阪急380の制作
upload 2020/2
阪急 380 型の製作 |
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いこまのキットです。 以前に書いたかも知れませんが、八条口模型の閉店前に大将の顔を見に行った時に買ったキットです。 在庫整理で安くしてくれたのですが、台車やその他のパーツの方が遙かに高く付きました。 製作をしなければ、いや、すでに製作を始めているのですが、少し心に決めていることが、、 それは、これで車両製作は最後にしたい。 今後は完成品を買うのに専念しよう、と言う事です。 作るのには手間が掛かるし、完成品はとても良くできていて走りもしっかりしている。 何故、キットを組み立てなければならないのか? と言うことを最近思い始めたのでは無くて、ずっと前から思って居ることではありますが、取りあえず、ぼちぼち製作します。 まず始めにやったのが、窓桟に手すりを付ける穴があります。 手すりは付けないつもりですので、 パテで穴埋めをしました。 もちろん余分なパテを削って仕上げます ボディー補強の角棒を切って、 ボディーに角棒を貼って重りを載せています。 ボディーの補強完成。 いよいよ組み立てます。 天井を貼って押さえています。 天井はボディーの補強になります。 顔を貼りました。 テープで押さえています。 なんとなくボディーの形が出来てきました。 次は屋根板です。 かなり大きいので切ったり削ったりしなければ成りません。 電車の製作は かんなで横幅を詰めます。 型紙に合わせて屋根のRを削ってゆき 前後も長さを合わせて切って、Rを付けて行きます。 型紙の端っこが前後のRの型紙。 あーめんどくさい。 ある程度削れたのでボディーに接着しました。 これから、正確に? 形を整えます。 電車 今から屋根板を剥って仕上げるために、細い窓桟を保護します。 裏からプラバンを当てて、表にマスキングテープを貼りました。 先頭部分、まだ荒削りのままです。 仕上がった先頭部分。 木が柔らかくて木目もすなおなので削りやすい 型紙を合わせながらサンドペーパーなどで削ったのですが、本物の写真を見ながらの方が大事。 見た目が大事と言う事、 サフェーサーを吹きました。 まだ下塗りの下塗りです。 ここからまたサンドペーパーをかけます。 エコーのヘッドライトです。 これにLEDを入れて点灯式にします。 そのためには、中に見える電球らしきものが邪魔。 ドリルでさらいますが、飛び出しているのと柔らかいので、やりづらい。 ドレメルの先に綿棒を付けて、中の反射板を磨きます。 中がピカピカになりました。 LEDを入れるのであまり関係は無いのですが、むしろ点灯させないままの人にお勧めです。 LEDのコードを通す穴を開けて、一旦ここでヘッドライトは一段落。 真鍮板で床板を作ります。 横幅ぴったりサイズの真鍮板を買ったと思ったのですが、この電車の横幅は狭くて収まりません。 切らなければ。 長手方向に切るのは気が重かったのですが、これをしないと工作が先に進まない。 頑張って糸鋸で幅を狭く切りました。 なんとか、床板の切断終了。 ボディーに収まるようになりました。 走り装置です。 台車の軸距距離が36mmだとばかり思って、パワートラックも36mmを用意していたら、34.5mm、慌てて、手持ちのジャンクを探すと、かなり古い天賞堂、花園のパワートラックがありました。 これを使うことに まずは台車枠を取り付けますが、日光の台車枠に合わない。 そこで台車枠取り付け金具を製作。 これは製作途中です。 台車枠が付くようになったら いつものように車輪のバックゲージを狭めています。 脱線対策です。 0.3mmほどバックゲージを狭くして14.2mmにします。 車輪の裏をドリルでさらってテーパーにするだけ。 手前が狭くした方。 ほんの僅か狭くなっています。 これを非動力側も合わせて4輪ともします。 完成した動力台車。 なのですが、実はほんの少しバックゲージを狭くしただけなのに、モーターのブロックが入らない。 ギリギリのサイズで作ってあったのです。 そこで、車輪が入るようにモーターのブロックの幅をヤスリで削って狭めています。 その時に、集電ブラシを一本ちぎってしまいました。 写真の左手前のブラシが千切れているのが分かるでしょうか。 これで集電が悪くなりますが、非動力側の台車からの集電に期待を寄せるしかありません。 大失敗でした。 ともあれ、これで動きましたので、一応、オーライです。 床板の工作 真鍮板の床板に、パワートラックを付ける穴を開けました。 取りあえず台車を仮付 上はこんな感じ・ ボディーへの取り付け金具。 このボルスター改造板をボディーの中央に付けます。 中央一カ所での固定です。 取り付けて窓から覗くと、このように固定されます。 中央一カ所は不安だったのですが、「いこま」の説明の通りにやっています。 説明では金属では無くてアクリル板にタップを切ったものでしたが通電を考えて真鍮で取り付け金具を作ったのでした。 非動力側のボルスターをまだ作っていないので、その高さを調べるために他の車両と背比べをしています。 |
0.5mmのプラバンに筋を入れています。 木の床板のつもりです。 真鍮の床板に接着剤で貼り付けて、必要な部分に穴を開けました。 台車受けなどを付けて、木の桟を付けるために鉛筆でケガキました。 これは床下です。 室内側の床は真鍮むき出しです。 プラ棒で桟を付けています。 太いのが1.5×2mm 細い方が1×1mmです。 ボルスターも適当に作っていますが、以外と面倒。 車体に入れるとこんな感じ。 台車と車輪に色を塗ります。 車輪に色を塗らなければならないなんて手間が掛かることありゃあしない。 裏側は集電シューで擦るので塗装無し。 このためにエアーブラシを使ったので、後の掃除も大変なんだ。 ボディーの仕上げに入って行きます。 パテでつなぎ目を消して つなぎ目が上手く消えませんね、接着の時段になったんだ。 まあ、しゃあない シル、ヘッダーなどを切り取って貼って行きます。 ボディーにサフェーサーを塗ってあるのでプラシンナーでも接着できると思うのですが、やったことが無いのでボンドで貼りました。 直線に貼るのは難しい。 まだ雨樋を付けていません。 細いので難しいとびびっているのです。 阪急の塗装ですが、阪急マルーンは有名ですが、私は昔の阪急マルーンと今では色が少し違うように思うのです。 雨樋 樋は細い帯です。 何とか貼り付けています。 樋の上にさらに細い帯を貼って2段にするようですが、私の工作力では無理なので細い帯は貼らないことにしました。 こんな感じで雨樋も終わり。 この時点で、シルヘッダ類の固着も兼ねてサフェーサーを吹きました。 2回目です。 床下器具です・ エコーの床下器具セットです。 バラで買うより安いので、これで良いのかどうか分かりませんがこれを使うことにします。 仮置きです。 配置はここに収まるように適当に最もらしく程度です。 セットに入っていなかったパーツもあります。 余ったパーツもあります。 0.5mmのプラバンで器具を付ける座を作りました・ 床板に貼って行きます。 ハンドブレーキはセットに入っていませんでしたが付けて見たかったので購入。 台車に当らないことを確認しながら取り付け終了。 連結器下の枠を作りましたが、ケーディーのカプラーを付けると似合わないので付けないことにします。 ジャンパー線やジャンパー受けなども付けて、 車体の真ん中の長い板は、絶縁側の配線です。 これで床板完成で色を塗るのを待つばかり。 屋根です。 ベンチレーターや歩行板などがつくので、ケガキます。 中心を出すのにマスキングテープを利用して決めました。 ケガキ終わりですが、いこまの説明書に屋根上の設計図が無いのです。 車体横からの図しか無いので、よく知らない私は色々な写真を探すのですが、上からの写真は殆ど無い。 本物ではまあない。 たよりは、模型です。 模型なら上からの写真があるのですが、なかなか同型の模型は無い。 似たような形の電車を探してそれをまねしてケガキました。 ベンチレーターの穴を開けました。 穴開け工作などで力が掛かるので、ボディーはテープでカバーをしてあります。 ベンチレーター取り付け完了。 次は問題の歩み板です。 屋根上の歩み板の下に付ける足が問題です。 ホッチキスの針を使います。 この方法は北多摩電鉄さんのホームページで見つけました。 北多摩さんは針の片側を延ばしていましたが、私は切りました。 こんな感じです。 これを真鍮の2mm角棒と一緒にバイスに挟みました。 2mmの板があれば良かったのですが、無かったので角棒です。 ですからバイスに挟んである部分はほんの僅かです。 これを金槌で叩いて曲げて行きます、が、これ以上はバイスに当って曲がらない。 そこで、 ステンレスの定規2枚で2mmになるので、これに挟んで、金槌で曲げます。 ステンレス定規2枚は北多摩さんの方法ですが、定規が曲がったら嫌なので、真鍮角棒でやっていたのでした。 でも、結局、ホッチキスの針を切ったがいけない、短くなりすぎてバイスに挟む部分が少なすぎる。 そこで、ホッチキスの針の片側をバイスに挟んで延ばしました。 完全に北多摩さんの方法です。 延ばすのは意外と簡単でした。 これをステンレス定規と一緒にバイスに挟んで、金槌で直角に曲げます。 こういうものが出来ました。 曲げた方を屋根から飛び出す長さに切って、 長い方も少し切って、ばらして完成です。 長い方を屋根板に穴を開けて差します。 と言うことで完全に北多摩さんの方法でした。 始めにいらん事をしないですんなりまねをしたら良かったのですが、ステンレス定規が心配で、、でもステンレスは強い。 まったく傷も行かず、曲がらずに使うことが出来ました。 それに、断面がびしっと仕上がっているので、ホッチキスの針もカチッとした角度で曲げることが出来ました。 歩み板を載せるホッチキスの針を刺すために、0.5mmの穴をたくさん開けました。 ここで、パンタグラフの位置を決めないとパンタ周りの足台の位置決めが出来ないので、パンタグラフを載せる台です・ 3mm角のプラ棒を屋根のRに合わせて削って作ります。 できました。 パンタ台を屋根に接着。 パンタはまだ置いているだけです。 歩み板のステー(ホッチキス)を屋根に刺して、瞬間接着剤を流し込んで固定。 パンタグラフ周りのアルミ板をプラの帯板から作りました。 パンタ周りの歩み板に合わせて、ステーを作りました。 こちらは屋根中央より少し背が高い。 ヘッドライトのステー用の穴を開けて ヘッドライト取り付け、じゃなくて置いただけ。 ヘッドライトまだLEDを入れていないのでその細工が要ります。 阪急の屋根はなかなか手間が掛かります。 ヘッドライトにLEDをいれて、その基板も作りました。 抵抗は1KΩです。 LEDには塗装にそなえて、マスキング液を塗りました。 ヘッドライトを取り付けて室内に細いエナメル線が出るのが嫌なので、その前に室内の塗装をしました。 きたない手塗りです。 同じ色で窓枠を塗装。 こちらはエアーブラシ。 いよいよ塗装に掛かりますが、取りあえず、歩み板の下など先に塗っておかないとスプレーが届かないかも知れない。 そこで歩み板を接着前に塗り始めています。 屋根も少し塗って、これで下塗り終わり。 ボディーを先に塗ることにします。 ボディーを塗る前に気がついた。 サボ掛けを付けます。 ボディー下と窓と屋根をマスクしました。 塗料は、阪急8000に使った阪急マルーンに茶色を混ぜています。 どれぐらい混ぜるかは勘です。 床下を黒く塗装 パンタグラフも黒く塗装。 中学生の頃だったろうか、Oゲージのパンタグラフを筆塗りで塗って、幾ら丁寧に塗っても、市販品の塗装のように綺麗に塗れない。 塗料でアームが太くなったり細くなったり。 まだエアーブラシなど知らない時代です。 そこで考えたのが、市販品は塗料の液の中に漬けて塗装しているんじゃ無いかと、、 実際にはスプレーガンで吹いていたのですね。 塗料の霧の中で塗装と言う事です。 だから、こういう細い物には絶対にエアーブラシを使わないとダメだと実感したのでした。 だるま屋の切り抜き文字です。 電気機関車用ですが、何時買ったのか分からない。 多分、珍しいので買ったのでしょう。 使い方も分からないけれど、これに白を塗りました。 車体も塗装。 茶色を入れすぎて、阪急マルーンというより茶色になってしまった。 2度塗り目に少し阪急マルーンを足して塗ったんだけれど、やはり茶色が濃いか? まあ、塗ってしまった物は仕方が無い。 これでゆきます。 ところで、エアーブラシですが、使った後はスプレーガンを綺麗に掃除しなければならない。 これがとてもめんどくさいのだ。 そこで、スプレーガンを買ったボークスで、何とか簡単に掃除する方法は無いか、めんどくさいんだけれど、と聞くと、 掃除が嫌ならエアーブラシを使うのを止めるしか無いな、と言われました。 もう何年も前の事ですが。 やはりきちんと掃除しなければいけないんだと思った次第です。 そして今は 上に見える瓶には洗浄液が入っています。 この瓶の中にクロスのピンセット(手で押すと開き、手を離すと固定される、普通と反対の動きをする)を使ってパーツを掴んで洗浄液に入れて、その後ティッシュで拭いています。 これが案外簡単なのです。 そして、メッキのパーツがピカピカになる。 こうしてピカピカになるのが楽しくて、ガンの掃除も楽しくなりました。 クロスのピンセット様々です。 我ながら進歩したものだ。 だるま屋の切り抜き文字。 文字の剥がし方が分からない。 色を塗る前に、シンナーに漬けたのですが剥がれない。 ピンセットでこじると少し動くのだけれど、どうやって剥がすのか分からないけれど、 やっと一つ剥がした。 8です。 でも8の穴の中が詰まっている。 これを剥がすのは、、なにせ小さいのでつかめないので、どうしようも無い。 ピンセットの先も入らないし、針でつつけば私の指が痛い。 なんとか、少しはましになってきた。 えらいもので、やっている内に慣れてきて、いや腕が上がってきて、段々上手に剥がれるように成ってきた。 基本的に、ピンセットで無理矢理剥がしているだけなのだけれど。 それにしても小さい。 綺麗に並べて、これが大変。 なにせ小さくて軽いので、ピンセットで押しても上手く並ばない。 針なんかで押したら、バネの効果でピンとどこかに飛んでいってしまう。 まあ、何とかこの様に並べて マスキングテープを細く切って、1mm程の幅だよ、 上からぺたりと貼り付けて、 裏がえして、ナンバーの裏に木工ボンドを薄く塗って、これも大変、多いとはみ出して汚くなるし、少ないと外れる。 車体に貼り付け。 この状態でナンバーは木工ボンドで車体に付いているはず。 そして、ゆっくりとマスキングテープを剥がすのですが、めっちゃ慎重に剥がさなければならない。 まあ、失敗しても、木工ボンドなので、車体の塗装を溶かしていないのでやり直しが出来るけれど、 上手くボディーに貼れました。 先頭も同じ方法でナンバーを貼って、 ナンバーが木工ボンドで張り付いているとはいえ、何時剥がれるか心配なので、素早くクリアーラッカーで塗装し固着させます。 最近は、光沢クリアーを吹くことが多いのですが、さすがに古い形式なので半光沢のクリアーを吹きました。 これで、ナンバーもしっかり付き触っても大丈夫。 実物は切り抜き文字では無く、多分手書きでしょう。 ですから、レタリングのナンバーを貼れば良かったのですが、切り抜き文字を使ったのは手元にあったからと試してみたかったからです。 屋根の塗装ですが、その前に 塗装前に歩み板などを取り付けなければならない。 歩み板を接着して重しで固定。 歩み板接着終了 この時点でヘッドライトの配線をしておきます。 基板にヘッドライトからのエナメル線を半田付け。 抵抗は1KΩです。 無事点灯。 色が緑っぽいのはマスキング液を塗ってあるから。 ところが 反対側が点かない。 まさか、ヘッドライトケースの中でLEDの配線が切れているのでは無いだろうな? えらいことだ。 そりゃあ、調べまくりましたよ。 簡単な配線なので、半田の団子付けで通電してないとか、色々考えて、 それでもどうしても点灯しない。 そこで基板への配線を外して、LEDだけで試すと点く。 それでやっと気がついた、LEDの配線間違い、プラスとマイナスを間違っていました。 これで無事両側のヘッドライトが点くようになって、ほっと安心。 、やっと屋根の塗装に移れます。 屋根の塗装です。 ボディーをマスキングして、ボディーの塗装が少し屋根まで来ているのは当然なのですが、これが少し気になる。 屋根は赤を主体に調合しました(ベンガラ色?)。 少し吹いてみるとやはり、車体色が透けて残りそう。 そこで思い切ってサフェーサーを吹き付けました。 これなら透けないだろう。 改めて屋根色を吹いて、屋根塗り完了。 マスキングを外して、こんな感じ。 よく見ると塗装の堺の樋辺りに白い色が、 サフェーサーの影響でしょう。 予想はしていたのですが、、、 これを烏口で車体色に塗って修正しました。 とは言え綺麗に修正は出来なかった。 室内のマスキングを外して、うんうん、上出来と一人でニヤニヤ。 ヘッドライトのマスキング マスキングを剥がしてLEDが見えています。 これでOK。 レンズは外れてなくさないように後日付けることに。 阪急380 天井にヘッドライトの基板を付けて、 天井に白い紙を貼りました。 エナメル線の固定を兼ねています。 窓枠に窓ガラスを貼っています。 取りあえず顔の2枚だけ窓枠をつけて、おお良い感じと記念写真。 窓枠、窓ガラスの取り付け終了です。 ガラスが入ると一気に完成したような気になります。 ヘッドライトレンズを入れて ライト点灯、OK。 テールライトです。 テールライトケースの中の塗料を剥がした状態です。 ここに赤いレンズを入れます。 点灯式にするのは難しいので諦めています。 レンズは小さい。 前と後ろを見分けるのさえも難しいぐらい。 これをピンセットで掴むと、滑って飛ばしてしまって無くして泣く事になるのは必至。 爪楊枝の尻に両面テープを貼って、それにレンズを付けて取り付けます。 テールケースの中に接着剤を少し入れて、爪楊枝の先に付けたテールレンズを置けば、いとも簡単にレンズを付けることができました。 地味な作業ですがこういう作業の積み重ねが工作というもの。 紙と木で椅子を作っています。 色を塗っていい加減な手すりを付けて 椅子の乾燥を待つ間に、忘れていたドアのステップを付けます。 プラ棒に色を塗ってからつけてステップ完成。 接点です。0.3mmリン青銅でバネにしています。 これを椅子の下に付けて、ヘッドライトの接点です。 椅子は室内を作ると言うよりは、この接点隠しに作ったようなものです。 というのも、室内灯も付けませんので、さほど室内が見えないでしょうから。 ヘッドライトのもう1本の接点は床板とボディーの止めねじです。 床板には、この接点を避ける位置に鉛板を載せて補重しました。 あとは、屋根にパンタグラフを付ければほぼ完成です。 パンタグラフを付けました。 すると、折りたたんだときに、アームの足台に当ります。 パンタグラフが浮いています。 パンタ台が低いのです。 碍子を増やすか、パンタ台を上げるかしなければ。 ジャンク箱を見るとこんなものが買ってありました。 賞味期限がないので助かります。 これを少し切って、パンダ台に接着。 かくして、上手くパンタグラフが収まりました。 1mm太さぐらいのメッキ線です。 両側に色を塗っています。 室内です。 椅子の端板として、運転室との仕切りを作ってあります。 先程のメッキ線を仕切り板に接着。 仕切り板の補強を兼ねて運転室と室内通路のバーです。 前から見ると、メッキのバーが見えます。 昔は運転室との間がこんなバーだったような気がして付けて見ました。 さて、ほぼ完成で動かしてみると、何故か走りがおかしい。 スリップすることもあり、場所によっては止ってしまう。 以前のテストでは問題なかったのに。 よく調べてみたら、動力台車パワートラックの一部が床板に当って、動力軸が浮くことがあるようだ。 そこで、床板の柱を削りました。 これで、走りはOK。 よく考えたら、鉛を載せたことで重量がかかり台車受けが少し反ったからだと分かりました。 少しウエザリングをします。 ドア周りに塗って 水性なので拭き取って、汚れだけを残して。 台車や床下器具にも塗りました。 ということで、一応完成。 バンザーイと言いたいところですが、走りが気に入らない。 走っている最中は良いのですが、走り出しと止るときにスムーズさが足りない。 私の基準ではその部分は大事なので、気に入らない。 落第なのです。 しかし、天賞堂からコアレスのパワートラックが発売されるはず。 軸距離24.5mmは2月と書いてあったと思ったので、毎日天賞堂のホームページを見ているのですが、よく見ると2月以降と書いてある。 何時のことか分からない、待つしか無いか。 とういことで、本当の完成は、それが手には入ってからになりますが、ここで、一旦阪急380の製作は おわり ウエザリング前 、 |