてくるのですが、台枠や床板にも熱が廻って、折角付けた台枠が外れそうになってきました。
あわてて、台枠を半田付けし直したりして、大苦労。


シリンダーに固定金具を半田付けしています。 こういうものは大きな鏝が使えるので一瞬にして半田付け出来ます。



シリンダーをネジで取り付けました、が、ネジが良く締まらない。 シリンダーはがたがた動く。


シリンダー取り付けのねじ穴の位置と床板の穴の位置がほんの少し、0.4mmほどずれているのでネジが締まらないようだ。


そこで、大苦労して半田付けしたシリンダ留め穴のある板を剥がしてやり直しです。 剥がすのも大苦労。


かくして、シリンダーがきっちり付くようになりました。
ちなみに、このねじ穴と床板が少し干渉があるようなので、1.4mmのタップを通して確実にネジが入るようにしています。


2020年10月17日(土)
コッペル 2
コッペル

台枠を床板に半田付け。 立体になると出来てきた気がする。


しかし、よく見ると傾いている様な気がする。
せっかく出来たのだけれど、大事なところなので、これも分解してやり直すことに。


まだ分解する前、解りにくいけれど、少し傾いている。



分解、床板を外してやり直し。



今度はゆがみ無く組み立てられた。 キャブの床板も付けて一段落。
2020年10月16日
コッペル


もう、車両作りはしないと誓ったのですが、イモンの井笠鉄道のコッペルのキットを買ってしまいました。 理由は簡単です。 イモンの車両が欲しかったけれど完成品は高くて買えない。 これが一番安い品物のようだったから。



イモンのホームページで見た部品です。
細かい部品が沢山ある。 こんなもの作れるのだろうか???



パーツは番号が付いた袋に入っています。 6番の袋が無い。 9は漢字の九と書いてあるので、六も作っておけば良かったはずで、思わず入れ忘れかと思ったが、はじめから6は無いとのこと。

それにしても細かい部品ばかりだ。


説明書に沿って、台枠にギヤが入るUの板を半田付けする。

なお、説明書は図面と文章だが、文章は下回りのみで上回りの説明は全くない。 だから、作る順序は自分で考えなければならない。 上級者用とのことなので、私にはきついかも。


左右できました。 と思ったのだけれど、片側が0.5mmほどずれているように見えます。


ほんの少しのズレだけれど、この部分はギヤに関係するので走りが悪くなる心配があり、半田を剥がしてやり直すことに。



初めからやり直しという厳しい事態になりました。