私のカメラ博物館 1

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 こんなカメラを持っています(した)。

up load 2005/11/8
2015/5

スタート35  フィルムカメラ

小学校5年生の頃に買ってもらった。
アグファ オプティマ  Agfa OPTIMA 35mmフィルムカメラ
 高校2年頃

ドイツ、アグファ製の世界最初のEEカメラ。
シャッター速度、絞りなどが自動露光測定で完全に自動。
数字を無くしたついでに、距離目盛も無く、絵でもってピントを合わす。

オートは良いが、シャッター速度を決められないので、電車の撮影ではいつも電車がブレテ写って、がっかりしてばかりだった。
ミランダ F  35mmフィルムカメラ
ミランダ製(日本)

1965年頃アルバイトして自分で購入したカメラ。
ミランダはユニークな会社で、レンズ交換はもちろんペンタプリズムも交換できた。至近撮影距離が短いので模型の撮影にも便利だった。

シャッターボタンが前になる等マニアックなところが気に入っていた。
しかも安かった。
ウエストレベルファインダーを付けた状態。
こういう事が出来るのは、ニコンFかキャノンF1ぐらいだったので、ミランダは凄いと思った。
長い間愛用した。

 レンズ
 オートミランダ50mm
 ソリゴール28mm
 ソリゴール105mm
 ソリゴール300mm
 模型を撮るため接写リング
 ウエストレベルファインダー
ミランダ センソマート   35mmフィルムカメラ

ミランダFとそっくりの形だが、露出計が内蔵されている。

フィルムカメラはカラーだけだと高く付くので、白黒も同時に撮影した。
だからカメラのボディーが2台必要だったので、Fとセンソマートの2台体制となった。
1980年頃 ミランダFを十数年使ってから
コンタックス 137 MD クォーツ   35mmフィルムカメラ

高セラがCONTAXブランドでカメラを発売し始めた。
最高機種はRTSだっが高くて買えないので、これにした。

電池を内蔵して、電動捲き上げになっている最初のカメラ。
ただし、電源を切り忘れると、自動電源OFF機能が無いので、必ず電池が無くなってしまい、常に単3電池4本を予備に持っていなければならなかった。 京セラではすぐに電源が切れる機種をこの後に出した。

1980年頃
コンタックス 139  クォーツ   35mmフィルムカメラ

京セラのコンタックス。 これは電動では無く手巻き式。
137よりも、この方が軽くて使いやすいので、もっぱらこちらを使った。

写真で解るように、ボディーの皮(ナイロン)が禿げて無くなって、下地の布だけになっている。

これも長年使った。

ツアイスブランドのレンズは高価だったが、それだけの値打ちがあると思って、長年のうちに何本か揃えた。
1983年頃

ペンタックス オート110  、 110サイズフィルム

ポケットカメラと言われるカートリッジタイプの110フィルムを使用。
小形ながら一眼レフで、レンズ交換が出来る。
写真は望遠レンズをつけたところ。 標準レンズは小さい。

作りはしっかりしているが、いかんせんフィルムが小さいので、写りはまあまあ。

しかし、一眼レフの味を楽しめる。
1983年頃
アグファ オプティマ 1035  35mmフィルム
Agfa Optima 1035

ドイツ、アグファ社
初代のオプチマを持っていたので、オプチマの名前には引かれる。
これは35mmにしてはずいぶん小さく、形もカチッとしていて小気味が良い。
ファインダーが大きくて見やすく、シャッターボタンは大きなオレンジ色をしている。
色がはげてしまったが、始めはきれいな黒だった。 ボディはアルミ製。
1984年頃
コンタックス T    35mmフィルムカメラ
CONTAX T

京セラが始めて出した高級コンパクトカメラ。
これにならって他の会社も小形高級カメラを出し始めた。

レンジファインダー式のピント合わせで、2重像合致式。

シャッターボタンは人工ルビーという京セラ自慢の宝石を使った気合が入っているカメラで、ボディーの質感も良い。
沈胴式で蓋を締めるとフラットになる。
ストロボは取り外し式で、本体と一体感のあるデザイン。
1993年頃
コンタックスS2  35mmフィルム
CONTAX S2

チタンボディーの露出がマニュアル操作のカメラ
何かのアニバサリーのサインが入っている。

昔のコンタックス(ツアイスイコン)にSがあった。
それに対してS2の名を冠したもの。

しっかりしていて高級感がある。
85mmF1.4のレンズをつけてみた。

まさにレンズ! というレンズ。
1993年頃
コンタックス TVS  35mmフィルムカメラ
CONTAX TVS

高級コンパクトTがT2になったが、こちらはズームレンズがついてTVSとなった。

VarioSonnar 28-56
バリオゾナーの名が嬉しい。

高級路線を引き継ぎ仕上げも高級感がある。

1994年頃
ミランダ dX3     35mmフィルムカメラ
MIRANDA dX3

多分ミランダの最終モデル。この後ミランダは倒産した。

中古で貰って、故障で分解中の写真しかないが、デザインはかなり格好良いカメラ。

すでにかなり電子化されているカメラで、これ以前の機械式カメラなら故障しても直せる(店で)けれど、電子化されたら無理だと言われて分解した。
1998年頃
コンタックス Aria   35mmフィルム
CONTAX Aria

愛用のコンタックス139を18年使っただろうか、京セラでももう修理は勘忍してくれてと言われ始めたので、このAriaを購入。

コンタックスには色々の機種があったが、一番安いのがこのAria,
もっと高い機種が形も良いし欲しかったが、これは軽いし安い、ということでこれに決定。
バリオゾナーを常用レンズとして使っていました。
このカメラも長く使いました。
1998年頃
カシオ QV10A    ディジタルカメラ 25万画素

出た―、ディジタルカメラ
カシオが作った世界最初の実用的なディジタルカメラQV10の改良型。

結構新しいものが好きなようで、購入。

この時点ではまだまだディジタルが主流になる等考えられなかった。
後ろに液晶がある。
今では常識だが、これを見て皆びっくりでした。
レンズが回転するので、自分撮りや2人撮りは楽勝、

でも画素数が少ないので、景色を写したらがっかり。
何が何か解らない程度の画質
しかし人の顔、証明写真のようなアップでは十分に使える。
皆珍しくて喜んで被写体になってくれるので、若い女の子を何人撮った事か。
画像のフォーマットが独特というかJPEGが無かったので、今や画像は見られない。
1999年頃
コンタックス TVS III  35mmフィルムカメラ
CONTAX TVS III

コンタックスの高級小型カメラのズーム付きカメラ。
TVSが大きかったので、初めのTを真似して沈胴式にして小型にした。

小形にはなったが、使い勝手はあまり良くない。

コンタックスをかなり購入したが、これが最後。
コンタックスでもディジタルが出ていたが、ディジタルを買う前に京セラがコンタックス、カメラから手を引いた。
1999年頃
京セラ Tプルーフ  35mmフィルムカメラ

京セラの一般向けのカメラだが、レンズはツアイスTスターがついていた。
安い割に高級と言うカメラ。
使いやすかった。 
1999年頃
Voigtlaender 110EL   110サイズフィルム

ポケットカメラ
フォクトレンダーはオーストリアの憧れのブランドだった。
このカメラはポケットカメラだが、ストロボやベルトに差す金具などがセットになっていて、スパイカメラの様で面白い。

価格が安いと思ったらシンガポール製で、フォクトレンダーは名前だけのような品質。 写りは悪い。
1999年6月
Sony  F55    ディジタルカメラ  2.1M
200万画素を超えて、このカメラはディジタルで使い物になるカメラだった。 これまでの物は使い物にならなかったという意味。
レンズが首を振るのはとても便利。

しかもレンズはツアイス ディスタゴン F2.8がついている。 この頃よりソニーはツアイスレンズを付けるようになったが、それにつられて買ったようなものだ。

いよいよディジタル時代到来のようだが、立ちあがりやシャッターの遅れは鉄道を写すには無理った。
2001年頃
富士 クラッセ    35mmフィルムカメラ
富士 KLASSE

富士が出した高級コンパクトカメラ。 高級の名につられて購入。
使いやすいカメラで、2015年でも、まだこのシリーズが販売されている。
使いやすく考えられたカメラだ。

この写真を見たら、握りに自分で皮貼りをしてある。 原型は黒いゴム状だったと思う。
2001年頃
ゴコー マクロマックス   35mmフィルムカメラ
GOKO Macromax

ディジタルが出だしたこの時代、フィルムカメラは特徴を持たせ始めた。
このカメラは接写に重点を置いている。
接写では撮影距離が決められている。そして焦点深度が深くなるように、非常に小さな絞りとなる、 もちろん三脚が必要。

普通の撮影もできるが、ユニークなカメラだった。
価格は安かった。
2001年12月
LUMIX F7   ディジタルカメラ
ナショナルが出した、初期のディジカメ

カメラが角ばって一見後ろか前か解らない、ハンドグリップの紐が左側から出ていて、右手の手首に入れると使いにくい。
そして、色合いが、色を塗っていますと言うような鮮やかすぎる、黄緑だけが際立つ、などなど、ソニーに比べまだまだ未熟なカメラだった。

浜崎あゆみさんのコマーシャルにつられて購入。
他の不具合もあり1カ月ほどで引き取り交換となった。

しかし、その後も何故かパナには惹かれるところがあり何台か購入している。
2002年1月
ソニー サイバーショットP5  ディジタル 3.2M

上のルミックスを引きとってもらって追金で購入。
ズームレンズ付きで光学ファインダーもズームで倍率が変わる。

写りはかなり良い。 しかしまだシャッターのタイムラグはかなりあり、フィルムカメラからディジカメに変えようかと思うほどでは無い。
海外旅行にフィルムカメラの補助に持って行く程度の実力だった。

しかし、十分実用になったのでよく使った。
2002年7月
ライカ ディジルックス1  ディジタル
Leica Digilux1
ライカは富士のOEMでディジカメを出していたが、これはライカ独自の形で多分パナソニックが作っている。

形がカメラらしく、これならブランドからしてもよく写るだろうと高いのを承知で購入。
しかし、、、 ディジカメはディジカメ、 やはり初期のディジカメ特有の色々な欠点があり、色も作ったような色で、とてもフィルムカメラの代用にならない。
形は好きだったが案外早い時点で手放した。
期待しすぎだったのかもしれない。
2002年頃
フォクトレンダー ベッサR  35mmフィルム
Voigtlaender Bessa-R

何を血迷ったのかこの頃になって、レンジファインダーのフィルムカメラを購入。 中古で買ったらベッサ読本がついていて、そこには田中長徳というライカの大先生が、長々とレンジファインダーの良さについて書いていた。 それ以来レンジファインダーが増える事になった。 レンジファインダーより一眼レフと思っていた人間なのに。
作っているのはコシナ。 コシナが出さなかったら多分 安原一式を買っていただろう。


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