小型レイアウト
バイエルン王国:黒い森鉄道を作る

その4 レイアウトの手前の部分

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upload 2013/9〜

はじめに
レイアウトを作り始めましたが、このレイアウトは今までのレイアウトの様に、凝って作りません。

できるだけ簡単に作ります。

それは、これだけにあまり時間を掛けたくないからです。
いい加減な作りになるはずです。

でも、ある意味、簡単に作る方法の参考になるかもしれません。
後は出来て来たけれど、手前の部分が線路のみです。
この左の何もないところをどういう景色にしようかと考慮中。
駅前になるのですが、取りあえず手持ちの教会を置いてみる。

駅の回りが狭苦しくなる。
教会の場所を変えてみました。

駅前は広くなってけれど、後ろの家に対して教会が目立ち過ぎる。
情景が決まらないところは置いておいて、貨物の引き込み線回りを作ってしまおう。
土を撒いて。
木の枝を切って材木に見立てて、材木置き場にしました。

草もちょっと足しています。
レイアウトのこの部分。
ベニヤの上に線路を固定してあるだけです。
地面が道床の高さになるように、1cm厚さのカネライトフォームを貼りました。

1cm厚さのカネライトフォームは私の行く店では普通は売っていないようですが、店への梱包材として使われたものを売ってもらいました。 欠けていましたが問題なし。
以前のレイアウトで使った石垣板を貼りました。
後ろの土地にも芝生マットを貼りました。
紙粘土で石垣の下を整形しました。
タミヤの情景テクスチャーペイント、土ダークアースをへらで塗りました。

しかしどうも似合わない。
そこで、トミックスの土のパウダーを撒きました。
あらかじめ薄いボンドを塗った後からパウダーを撒いています。
駅全体にカネライトフォームを貼って線路と地面を面一にしました。


線路と線路の間の形通りにカネライトフォームを切りました。 道床の形に合わせて横は傾斜を付けて切っています。
薄めた木工ボンドを伸ばすには、スポンジを使いました。
箸で掴んでいるのはスポンジです。

筆の方が細かいところに塗れて良いのですが、洗い方が悪いと筆が固まってしまうので、スポンジを使ったというわけ。
駅全体に土のパウダーを撒いた時点で、台枠に色が塗っていないのは都合が悪い、と気がつきました。

そこで、台枠正面に配線用の穴を開けて塗装の準備をしました。
塗装完成
もちろんレイアウト横も塗りました。
実は、初めにしておかなかった配線も今頃やる事に

自動運転用にS88を付けます。
センサーレールはあらかじめ付けてあるので、そこから出た配線をS88につなぐだけですが、裏の配線なので、レイアウトを立てかけて配線しました。


こんな細工は情景を作る前にやるべきです。
配線はたったこれだけですが、一応綺麗に? まとめました。
ここまで出来ました。

かなり出来て来たようですが、まだまだです。
滝を作ります。
薄い透明プラバンを切って、白のプラカラーで水の模様書きです。

神戸の布引の滝の写真を見たりしたけれど、なかなかうまく行きません。
これを滝の部分に貼り付けました。

土の上に芝生マットを貼るとこんな感じ。
芝生の端が不自然です。
境界の所に土のパウダーを上から撒くと自然になります。

実物と反対。 土の上に芝生が生えるのでは無く、芝生の上に土がある。
ウイーンチロルで作ったモーツアルトの像を見つけたので、宮殿の庭に置きました。

ここの王様はワーグナー好きだったはずですが、モーツアルトでも良いや!
まだ駅舎も決まっていません。
試しに少し大きな駅舎を置いてみました。

駅前が狭い。
やっぱりこの駅舎にします。
トイレは上の駅の物を使って横に置こう。

まだ駅舎は置いてあるだけですが、ここらで、テスト運転。

メルクリンなので少々線路が汚れていても走るはずだと思ったのですが、大間違い。
工作中に汚れた線路をピカピカに磨かないと走りません。 それにブツブツの中央レールも一つずつきっちり磨かないと走りませんでした。
線路も磨き上がり、快調に走る小さな編成。
煙を吐いてしゅっしゅぽっぽ、このレイアウトにとても似合う編成です。

レイアウトが完成しているように見えますが、駅舎の前の地面や湖の水などまだまだ、出来ていません。

駅ですが、地面だけにしょうと思ったのですが寂しいのでプラットホームを作る事にしました。
2mmの角棒に切り込みを入れて、ホームの端を作ります。

この後グレーに塗ります。
ホームはファーラーの歩道の材料を使い、端に上記の角棒を付けてホームの出来上がり。 駅舎への道も付けて、この後パステルで汚したり、草を生やして完成させます。
駅前広場の地面は、タミヤの情景テクスチャーペイントのサンドを塗りました。
厚紙の地面の上に塗ったので、湿気で厚紙がふくれて地面が凸凹になってしまいました。
乾くと凸凹がましになりましたが、重しを載せたりして、できるだけ凸凹を無くしました。


このサンドカラーの色がきれいすぎて地面には不自然なので、パステルで軽く汚します。

筆の代わりにスポンジで色をぼかしました。
この、いいかげんな設計図で何を作るでしょう。
木の角棒がヒントです。

上の設計図は置いておいて。

丸木橋を作りました。
木の橋も作りました。
上の設計図はこれです。
桟橋です。

あの設計図は大きさを書いたのでは無くて、木組みの方法を考えた設計図でした。

あの程度の図で、結構まともに出来たでしょう?
桟橋を湖に設置しました。

湖の色が濃いけれど、ポスターカラーを塗りました。

あー、、 何と言う、情けない湖の色だ!
あり合わせのポスターカラーの色が少なかったので、 などと言いわけをしております。
駅前広場

バス停を置いて木と花を植えて完成。

バス停の形が近代過ぎて、昔の雰囲気は無くなってしまったけれど、手持ちを使ったので、まあ良いや^^^

これで駅前は完成。
水タンクのキットを買ってきました。
ファーラーです。

これを組み立てます。
中身はこんなキットです。
屋根にタミヤの茶色を筆塗してから、乾くまでに黒いものをパラパラ撒きました。

黒いものはカツミの石炭です。

石炭で無くても、こういう粒粒であれば、砂糖でも塩でもかまいません。
上からグンゼのプラカラーのグレーを吹きました。
乾燥してから粒粒を剥がすと、下の茶色が出てきます。

そう、錆びの表現です。
薄めたプラカラーで、回りをぼかしています。
本体も同様に、茶色と粒粒を付けた後に、エアーブラシで色塗りをしています。

給水塔の色が何色か? 箱の完成図はシルバーでしたが、それは嫌なので本で調べて、、、意外と載っていない。

まあ、適当に塗ったのですが、後から見るとなんとHNモジュールにありました。takaさんの給水塔と同じ色です。
錆びが垂れている状態もエアーブラシで塗ります。
台座などをつけて完成。

かなり錆びた感じで、プラスティック感はないでしょう!

上の写真と色が違う。
塗り直したのではありません。

ディジカメとライティングの違いです。
カメラが違うとこんなに色が変わっちゃう。
「写真」では無く、 「写嘘」 ですね。

後はレイアウトに置くだけ

その4おわり

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