小さなレイアウトのプラン

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upload 2006/10/14

定尺より小さなレイアウトのプランを考えました。

基本的に120cm×90cmの大きさです。
これは、かなり小さいですよ。これぐらいなら何とか場所を盗れそうだと思う大きさです。


ゲージは16番(HO)で、線路はフライッシュマン・プロフィレールを使います。
図中の番号は線路の製品番号
6101:直線20cm
6120:曲線R356
6122:曲線R356(半分の長さ)
6171W:ポイント
6172W,6175W:カーブポイント
6110:伸縮レール

1)ほぼ最小と思われるプラン。R356に直線2本ずつ。
  120×80


サイズからすごく狭く感じるでしょうけれど、小型の車両なら結構楽しめる大きさです。
駅を置くだけで雰囲気が出ます。


これは定尺の上で試しています。幅90cmですと手前も十分に余裕があります。
R356を使う理由です。

ヨーロッパ型なら、こんな感じ。

 

駅を向こうに置いてみました。
駅前の景色が楽しめる方向です。
 
少しアップで。こんな感じ。
  実は、この単純なエンドレスでも、HOの小型車両を走らせると、十分堪能できます。
Nよりも、ゆったり走るので、狭いところを回っていても目が回らないし走らせっぱなしでも、とても楽しかった。


2)引き込み線を付ける。

 ポイント6171Wを使って引込み線を付け駅を置きました。
 
 ちょっとした地方私鉄なら十分。
2編成置けますが、列車を入れ替えるときは、無理やり2台同時に走らせる必要があります。

3)側線をつける
 120×90

 駅に側線をつけました。ポイントに6122をつないで線路を平行にしています。


これなら、エンドレスに駅を作れます。
そして、貨車を留置して置けるし、

貨車をつないだり、はずしたり運転に変化を作れます。
この写真だけでも様になるでしょう。

実はこのようにレイアウトを高い位置に置いているからなのです。
床に置いては、実感的には見られませんよ。
(他の写真は線路配置を見せるようにわざわざ上から写してます)


そして、向こう側に引っ込み線をつけました。
完全に2編成交互に走らせることが出来ます。

4)駅複線案

カーブポイント6174Wを使って駅を複線にしました。
カーブポイントのおかげで複線長は十分取れます。また、無理なく列車が進入できます。
2列車を交互に走らせられます。
列車長さは少々長くても平気です。

向こうに引っ込み線を置けば、2列車のホームを変えたりすることもできます。

もうこれで十分な線路配置で、これだけで1時間は遊びました。
景色も十分にできる大きさです。

でも、
長い車両はカーブで連結面が広がることと、列車長が長くなるので向いていません。
ただ、単行なら結構見られます。

短い小型の車両に向いていることは当然です、
このように短い車両だと列車長が長くても自然です。




もう立派なレイアウトです。ヨーロッパ型は短い客車があって便利です。
そうなんです。日本の車両は短いものが少ないのです。キットならあるでしょうけれど、手軽に楽しめる短い車両はトミックスの南部縦貫の気動車ぐらいではないでしょうか。
長い車両を使うとしてキハ25の単行に、貨物列車ぐらいならこのプランに似合います。
120×90もあれば立派なHOのレイアウトができる事をお分かりいただけましたでしょうか。
私は定尺ボードの上に組んで遊んでいますけれど、意外と楽しめます。

 この大きさがあればNよりHOを勧めます。Nを下なしているのではないのです。
目で見て走らせて、車両の大きさとゆったりした走り、心底そう思ってしまうのです。もちろん編成ものが好きな人にはNを勧めますがね。

最後にもう一度、レイアウトは床に置くとイメージが半減、いやそれ以上低下してしまいます。
せめて、おへその高さに置きましょう。そうすれば、この小さなレイアウトでもダイナミックに見えます。

さあ、120cmの長さからみれば定尺の180cm長はすごく大きなレイアウトに感じてしまいます。

 定尺でのプランは「定尺ボードの勧め」や「弟の定尺レイアウト」などが参考になると思いますが、またそのうちに検討したいと思います。

終わり

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