ディアゴスティーニ D51 その12
ディアゴスティーニのD51 その12です。
第100回
最終回の頒布です。
これで本屋さんに行かなくても良くなりましたが、工作はたくさん残っています。ナンバープレート
発電機などが入っています。発電機を取り付けます。
排気管が無いのが寂しいけれど、作る気は無し。
下の箱は清罐剤送入装置です。
ボイラーを清浄に保つため、水槽からの水に清罐剤を混入して給水する。
ここに清罐剤を入れておいて、給水ポンプ辺りで水と混ぜてボイラーに送り込むようです。清罐剤送入装置の取り付け時に見たら、灰箱の色が赤だと目立ちます。
やはり実物は黒のようです。そこで、ボディーを外して、従台車を外して灰箱を黒に塗りました。 これは
「2013 完成」
と書かれたプレート。
これを付けるかどうかは自由でしょうが、私はつけました。
実物には無いといっても、これは模型だし、しかもディスプレイモデル的なものなのでつけたと言う事です。
運転室のライト、キャブライトです。
キャブライトのケースは配線溝までついているのにライトがついてこない。
しかも、台座のスイッチにはCABと書いてある。ディアゴの手抜きでしょう。
そこで発光ダイオードでキャブライトを作りました。
ライトケースも後ろの配線穴部分を大きくするために切り落としたり、発光ダイオードも小さく削ってケースに入るようにしました。運転室の下に小さなプリント基板を接着。
ヘッドライトとキャブライトをパラにつないで、同じスイッチで点灯するようにします。
ところがヘッドライトは点くけれど、キャブライトが点かない。 配線をキャブ内に接着してあったのですが剥がして調べると、発光ダイオード切れ、信じられないけれど、同じ作業をもう一度して、発光ダイオードを取り付けました。
でもやはりヘッドライトは点くけれどキャブライトが点かない。
ヘッドライト点灯
OK
キャブライト点灯
OK
発光ダイオードが飛び出していて目立つので、上にシェードでも付けよう。
キャブの屋根に大きな穴を開けているので、キャブライトで機器類が照らされるのは効果があります。
たくさんのネジを締めて上回りと下回りをつなぎました。
そして、逆転機もつなぐと、
逆転機のレバーがランボードの穴に当たって動きません。
びくともしないぐらい動かない。
結局は、たくさんのネジを外して、上回りと下回りを離して、上回りだけにして、やすりで穴を広げました。
急げば回れで、この方がよっぽど早い。これで後進位置までラジアスロッドが上がるようになりました。
いや、まだちょっと足りない。 もう少し上にあげたいけれど、今度は逆転棒腕の前部がランボードの下に当たっています。
これも加工すれば、あと1mmぐらいは何とかなるかもしれませんが、これで良しとしよう。
0.8mmの真鍮板からこんなものを作り始めました。
糸のこで切り出したところです。
何を作っているのでしょうか?
うまく行けば、紹介しますが失敗すれば、このままゴミ箱行きのパーツです。この完成写真です。レバーです。
最終的には黒く塗ります。
台枠下部のこの穴に先ほど作ったレバーを取り付けました。 レバーの上は軽く曲がっている逆転軸に差し込んであります。
これで、上の写真のレバーを機関車の下から動かせば、逆転機が動くはず。機関車の下のレバーです。
まだレバーにU字型の溝を作っていない段階。
レバーが見えます。
下に動輪を支えるベアリングがあって、とても狭い所にレバーがあります。
台座のこの位置にこのレバーを動かす機構を作って、逆転機を動かすつもりです。
すでに、台座に基本構造を作ってあります。逆転機を動かす機構。
線路の下の金具を左右に動かすことで、車両につけたレバーを動かし、それに接続した逆転棒を動かすようにしました。
一旦完成した台座もバラスや線路を外してバラバラにしています。
これも上と関係があります。線路の下につけるレバー。
変な形にしているのは、ベアリングの軸を避けるため。
それを動かすために、適当な金具を買ってきて手で動かすためのレバーをつけました。結構力が掛るので出来るだけシンプルにしています。
スピーカーが無ければ、他の方法で上に出ないように作れるのですが。
手で操作するレバーをアクリルカバーをつけても操作できるように下につけるための穴でした。
ここにレバーが来るように細工をしました。
完成
これはラジアスロッドが上にあがっているので後進方向。
これを右に動かすとラジアスロッドが下がって前進状態になります。
なお、簡単な機構に見えるでしょうけれど。振動でこのレバーが動かないように、軽いストッパーをつけたり、ネジ類も段付きネジなどを作って、かなり手がこんだ作りをしました。
出来れば、前進時にレバーを左(前方向)に動かしたかったのですが、関節が増えたり、強度的に難しかったりで、この方法で我慢しました。機関車のレバーの下は、車両を置く時に見やすいように白く塗っています。
同様に下の金具も先だけは真鍮色を残しています。他は黒く塗りました。
この写真、例のオリンパスの接写用ランプを使わずに普通の照明で、リコーGX200で撮りました。 OMDよりこの方が撮りやすい。 接写はCCDが小さいコンデジの用が撮りやすいです。
こんなものも作り始めました。
真鍮板を曲げて作った筺体の上部両横にチャンネルを半田付けしました。これをチャンネルの差し込んで左右に動くようにしています。
下にもプリント基板で作った接点があります。
切り替えスイッチです。
切り替えスイッチを裏に取り付けました。
逆転レバーから真鍮線で切り替えスイッチが動くようにつないでいます。
これで逆転レバーを動かすと、モーターの回転が変わって、前進時には動輪が前進回転、後進時にはその逆となります。
逆転レバーが後進のままで動輪が前進方向に動くとおかしいですから、このスイッチを作りました。
スピーカーを少しずらしてつけました。
台座の完成写真です。
前進、後進時のレバーの動きを示します。
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