2007 レスニッツグルント鉄道
 お城とワインの旅

海外に戻る

upload 2007/10/4

2007年9月 2002年に引き続き再びドイツはドレスデン近くにあるレスニッツグルント鉄道を訪れました。
ドレスデンから、マイセン行きで10分少し、ラーデボイル・オストという駅に着くと軽便車輌がいっぱい。それもそのはず、5年前の洪水で不通になった、ヴァイセリッツタール鉄道の車輌もこちらに持ってきてあったのです。

前回訪れた時は、乗る時間が無かったのですが、今回はモーリッツブルグという駅まで乗って、モーリッツブルグ城を見て、帰途は途中下車して葡萄畑でワインを味わうという旅でした。

 いやー 至極の時間とでも言いましょうか、生きている幸せを味わった一日でした。
ラーデボイル・オスト駅

この左にDBの線路がある。

ここにある車輌はほんの一部。

遠くに見える塔が雰囲気を盛り上げる。
ホームから見ると、煙が見える。
99型機関車が出発準備中。
動輪5つ、E型機だ
隣の機関庫では釜をホースで洗っている。

煙管もピカピカ
石炭台

自転車も乗せて出発。
行きはビデオを撮っていたので写真はこれだけ。
ユータさんが、必死になって写真を撮っています。
そしてモーリッツブルグで下車。

列車を見送っているうちに誰もいなくなり、お城に行く標識もなく、道が分からなくて呆然。

店も無く、大きな家ばかり。

デザインセンターのような事務所に入り道を聞く。

雰囲気の良い道を約2Km歩いて無事お城に到着。
パンフレットです。

後ろに庭園があるのですが行った時には知りませんでした。

湖に浮かぶ夢のような城です。
お城で昼食。
回りの景色が美しい。

お城の中は?
見学はやめ。
こうしてのんびりしているのが良いのです。
ビール(2.3ユーロ)とFeines Wuerzleishというチーズグラタンみたいなもの( 4.25ユーロ)。

おいしかった。
駅への途中には色々かわいらしいお店がある。
これはおもちゃ屋さん。

模型も売っている。LGBを覗き込んでいる子供。

残念ながら休みだった(月曜)。

普通ドイツでは日曜日が休みなのに、多分お城という観光地の近くだから日曜営業のためだろうか。
再びレスニッツ鉄道に乗る。

今度はトロッコ車。

行きもここにしたら良かった。景色は見えるし風はさわやか。
口では言い表せないほど気持ちが良いのです。

ただし頭をかくと煤が出てきた。
池の横を通る。

この湖岸からは、列車の撮影スポットとか。

案の定、この先の堤防にカメラを構えた鉄ちゃんが居ました。
帰りはラーデボイルオストの一つ手前の駅、ヴァイセスロスという駅で下車。

後ろの山は葡萄畑。そして頂上に見える塔まで行くのだ。
知り合った、少年と別れを告げて、


ちなみにこの駅はドレスデン市内から4番の市電で乗り換え無しに行けます。

20分ちょっとかな。
逆に言えばここから街中まで簡単に帰れるということです。
歩いていると、軽便の線路の横の庭にライブの線路がある。

看板を見るとクラブで運営していて月1回運転会を開いているそうだ。
山を上がって行くときれいな建物。
中はワイン博物館になっている。

そして左にはレストランがあり、外でワインやビールを飲める。
葡萄を搾る機械。

私のウイーンチロル鉄道にもかわいらしいのがある。
もう少し行くと、レイアウトにあるホイリゲそっくりなワイン飲み屋さんが。

葡萄棚の下で雰囲気抜群。
当然、飲みましょう。

これで2ユーロ。

小さいペットボトルの水とあまり変わらない値段。

さらっとして、適度に、こくもありおいしかった。

そして今から山に上がる。
ブドウ畑。
葡萄も良いけれど石の門がヨーロッパらしい。

右にちらっと見える階段から一気に山頂に


景色は良いのだが、昼にビール、そして今ワインを飲んだところで登るのはきつい。

帰りに飲むべきですよね。
頂上

やったー!!

ここから遠くにドレスデンが見える。

下に軽便が走っていて、ここから撮影できるとあるが、家と木で隠れて何も見えない。

でも煙と汽笛の音と家なみのために鐘を鳴らし続けて走っている音が聞こえます。

ここはDBの車窓からも見えます。ドレスデン近くを通ったら山の上を見てください。私が登ったこの石の塔が見えます。

この石塔も上の写真の階段も、その前の写真の門もザクセン保存鉄道のモデルになりました。
そして出発地のラーデボイル・オスト駅


ドイツでも結構行きやすい場所ではないでしょうか。
ドレスデンから10数分、ベルリンから約2時間。
そして私のウイーンチロル鉄道。

ちゃんとレスニッツグルント鉄道と客車に書いてあるでしょう。
前から持っているのです。

そして後ろには葡萄棚の下でワインを飲んでいる、ワイン酒場が。

ぜひ読者の方も機会を作って、行ってください。

 それにドレスデンもすばらしい町ですし、鉄道だけでなく、生きている喜びを味わえました。

おわり

2002年レスニッツグルント行く

海外に戻る