ディアゴスティーニ D51 その13(最終回)

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ディアゴスティーニのD51 その13です。
上の写真の下は、手持ちの真鍮線を曲げて作ったので、十分長さがあります。

丸く曲げるにはこんな工具が役立ちます。

なお、手持ちの真鍮線はディアゴスティーニの真鍮線ほど焼が硬くないので、適度な硬さで焼きなましなしに曲げられました。
上で作った手すりを炭水車の手前の角につけました。

ほぼ完成。
テールライトやナンバープレートを付けて、完成。

そうそう、連結器のナックル固定用の錠揚げにつける鎖も真鍮線を楕円形に曲げて作りました。
これがないと、形もさることながら、小さなパーツである錠揚げを無くしそうですから。

意味が解りましたか? 本を見ながらパーツの名前を調べて書いたのですが、要は連結解放テコにつけた輪っかです。

これで、炭水車完成です。
ドローバー、下が新たに作ったもの。
たしか3mm長くしたと思ったのだけれど、忘れちゃった。

長さを知りたい人は方眼紙の目を数えて下さいね。

これを機関車に段付きネジで留めますが、重いので段付きネジの遊びのために炭水車側が少し垂れてきます。

そこで、プラスティックの薄板をバネにして段付きネジと一緒に締めてドローバーが垂れ下がらないように取り付けました。

実車では梅の右横に、重量の表示プレートがつきますが、キットに付属していなかったので、札差を付けました。

ナンバーを付けるとぐっと完成してきたような気がします。

下回りに上回りを取り付けます。

最大の難関は、前部の連結器のネジ締め。
六角ボルトをこのスパナで締めますが、まあ、締めにくくて手間が掛ります。

取りあえず、連結器の位置を合わせて、十字ビスで締めつけました。

その後、十字ビスを1本外して六角ボルトで締める方法にしたのですが、それでも手間が掛る。
運転室下に、ブレーキの分配器をつけて上回り下回りの取り付けネジも付け終わりました。
主蒸気管をシリンダーの主蒸気管座につないでここも完成。
タービン発電機です。

実物はここに蒸気を送って蒸気タービンを回して、それに繋がった発電機で発電しているそうです。 

その時にタービンの回転が一定になるような仕組みになっているとか。

でもって、ここから蒸気の排気管が出ていないと外観的にも寂しい。

作らないでおこうと思ったけれど作る事にしました。
こんな材料で作ります。
2mmのパイプと4mmのパイプ他です。
完成。

2mmパイプを曲げるのに、焼なましをした後、中に1mmの真鍮線を入れて曲げました。 
これでパイプをつぶさずに曲げる事が出来ました。 もちろん先端はパイプ状にするために真鍮線は入っていません。
太いところは何か知りませんが、適当に作りました。
排気管がついて感じ良くなりました。
結構目立つ部品なので作って良かった。
ただ、発電装置の前後が反対なような気がしているのですが、ディアゴのミスか? これで良いのか? 良く分かりません。
いよいよ最終段階ケースの組み立てです。
でっかいよ。
kinkinさんのブログに、この木枠の角が弱くて割れる事があると書いてありました。
そこで、どなたかのブログに載っていたような、隅につける金具を購入。
これでめちゃ頑丈になりましたが、一見仙台箪笥のような、和風になりました。

でもD51は戦前の日本の機関車なのでまあ、これで良いか。


これで、飾り棚完成。

大きいので、取りあえず整理ダンスの上に置きました。
ケースを置く足です。
木片から作りました。
壁に付けた棚にD51のケースを載せますが、重いので、下にカラーボックスを置いて、上で作った足を併用してケースを置くようにしました。


これで、D51の置き場も決まって、完成です。

後は、銘板が来たら貼るだけ。

以上で2年がかりのディアゴスティーニのD51が完成です。
見ていただいた方々、有難うございました。



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