皆さま方のレイアウト その2
upload 2008/1/4〜
皆さま方のレイアウト その1が満タンなので、その2を作りました。
こてはし鉄道
update 2010/5/2
知ってる方もたくさんおられるでしょう。 訪問した方もたくさんおられるでしょう。
TMSに何度も掲載されている有名なレイアウトです。
以前から機会をうかがっていたのですが、やっと実現しました。
でも僅かな時間ではとても真髄までは見られませんでしたが、私なりの感想を
まずは駅から。
駅ビルの下のホームは終着駅です。
実はこの駅ビルの後ろがコントロールボードで、それを隠す意味も含めて駅ビルになっています。
このビルの後ろから運転するのです。終着駅の感じはとても良いです。
作者のブログでいつも終着駅が出ているので、終着駅には思い入れがあるのでしょう。そして、改札口。
今日も乗客がたくさんいます。上のホーム。
こちらはエンドレスのホームで終着ではありません。
それにしても、乗客の多いこと。 半端ではありません。
さぞかし営業利益も多くて、車両の増備に予算を計上できることでしょう。反対側から見ると、この長さの列車がホームに入りきっている。
羨ましい限りのサイズのレイアウトだと言う事が解ります。
駅を出発すると線路は左に曲がって行きます。 列車は快適に走りだんだん山にかかってゆきます。 見えなくなったらループです。 そして、撮影の名所となっている大鉄橋。
かなり高さがあります。
この上を通っているのを見ると恐ろしいぐらいです。
落ちたらどうしよう!!
左に見える線路が反対方向への複線。
複線間隔をこんなに取れるんだ。
下の川の中には水中を照らすための発光ダイオードが仕掛けれれています。
川の横を走っている線路。
どうもこれはエンドレスの一部では無くて終着駅に行く線路のようなのだが、いろいろ線路配置の説明を聞いたけれどほとんど理解できていない。
というぐらい線路が色々あるのです。
で、 その下の川。
船着き場に船が泊まって、お客さんを乗せています。そして、良く見ると船は船着き場を離れて川の上流に向かっています。
どんなになっているんだ???
このレイアウトは列車が走るだけでは無くて楽しさがいっぱい!!
こてはし本通り??の信号も自動的に変わります。 そして、バスが走るのは当然です。
もちろん赤信号では止まります。
そして青になると、瞬間にダッシュ、町を見ると店の中まできっちり作られています。
こんなに大きなレイアウトで、この作り込みは驚異的です。中古車屋さん。
この人が立っているドアは開閉するんです。
最近出来たらしい、こてはしバラ園。
わざわざ真上から写した理由は、
解りますか、白いバラで
こてはし
バラえん
と書かれているのが。今や有名な子供公園
滑り台では子供が滑ってくる。
ブランコも動く、
スケートの子供も滑っている。
こりゃあ、楽しいわ
この家では左の室内の人が中ではたきをかけている。
と、簡単に書きましたがこれを作るのにどれほどの手間がかかることか。仕掛けは黄色いギヤモーターで減速した回転を利用して、人形の手を動かしているのです。
小さなギヤモータがなかなか手に入らないのですが、これはファーラーのモーターで交流12V程度で動作します。
確かにこれが一番便利ですが高価なのが玉にきず。
操作員が旗を振りながら機関車が走ってきます。 ターンテーブル前では、記念撮影。
見学者では無いようですね、誰かの退職記念でしょうか?こんな生きている風景も そして、小物もたくさん配置してあります。 田舎の風景もそつなく作り上げてあります。 裏から見た、ちょっと見なれない風景。
この線路たちなのです。 さきほど線路がたくさんあってどうなっているのか良く分からないと言うのは。
いや、ちゃんと説明はしてもらったのですよ。
レイアウトを作った人なら解ると思いますが、大きなスペースがあれば良いというのは大間違いで、それを作るのにどれほどの努力が必要なのか。
そして、ついにどれほど骨を折ったのかという遺跡を見つけました。
レイアウト下の床です。
床に原寸で線路配置を考え、考えに考え抜いた末に線路配置を決定して、工作に入ったとの事。
企画段階から何年? 十何年? 数十年?もかかっているとのことです。
いやはや、恐れ入りました。 レイアウトが大きいことはもちろんですが、レイアウトを楽しむと言う気持ちが良く現れていて、いたるところに動くギミックや、動かなくても見る人を喜ばせてくれる仕掛けや作り込みがいっぱい。
これぞ、鉄道模型の楽しさで、精密に作るだけが模型では無いと言う私の考え方と一致して思わず、にこにこして帰りました。
もっとも、十分精密な作り込みなのですが、それプラス遊び心ですね。
また、機会があれば宜しく。
坂本 衛さんの摂津鉄道を見た。 update 2010/3/4
まずはTMSから
1965/11月号
農業倉庫1968年3月号
小川のある風景196?年 1月号
晩秋の蔵本村1965年?
停車場の製作
その他製材所引き込み線、採石場など数々の素晴らしいレイアウトモジュールを発表されて、レイアウトとはこんなに素晴らしいものかとど肝を抜かれました。
当時の日本のレイアウトでは群を抜いて実感的な景色で、こうやって今でもTMSを保存している次第です。
そして、そのテクニックも発表されていて、私のレイアウト作りに大いに参考にさせていただいています。
田んぼの作り方。 ミシンで糸をボール紙に縫い付けて作っています。
それを参考に駿遠線の田んぼも作りました。
この写真はもみ殻を燃やして煙が出ているギミックです。
他に水たまりなどけっこうギミックも作りこまれていました。
あれから45年、ついに本物を見る機会がありました。
年数を経て、色落ちや破損もありますが、その素晴らしさは十分感じ取れます。
これが煙が出ていたもみ殻。
刈田のあとも糸で表現されています。蔵本村
実物の村をたくさん観察して作っておられるので、家の配置などまさに実感的。
瓦もみんな手作りです。蔵本村
柿の実が少し残っている晩秋。蔵本村
馬車が見える。蔵本村
筵の上で農作物を干している家
良く見ると障子が破れている。
そこまで表現してある。
農業倉庫 壁の崩れが見えますか? 引き込み線
左側は線路を撤去したように作ってある。農業倉庫から蔵本村が見えている。
蔵本駅
中央線に蔵本という駅があるそうで、それを参考にしたとのこと。
左に水たまりが見えています。典型的な国鉄駅で懐かしい感じがします。
ということで、坂本さんは私のレイアウトの師匠だと勝手に思っているのであります。
でも、まさか本物の摂津鉄道を見られるとは思いませんでした。
HSさんのレイアウト update 2009/6/30
3台レイアウトがあります
KATO、フライッシュマン、メルクリンCレールを使って、短めの車輌なら和洋を問わず何でも走らせているとの事。
2009年6月時点
多分これが現在製作中の真ん中にメルクリンで、周りをフライッシュマンで囲んでいるという線路配置のレイアウト。
このループは多分、上のレイアウトにつながって、地下のヤード?に行っているのだと思うのです。 こちらは以前つくったというレイアウトとのこと。
多分これも以前に作ったレイアウトだと思うのですが、
それにしても良く出来ている。コントロールボードが幾つも並んで、さぞかし何でも走らせられることでしょう。
メルクリンの走りの良さに味を占めて、そしてメルクリンのデジタルサウンドも楽しんでいるそうです。
この後2010年秋に、この後の写真を送ってこられました。
2009年6月時点ではまだベニヤが見えていたのですがここでは完成しています。
作者の言葉
「今回のレイアウトの概要です.
1.メルクリンデジタル(内側複線+2P)とDCアナログ(外側単線エンドレス+信号所+ヤード2箇所+機関区 ブロックコントロール)の2方式を採用.DCアナログ線には欧州型・日本型・アメリカ型が随時,乱入気味に走行.
2.基本コンセプトは車両運転盤+車両留置場
3.かんたんな配線でメンテナンスフリー2と3をあわせて「好きな車両をいつでも見られる・運転できる」レイアウトを目指しました.
4.短めの車両がメイン.急曲線(R1,R2)+短めの有効線長(ボギー4両).
5.シーナリーとストラクチャーは前レイアウトのものを極力リユース.シーナリーはスチロールメインのドライ&モジュール化,ストラクチャーもモジュール化しておいてあるだけで固定はしておりません.同様に地面もベニヤ丸出し未処理です.すぐに次のレイアウトを作りたがる飽きっぽい性格なのです.製作スタート段階でごらんいただいた地下へのヘリックスの部分はメンテナンスフリー・イージー運転というコンセプトから若干の違和感を覚え,車両展示場的な機関区に急遽変更となってしまいました.」 「ターンテーブルの機留線の約半分はDCロコが使用しますが,残りはメルクリンロコの単なる留置線です.メルクリンの機関車はハンドクレーンで空中を内側線に移動します.」
実はレイアウトでは走らせる線路よりも、車両置き場が欲しいのです。ですからこれは便利だと思います。そしてこちらも車両置き場にしてありますね。
この気持ち良く分かる。内側がメルクリンで外が2線式との事。
黄色いタンク車のある線路がメルクリンで、手前の白い貨車は2線式でしょう。
実は私も定尺を広げて、内側メルクリン外側フライッシュマンで線路を敷きたいと思っていたのですが、この方はちゃんと実践されています。
これなら何でも走らせられる。
そしてメルクリン得意のリバースもあって、運転が面白そう。
ありゃ!一番内側に Z もあるみたい。コントローラーの数からいっても、走りを楽しまれているようで、模型車両もここに来られて本望でしょう。
ところで、この写真、意外とBLS?が多いようで、きっとスイス型が好きなのでしょう。
Yamanonさんの山林レイアウト N update 2008/3/28
2月に載せたNゲージのレイアウトと違って、急カーブでとても長いエンドレスがついた山林レイアウト。
レイアウトサイズ 90×90cm
・「カトー」固定式レール15本(12120mm)使用、
・小サイズ単線のレイアウトでも、ロングラン運転が楽しめる。
・単線でも、2編成車両運転が可能で、すれ違い、追い越し姿が見れる。
との事です。
よくよく線路をたどると、とても長い単線のエンドレスです。
小型車輌専用だそうです。
渓流の源は、手前の滝?です。
分校の横を行くレールバス
朝日を浴びてレールバスが来る
基本レイアウト製作は約1ヶ月とのことで、Bトレイン用の線路を使ったNゲージのレイアウトでした。
Yamanon さんのレイアウト N upload 2008/2/18
64歳の方だそうで、以前に作ったNゲージのレイアウトの写真を頂戴しました。
大きさは1m×2mです。
山陰線の「和田山駅」をイメージしたそうで、私も若い頃、雪の中で蒸気機関車を撮影した覚えがあります。
古きよき時代の国鉄ですね。
後ろに機関庫があって渋さを出しています。
手前の線路は播但線でしょうか。蒸気機関車が並んでいます。
そう、山陰線も昔は本当に山陰本線という感じで立派な列車が走っていましたね。池の向こうを走るDF50。
遠くに見えている鉄橋に続く線路のカーブが何とも言えずに良い感じ。そして、大好きな96がループの坂を上ってゆく。
レイアウトに外周だけではなくて、こういうカーブがあると見せ場になります。
適当に、私の感想を書きましたが、良いレイアウトだと思われませんか?
じゃりちゃん鉄道 upload 2008/1/4
有名なので、知っている方も多いと思います。
リンクしていますので、詳しくはホームページをご覧下さい。
運転会をするということで、家の前に行くと、人だかりが。
ガレージの奥にレイアウトらしきものが。これです、このレイアウトJAMで見覚えがあります。 子供が運転しています。
トラコンを上手に使っています。
そして各コントの上には車載カメラ用のモニターが付いています。
これで列車が見えないところにいても上手に運転できるのですね。列車は快調に走っています。
この快調に走り回るのがこのレイアウトの魅力です。こちらは、奥にある市電のコントローラーです。
DCCで2台の市電を同時に走らせられます。
ここにも車載カメラが付いていてこれを見ながら、2両がぶつからないように、かつ、楽しく運転できます。
この市電も子供達が運転しているのです。というか、子供にも運転させているのです。
でも、たまに2台をぶっつけてしまうので、中に入って修復中。こちらは、バスを運転しているところ。
ラジコンカーです。
ハンドルをうまく切らないと道から飛び出して、警察のお世話になる??
大丈夫、ガードレールでうまく回れるように作ってあるのです。
じゃりちゃん鉄道で感心したのは、皆に運転してもらうことに徹していることです。
とりわけ、子供に喜んでもらえることに、主体を置いているようです。
大切な模型を、自由に走らさせる、これはなかなか出来ることではありません。
「じゃりちゃん」さんは、子供好きで、明るく、肝ったまの太い性格なんでしょうね。
神戸のYamadaさんのレイアウト。 HO upload 2008/12/28
その1にメルクリンのレイアウトがありますが、これは食卓の上で走らせられる大きさで普通のHOゲージ。
84センチ×67センチ、カーブ半径は28センチです。
肉抜きした9ミリ合板に3ミリ合板を張り付けたボードにPECOのフレキシブル レールをひいて作り、バラストとパウダーを播いただけとのこと。
この機関車はPMT製で、とてもスローが良く利くそうです。
私も同じメーカーの2軸気動車を持っていますがやはりスローがすばらしいです。
このメーカー只者では無いと思います。こうやって建物や木の配置を変えれば色々な雰囲気が楽しめます。
地面の感じも良い感じです。日本型の自作車輌も走らせているとの事。
実は食卓の上で走らせられることは、イスがゆったりで、お茶を飲みながら走らせられるのです。
こんな感想をいただきました。
「別の部屋(模型部屋?)にも壁面周回線路を引いているのですが、そちらで楽し もうとすると、こもってしまって家族と話もできないので・・・・・ 家族とテレビを見ながらこそっと列車を走らせています。そのほうが走らせる機 会が増えます。でも、それ以上に利点は家族と一緒に走らせられることで、レイアウトルームで一人(寂しく)とは根本的に違って家族団らんに一役買っているとのことです。」
これこそ家庭で走らせるの究極の形かもしれません。