製作記録7
update 2006/6/11
モジュール作りも7まできました。
いよいよ駅のモジュールも最後のがんばりです
2006年6月11日
駅前広場です。
手前はコンクリートの道路、土色っぽいのが石畳、その後ろのホームとの間をどうするか?
まず、石で囲いを作って石膏で地面を高くします。 土を撒いて、ターフの草をパラパラ。
地面が出来あがり。桜のつもりの木を植える。
「木を作る」参照
季節は5月中旬。つつじを作る。
ウッドランドのFOLIAGE CLUSTERS フォーリッジの塊を使いました。
それをつつじらしい大きさに千切ります。
花の材料はウッドランドのFLOWERSです。ボンドをつつじ本体に塗って、上から花を付けてゆきます。 出来上がり。
公衆電話作り。
このモジュールは大正から昭和初期を考えたので、公衆電話も古いタイプにしました。
これは昭和2年から使われたタイプだそうです。
写真から適当にパソコンで作図しました。
(Mac で Canvas)
窓を抜いて組み立て。
パソコンだと公衆電話の小さな文字も簡単に書ける。窓桟は例によってカラス口で描きました。 ガラスを入れた状態。
右に転がっているのは電話が付いた柱。
これを中に入れます。完成。
昔作った昭和30年代の電話ボックスと並べてみました。レイアウトに置いて設置終了。
なかなかおしゃれな電話ボックスです。
昭和の初期も結構おしゃれだったのですね。
でもわざわざ昭和2年の電話ボックスと説明しなければ誰もわかってくれないようです。
ですから、あまり昔の模型を作っても実感的に感じないかもしれません。
松を作ります。
ウッドランドのソフトメタルの枝を松らしく仕上げ、シルフラーの松の葉をつけてゆきます。
蔵と酒屋の間に置くので、あらかじめそこに入るように枝振りを合わせています。松が完成。
蔵の横に植えました。
この1本がすごく効果があります。
一方こちらは駅と階段の隙間です。
ここに、湧き水を作ります。
パテで石を作り色を塗ります。 右は水の出る竹、竹ひごでつくりました。
そしてパテで作った石。真ん中の白いところは木工ボンドです。
乾くと透明になり、水らしくなるはずです。
手前は石の標識。
パソコンで作った字を貼っています。設置した湧き水。
駅清水と名づけました。
越前大野駅の駅清水を参考にしました。
竹の先にはファイバーをつけて水が流れ落ちているようにしてあります。
6月16日
地蔵の祠をつくりました。
近所にあった地蔵を参考に、適当に図面を書き作りました。
本当に適当ですね。
横
台はバルサ、本体は各種の角棒です。酒屋の横に配置しました。
見にくいですがお花も添えられています。
というより、本当は、酒屋の横に何を置こうかだいぶ考えた末に、地蔵を作ろうと思ったのです。
けっこう作りながら景色を考えています。
6月23日
幕をプリンタで印刷。
左端に酒樽を積んで、
中央に大きな桶と、手持ち桶を作り、
屋根に看板をつけて
酒屋完成
樽類は適当なプラ製品を旋盤で加工しています。結構手間がかかりました。
郵便局はこんな感じになりました。
これで、駅のモジュールは完成です。
完成写真は今までに作ったレイアウトの、駅のモジュールで見てください。
6月25日
駅のモジュールは完成しましたが、農家のモジュールはまだです。
狭い空き地を畑にします。
石膏で下地を作り、畑を作ります。完成した畑。
後ろの草むらにはかぼちゃの蔦が伸びています。
作り方は
「畑つくり」
を見てください。
7月1日
田んぼを作ります。
ボール紙で下地を作った後、石膏で畝を作ります。田んぼにポスターカラーで土色を塗りました。
乾いていないので光っています。ところが、実際の田んぼを見ると、あんなに黒っぽくなく、泥色です。
そこで、壁剤(京壁)を撒いてボンド溶液で固めました。
いよいよこれから苗植えです。これは難しい、少し工作はストップ
田植えです。
木の棒に植える間隔を目盛ってあります。これに沿って植えてゆきます。ほぼ植え終わった田んぼです。
ここまで植えるのはかなりお金が掛かったのです(肩こりのマッサージ代)
詳しくはテクニックの田んぼ作りを見てください。人形を配置して、後は水を入れるだけ。
人形はプライザーの外人を半田ごてで暖めて加工して、田植えらしい形にしました。
レジンの水を入れて完成です。
一方こちらは線路横の三角地帯。
上の写真のように、単なる草むらにするつもりだったけれど、どうも景色が似合わない。
そこで、石膏を剥がして、やり直す。
製作記録7終了