ESU LokProgrammerで何ができるのか |
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LokProgrammerは ESU社のDCCデコーダーのためのCV値やサウンドデータを編集するコンピュータプログラムと、コンピュータとデコーダー(機関車)つなぐインターフェイスから成り立っています。 価格は2万円たらずです。 2 用語 ここでつかう用語です。 サウンドプロジェクト:音やCV値などが入ったファイル。ESUのホームページに色々な機関車のサウンドファイルがあり、ダウンロードできる。その時CV値は工場出荷の状態の値が入っている(CV1機関車番号は03)。 サウンドフラグメント:音の最低限の単位のデータ。サウンドプロジェクトはこの組み合わせで成り立っている。 xxxx.wav の形式である。 機関車に積み込むLokSoundデコーダーにはCV値と音のファイルが入っている。 LokProgrammerを理解するには、やはりCV値についてある程度の理解が必要です。できればESUのLokSoundデコーダーのCV値は知っている方が良いです。 LokProgrammerでは基本的にCV値関係とサウンド編集部分に分かれている。 CV値は機関車からLokProgrammerに読み込んだり、この逆に機関車に書きだしたりできる。LokProgrammerでCV値を変更することは容易にできる。 音に関しては機関車から読み出すことはできない。すなわち機関車に入っている音は編集できない。 機関車に音を入れるためには、ESUのホームページから音のファイル(サウンドプロジェクト)をダウンロードしたものが主で、ほかに自分で録音した音などもファイルフォーマットを他のソフトでxxxx.wavに揃えれば使う事が出来る。 ダウンロードした音は、LokProgrammerでそのまま機関車に入れられる。 この時に、汽笛の音を大きくしたり、不要な音を消したり編集することができる。また、さらに他の機関車のサウンドプロジェクトからの音を足したりして自分好みに編集して機関車に入れられる。これらのサウンドプロジェクトはハードディスクにセーブできるので、何度でも編集し直したり機関車に入れ直したりできる。 ただし、機関車へは上書きになるので、元の音は消えてしまうので要注意。 蒸気機関車の音が入ったデコーダーにジーゼルカーなどの音も入れられる。 4 走行テスト Vertual Fuhrestand の Decoder test(簡易運転台)の機能で行なう。 また、バック運転ができない。 これはあくまでもデコーダーに入っているデータ(CV値、音)のテストなので、サウンドを色々編集している時に、その音を聞こうと思っても聞けない。機関車にサウンドプロジェクトを送った後にしか聞けない。 5 サウンドフラグメント 編集時にサウンドフラグメントの音を聞く事が出来る。 例えばシューという音とか、汽笛の音などの部分的な音。 編集はこのサウンドフラグメントの音を聞きながら、停止時に必要な音とか、加速時の音などの箱に、サウンドフラグメントを入れてゆく形で行う。 また、ファンクションボタンで鳴らす音も自分で設定できる。車掌の笛を入れたり、何番のファンクションを押せば汽笛が鳴るかの設定も出来る。 時々勝手に鳴る音(ランダムサウンド)、例えばコンプレッサーの音や、石炭スコップの音などもランダムに設定できる。 しかし前述のように編集し終わった時に全体の音を聞くのは、デコーダーに転送した後にデコーダーから鳴る音(すなわち、走行テスト)でしか聞くことはできない。 6 編集の具体的な方法 8 おわりに 何ができて、何ができないのか分からないと買うべきかどうか判断できないと思いますので、取りあえず書いてみました。 自分好みの音の機関車が出来る。これは魅力的です。 蒸気機関車から、ドーレミファソラシドー のインバーターの音が、 ハッハッハ 取りあえず以上
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