HNモジュールレイアウト企画
2005/12/12 upload
Last update 2007/10/19
1. HNモジュールって何?
景色付きのレイアウトを作りたい。でもスペースが無い。じゃあ何人かでモジュールを作り持ち寄って運転会を開いたらどうだろう、ゲージはHO(16番)で実現するためには、小さなモジュールとして車両は小型車両に限定しよう、とたった2人で話がまとまりHNモジュールと命名したモジュール規格を決めました。
2009年8月 たくさん集まりました。
2 どんな企画?
この最大の目的は運転する者が楽しみ、見る人も楽しめることです。勿論、モジュールを作る楽しみが最大かも知れません。
始発駅からゆっくりと出発した列車が色々な情景の中を走り、やがて速度を落としてゆっくりと終着駅に到着する。そこで機関車を外し、石炭や水を補給して先頭に付け替えて、また元の駅に戻って行く。
このような運転をするためにエンドtoエンドのプランを基本とします。これは、各終着駅にそれぞれ運転をする担当をおくことで複数の者が運転を楽しめることと、列車をほったらかしにして寝てしまわない意味もあります^^。
さらにダイヤに沿った運転をすれば運転に真剣味が出て運転が楽しくなること請け合いです。またエンドtoエンドのもっとも大きな理由は、モジュールが揃わなくても運転できることです。製作過程しかり、欠席者しかりです。しかも、増えればどんどん継ぎ足して行けるので(支線も含めて)、拡張性も大きいことです。
両端に駅を置いた簡単なプラン。
この間にモジュールを足して行けば色々な景色が楽しめます。
S字につないだ例。中間駅で列車交換ができる。
3 なぜHO
見応えがあって確実に走ると言うことが最も大事になります。確実に走るという意味は、スローでゆっくりと出発でき、スローで到着できると言うことです。このことはポイントもゆっくりとスムーズに走り、当然どこでも脱線しない事はもちろん、レールクリーニングの必要性が少なく、またクリーニングもし易いなど、車両とレイアウトの両方にスムーズランニングのための条件が必要になります。 そこで、今までの経験からHOがこの条件に一番近いと判断しました。
4 景色はどうする?
景色は各自自由。ということは、全体としては全然まとまりが無いのですが、その方が気楽でよいでしょう、ということで、日本型有りヨーロッパ形有り、それどころかインド形があっても構わない。時々作り替える楽しみもあるわけだ。
5 車両は?
だから車両も日本型、ヨーロッパ形、またまたダージリンでも良いけれど、大きさを規定しなければいけません。一応20m級も可にしますが、駅を作る関係から列車長さを決めます。タンクロコに2軸客車2両程度までとします(31cm以下)。
6 モジュールの大きさは?
規格は床から線路までの高さと接続面だけを決めています。モジュールの大きさは自由です。そこがエンド to エンドの良いところです。
高さですが、立ってみてもおかしくなく、椅子に座れば目の高さに近くなるように、かなり高い位置で規格を作っています。足は取り外し式にして収納を考えています。
モジュールに戻る