北陸新幹線、搭乗記
upload 2015/4/21
今年の3月に開通した北陸新幹線に乗ってきました。
京都から金沢経由で北陸新幹線に乗り東京まで、用事は横浜であるので、さらに東京から横浜まで在来線の乗車券です。
もちろんこれ以外に特急券が要ります。京都駅からサンダーバードに乗ります。
最近は撮り鉄も女性が増えて、この方サンダーバード以外に新快速や他の電車も撮っていたので、撮り鉄でしょう。
サンダーバードは好きな車両なのですが、前の席の人が思いっきり座席を後ろに倒していて、前が狭い。 さらに横に大きな人が座ったので、4方から押される感じで、金沢まで不愉快そのものでした。
まー、仕方が無いけれど。金沢でサンダーバードから北陸新幹線の「かがやき」に乗り換え。
これが、また不愉快。
というのも、サンダーバードが満席で、全員が降りるのでホームの上が人だらけ。 だから新幹線に行くために降りる階段まで何重もの行列で階段にすらたどり着けない。 乗り換え時間は十分見ていたつもりだけれど、焦る。
それに駅弁も買っておかないと、車内販売があるかどうか知らない。ちなみにサンダーバードは車内販売が無い。
と言いつつも、かがやきの先頭に到着。 ここは皆さん写真を撮るのに行列をしています。
ちょっと順番待ちをして撮影できました。 でも柵が邪魔だ。列車は止まっているけれどなかなかドアが開かない。 2分前ぐらいでやっとドアが開いた。
怒涛のように皆が中に入る。 指定席でもやはり急いで入りたいのだ。
車内は綺麗、椅子も綺麗。
東京に向かって右が2人掛け、左が3人掛け。
前席との間も広い。 これは快適そうだ。
枕の高さを調整してゆったりと座る。
間もなく発車。 おー何たる幸運、隣に誰も乗ってこない。
少なくても次の富山までは2席自由に使える。
サンダーバードでの不機嫌は飛んでゆく。かがやき
金沢を出ると、富山、長野、大宮、上野、東京だけしか止まらない。
ドアは私の嫌いな近接スイッチで人が近づくと開き、デッキにいる人がちょっとあわてて離れたりするシーンも見られた。
さて、車内販売はあるのだろうか、発車しても一向に車内販売案内の放送が無い。 ゆったりとコーヒーでもたしなみたいのだけれど。 やっぱり無いのか?さて、問題は車窓
やはり防音壁の背が高い。
塀しか見えない。 むか〜
たまに塀が低くなった所で遠くが見える。
富山に近ずくと、雪を被った立山が見えて来た。富山を過ぎると、どんどん立山が近くなる。
そうだ、富山からも隣に乗ってこなくて、東京まで2席使い放題。黒部峡谷鉄道に近い宇奈月温泉近くにも駅が出来て、その付近からの写真だと思うのだが、望遠で撮影。
ここから後はトンネルに次ぐトンネル。
東京まで続くのかと思えるほど長いトンネルもある。
富山を過ぎたら車内販売の放送があった、でもなかなか売りに来ない。糸魚川の近くになれば左に海が言えるはずだと思ったら、案の定海が見えた。
これは、左の3席がまるまる空いていた列があって、その3席も使い放題。左に移動して撮影。
なのに、ほとんどがトンネルで、トンネルを抜けた僅かの間しか海が見えない。 駅の近くだけトンネルが無いということ。
糸魚川や直江津はスキーに行く時に乗り換えた駅なので懐かしいが、在来線は見えない。 今や違う名前の鉄道になっているはずで電車の色を見たかったが遭遇できなかった。
直江津は何処か? と思っているのだが、やはり長いトンネル、実に長いトンネルを抜けたら右に妙高山が見えた。
おお懐かしい、赤倉にスキーに行った場所だ。
でも、この景色、妙高駅の近くだけしか見えない、またすぐにトンネルに入る。トンネルをでてしばらく走ると長野に到着。
あさまが見えている。
ここから東京までは乗った事がある区間だ。
川中島を見て、上田を過ぎて快適に走る。
コーヒーは来ない。昼に近くなるので、金沢で買った駅弁を出す。
金沢らしいものが沢山あったけれど、その中でも一番金沢らしい「利家御前」を買ったのだ。 1000円ちょっと、高くは無い。
箱が立派だ。開けると、お品書きに似た書きものが
前田利家公はじめ、歴代の藩主が食べていた食事を弁当にしたと言うようなことが書いてありました。
私が当時生きていたなら、目にすることもできないような、高貴な食材だろう。たしかに品良く作っていました。
味も良い。
箸袋の裏には歴代の藩主すべての名前も書いてあって、食べながら楽しめました。
食べ始めたころやっと車内販売が回ってきてコーヒーをゲット。ちょうど食後のコーヒーになって結果オーライ。軽井沢では、まだスキーができるほどゲレンデに雪が残っていました。
また、私は群馬県と栃木県の位置関係をよく知らなかったのですが高崎を通って、こっちが群馬かと納得しながら景色を見たりしながら大宮に到着。
東北新幹線に乗り換えるのだろうか、たくさん降ります。
そしてついに東京到着
ここでも撮影会が始まります。
私はここから京浜東北のホームを探して桜木町に向かいました。