田んぼ作り

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update 2006/7/5

田んぼを作ります。
農家のモジュールの田んぼです。

田んぼの下地はベニヤの上にボール紙を貼りました。

畝を石膏で作って
田の色にこげ茶を塗りました。
でも、実際の田んぼを見ると、泥色なので、壁剤を撒き、色を調整しました。


壁剤は「京壁」です。
木の棒に植える間隔でメモリをつけた冶具を使います。

数本植えてありますが、長い草を接着して、乾燥後上を切ったものです。

まだ、植え方のためし段階です。
苗の材料です。

ヒルマクラフトの「草 なつ」です。

本植えです。

木の目盛りを使って田んぼに0.8mm? の穴を開けました。

そこに、苗になる草を入れてゆきます。

これが大変。
このとき、接着剤をつけるのと、ピンセットでつかみやすくするために写真のように、草を接着剤の上に立てて置きます(もちろん固まってしまってはダメです)

草が立っているのでピンセットで簡単につかめます。

そしてこれを1本づつ穴に入れてゆきます。
一つの穴に2〜3本入れます。
かなり、出来上がって来ました。

乾いたところから上を切ってあります。
植え終わった状態。

全面には植えない。
これで終わり。
お疲れ様(何日もかかった)
畦に草をまきます。

始めにターフを撒いて、後から写真の草をまきました。

これは、芝生マットに使われている、短い草です。

マットにはらずにこれだけで販売されています。

これも少し撒くとターフだけより感じが良くなります。

写真左側と右側の差。
田んぼが完成

人形を置きます。
これで一気に雰囲気が良くなりました。

後は水を入れるだけ。


人形はプライザーのものを改造しました。
水入れ、といってもレジンです。

市販のクリアーレジン(1000円ほど)を流します)。

樹脂と硬化剤の量は正確に測りました。

どうなるのか、すごく怖い瞬間。
レジンを流し終わった田んぼ。

一見完成のようですが、レジンは這い上がるので、畦の草も光ってしまいます。

そこで、硬化後(1日で固まるが数日後)に、畦にターフを再度接着しました。
これで完成。

レジン細工が一番楽な作業でした。
プライザーの人形の改造です。

半田ごてで、おなかの部分を溶かして、腰を曲げます。

多少形が悪くても、触りすぎるとよけい形が崩れるので注意。

間違ってもドライヤーで暖めてやわらかくする、など、とんでもないです。
 手、足、など細いところはあっという間に無くなってしまいます。 やっちゃったんだ!

お湯では出した瞬間に温度が下がり、無理でした。

レイアウトに活気をつけるのは人形です。プライザーは凄いメーカーで、生き生きとした人形を作ってくれていますが、日本人がほとんど無いのが残念です。

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