定尺ボードの勧め

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ここでは、定尺のスチロールボードの上で運転する方法を提案します(元々は弟の案ですが)。
レイアウトというほどではありませんが、とりあえず遊べます。
5cm厚のスタイロフォームボードを用意してください。発泡スチロールでも良いのですが、スタイロフォームの方が、少し硬いのでボードが反り難くてしっかりしています。日曜大工店で売っています。
次にこれを置く足を木材で作ります。
スタイロフォームにはカーペットを張りましょう。見栄えも良くなります。

使わないときは部屋の隅に立てかけておけば、あまり場所をとりません。これが狙いなのです。

TMS675(2000年)に一部掲載。

up load 2005/11/9

初期の全景です。
スタイロフォームにカーペットを張ってあります。
足は床に座る高さですが、座り机よりかなり高い目です。
この後、椅子に座る高さに変えました。
乗っている車両はNゲージです。
スタイロフォームにカーペットを張っているところです。
安物のカーペットでよいのですが色には気を使います。これはグレーです。
木工ボンドで貼りました。
それからスチロールの横に板を貼っていますが、後述の背景を取り付けるためです。
結果的にはスチロールの補強と同時に、飾板にもなり、板を貼って正解でした。
なお、足は高くなっています。
足です。
簡単に折りたたみ出来るように作りました。
2つを置いてあるだけです。
この上にスチロールの板を置くだけです。
上に布を張ってあるのはスチロール版の裏に化粧合板を張ったので、それに傷が付かないようにです。
補強のために後ろに板をねじ止めしています。ねじは蝶ねじで簡単に板が取り外せます。
これを付けるとかなりしっかりしますが、普段はめんどくさいので、取り付けずに使っています。
かなりぐらぐらしますが、支障ないです。
足を折りたたんだ状態です。
収納したところです。
といっても立てかけてあるだけです。
この程度の場所しかとりません。
スチロールの裏に化粧合板を張ったので、部屋に置いても違和感は少ないです。
また、この面を上にして使えば大きな机としても使えます。
なお、組み立てるのは、基本がスチロールなので軽いため1〜2分でできます。

また、倒れてこないように壁に紐で留められるようにしています。(写真には無い)。
背景をベニヤ板で作り、背景画(ファーラー)を貼っています。スチロールボードの端に板を貼っていますが、スチロール板の間にベニヤ板が入る隙間を空けてあります。
板の取り付けは、8mmの木の丸棒を何本か一定の間隔でスチロールに差込み、板にも8mmの穴を開けて丸棒を差込み接着してあります。
この図は背景を軽く差し込んだだけで、背景の下の、ところどころに角型の切り取りがあるのは、この丸棒を避けるためです。
背景画の下の端が、ボード面になるまで差し込んで使用しています。
差しただけなので簡単に取り外しができます。
これも立てかけて収納しています。
なお、この写真ではカーペットは緑でしたが、今は前述のグレーです。
HOの線路(フライッシュマン)を置いてリバースを含んだ線路配置を考えているところです。
かなり線路を引き回すことが出来る事が解るかと思います。
これは国鉄型の16番ゲージです。
この線路配置はエンドレスに駅が2つあります。
これで、列車を3編成エンドレスにおくことが出来ます。
エンドレスに駅2つは面白く走らせるための私の持論です。
Oナローを走らせているところ。
OナローはHOの線路で、R356も楽に走ります。
このように大きなゲージも走らせられます。
ボードはかなり初期の頃。表面は木目調のナイロン床材。
LGBとOナロー
さすがにLGBはエンドレスは無理です。
でもLGBを目の前で走らせるとすごい迫力です。
Nゲージの例。
気楽に走らせるのに良いと思いませんか?
駅は厚めのデザインボードの上に作ってあります。厚さが薄いのでそのままエンドレスに組み入れられます。

このようにレイアウトとまでは行かなくても少し建物を置くだけで雰囲気が変わります。
大事なことは床で走らせないで、出来るだけ目に近い高さで走らせる。
これが模型を実感的に見せる方法で、迫力が出ます。
そのためのボードです。

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