ミニチュアワンダーランド 2002年

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upload 2007/8/15

2002年 ドイツはハンブルグのミニチュアワンダーランドに行きました。
HOゲージのどでかいレイアウトです。
景色の作り込みが良く出来ているので見ていて飽きません。
ハンブルグの港のレンガ倉庫を利用しています。
横浜のレンガ館みたいなものです。
友人と待ち合わせでかなり前で待っていましたが、子供は僅かで、ほとんど大人ばかり入ってゆきます。

時々長い行列になることもあるけれど、エレベーターの関係。
エレベーターを上がって入場券を買って中に入ると大きなレイアウトがありました。
いろいろな景色が作ってあります。
山岳地
これはカーシステムを見ているところ。
大きなトラックが道を下ってくるのが見えます。
たくさんコンピュータがあってコンピュータ制御している。

多分これはカーシステム用か?
大きな駅

後ろには有名な4重橋が見える。
Zwickau付近にあるんだけれど、ドレスデンからでも泊りがけでないと行くのは難しい。
これは田舎駅
ナローの鉄道が出ている。
夕方になって、そしてだんだん夜になる。
ライトが綺麗。


なのだが、、

実はすぐに夜になる。カメラを向けていると暗くなるので写せない。そしてなかなか朝にならない。
これもコンピュータ
見ていて飽きないように色々なシーンが作ってある。

崖からダイビング。
交通事故。

車が木にぶつかって警察と救急車が来ている。
これは、交差点で車が止まってフラッシャーを出しているところを指差しているのだが、良く見ると手前のキャンピングカーでは娼婦が客を誘っている。
そうか、ドイツではこういう方法で、、
こちらは健全に遊園地

いくつかの乗り物が動いている。
そしてレイアウトはどんどん拡張されている。

ここは当地ハンブルグの町が進行中
そこに建てるミニチュアワンダーランドの建物。

こんなレンガ建ての中にあるのだ。
製作は数人のスタッフで行っている。

向こうに見えるが梯子を横に渡して、その上から工作するようになっている。
部屋の隅では建物や橋を作っている。
こちらはビルを作っている。

さて、ここからは購入したワンダーランドのカタログからです。

 こんなに雄大な景色で、ICEが直線を走ってきます。
下には大きなカーブを曲がるICEもいます。
 この線路配置は、というと
この真ん中の水平の複線が上のICEが走っているところです。
そして下のICEが走っている線も分かりますね。
それぞれ、トンネルに入って行きます、その中のカーブはというと、
驚くほど急カーブでしょう。
こんなに大きなレイアウトでも見えないところには急カーブを使う。
これがヨーロッパ式なのです。
このおかげで、見えるところを雄大に出来るわけです。

ですから、車輌も急カーブを曲がれるようになっているのです。
ちなみに、これらはメルクリンです。
メルクリンをおもちゃと馬鹿にしてはいけませんよ。
走りの確実さが最も重要視される場所だからこそ使われる信頼性のあるシステムなのです。

もう一つプランをお見せしましょう。
これは山岳部です。

ここでも見えない所は急カーブになっているのが分かります。
そしてスキー場もありゴンドラも動いていますが、線路も、もの凄く高低差があります。

そのために山の中にこんなにすごい隠しループがありました。
ここを10両編成ぐらいの列車が駆け上がってゆきます。
ゴムタイヤの威力です。

以上で見学記は終わりですが、交通何とか館あたりの大きなレイアウトと違うところは、いたるところに見せ場が作ってあるのです。ちょっとした生活のシーンですね。
そういうのを見つけて喜んでいると飽きないのです。

それとカーシステムの凄さ、火事のシーンでは消防自動車が走るだけではなくて、消防指令車が交差点に止まって交通整理をする、など観客を飽きさせないための仕掛けがあるのです。

レイアウトと言うのは列車が走るだけではないのです。

 ということを感じました。


このレイアウトどんどん拡張しています、それはここで ミニチュアワンダーランド 2007に行く


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