美山線

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 美山町は京都の北、美しい茅葺屋根と自然が残っている地区で、たくさんの写真集や絵画集も出版されています。
 鉄道はありませんがレイアウトにはもってこいの景色なので、以前から作りたいと何度も写真を撮りに通いました。
 そして第二次ウエルテン鉄道を美山町に変えました。(16番ゲージ)

 メインは茅葺農家です。一軒はべんがら塀の庄屋?、もう一軒は屋根を葺き替えている家です。

 線路配置は外周を部屋いっぱいのエンドレスにして、20m級が走れるようにしました。ただし最小カーブ半径は356です。 このために、部屋にあった本箱に穴を開けて線路を施設しています。ですから一部景色の無い部分があります。
 しかし、レイアウト本体の線路はほとんど触っていません。 しかし一部築堤の部分をゆるいカーブにして見せ場にしてあります。
 

upload 2006/2/10


写真を撮り回っている時に葺き替えに遭遇した。
絶対に作ろうと思った。


茅は筆の毛を使った。
お地蔵さん。
農家で日向ぼっこをする人。



すべて作りたかった題材です。
ヤギは鉄腕ダッシュの八木橋君です。
美山じゃない?


道から農家にゆるく下がる小道がある。

すこし高低差をつけて山すその村を表現した。
畑で一服をする人
立ち話をする人。

その横を混合列車がゆっくり走ってゆく
畑と貨車

レンゲ畠
親子と牛の会話

後ろには庄屋風の家。
美山の家はどこでもきれい飾っていて、見ていて気持ちが良かった。
北山杉。

これを表現しないと美山にはならないので、がんばって作った。

垂直に植えるのが大変。

「山に杉を植林してねー」

どんな金持ちかと思われますね。
見せ場にしたゆるいカーブ。

これも前後に急カーブ(R360)を使ったからこそ実現できた。
囲炉裏の前におじいさんが居るのが見えますか。

運転台から良く見える場所なので、中も作りこんでいます。
石橋を渡る自転車。

後ろのアーチはウエルテン王国鉄道の名残。
築堤には菜の花らしきものが植わっている。

黄色はけっこうアクセントになるので気に入っている。
ここからは駅付近です。
 こちらは、次のレイアウトの計画が進み始めていて、すぐに取り壊しが決まっているので手抜き工事で製作してしまいました。

 駅舎はパソコンで製図して、窓はくり抜いてありません。
 シーナリーも細かいところまで仕上げていません。
手抜きでどれぐらい見られる作品になるかのテストです。
駅前広場

駅舎は前述のように窓をくり抜いてありませんが、窓には空の写真をプリントしてあり雲や木の枝なども写っているのでそれなりに見られます。

バス車庫と日通事務所は駿遠線の残り。

よろづやはエコーモデルのキット
神社は近くの神社を参考に自作。鳥居も自作。
ヤード風景

後ろに見える信号機がバイエルンなのはご愛嬌。
このレイアウトでキハ58は大きすぎて全線は走れません。
駅舎
プリントで作ったとはいえそれなりに手間はかかっています。
外周はこの長さの車両も走れるように、線路も変えました。

美山から餘部鉄橋に向かう「まつかぜ」

そんな路線は無い!!

そこがレイアウトの良いところです。
農家の作り方はテクニックにアップしましたので、そちらも見て下さい。
 おわり
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