私の鉄道模型博物館  30代

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upload 2012/

私の鉄道模型車両とレイアウト海外旅行の紹介です。
私が30代頃です。 レイアウトや海外旅行と車両を手に入れた時期は画面構成上前後している場合があります。


軽便車両から、Nゲージの私鉄電車、Nゲージでスイス・レーテェシェ鉄道やヨーロッパの車両がこの時代の模型車両でした。

手放した車両も含まれます

最近HOのナローが流行っていますが、静岡の駿遠線を見た記憶から、平地を走る軽便鉄道にすごい憧れがありました。


レイアウト
駿遠線」製作

1/87 9mm

静岡の軽便鉄道、駿遠線をモデルにした。始めて完成させたレイアウト。

景色が好きで作った。
いまでも、このレイアウトには未練がある。
駿遠線の車両用運転台

トランジスタースロットを自作。
マスコンでコッペルを走らせたのは似合わない。

しかし、それ以上に問題は機関車が接触不良で止まってもトランジスタースロットルは自動的に電圧を上げて行くので、接触不良が解消したとたんに、高速で機関車がダッシュすることだった。

もう一台のコントローラーはSCRによる脈流で低速を可能にしている。


HO21/2 (HOe)
1/87 9mm

駿遠線
客車2輌。駿遠線はこの2輌から始まった

ペーパーによる自作。1975年頃
足回りはNゲージのものを利用。

2021手放し今は無い
1975年

HO21/2 (HOe)
1/87 9mm

軽便鉄道 2軸コッペル
小形で可愛らしい機関車。

模型
駿遠線用に1975年頃購入。
乗工社のキット組み立て。
キャラメルモーター
発煙装置組み込み。その際煙室扉が外れたままになっている。

走り、スローは無理。ある程度の速度ならまあまあの性能で走るがバックは走りが悪い。
貨車の入れ替えなどは難しい。


2021手放し 今は無い
HO21/2 (HOe)
1/87 9mm

軽便鉄道 3軸コッペル

模型
駿遠線用に導入。
乗工社のキット組み立て。
キャラメルモーター
中央軸にはロッドが付いていなくて伝導が無い。フランジも無い。これは模型としては良い構造。
しかし、走りはあまり良くない。

基本的に小さすぎることと後が重いから。

ただし、2軸にせよこの3軸にせよ、走っている姿は可愛らしくて良い。
HO21/2 (HOe)
1/87 9mm
駿遠線気動車
ひさしが印象的なので製作した。

ペーパーによる自作。1976年頃
足回りはNゲージのものを利用。
HO21/2 (HOe)
1/87 9mm
駿遠線風ジーゼル機関車。

何処かのキットの改造。
足回りはNゲージ用を利用。
HO21/2 (HOe)
1/87 9mm
駿遠線客車


手前は駿遠線客車、多分乗工社のキット組み立て。
後ろは沼尻鉄道の客車、これも多分乗工社のキット。

実は自作した客車が2両ほどあるのですが、何処に行ったのか解りません。 捨てたはずは無いのだけれど。
HO21/2 (HOe)
1/87 9mm
駿遠線流線型気動車。
この当時、湘南型の顔が流行っていた。

ペーパーによる自作。1978年頃
足回りはNゲージの物。


この頃、初めての海外旅行。
ロンドンとシルバーストーンに行った。
鉄道も乗ったが、客車のドアに驚いたもののさほど興味が無かった。
 
ロンドン       客車のドア

多分コッツヴォルズ付近


シルバーストーンサーキット F1


イギリス旅行はこの時点では模型にあまり影響を与えなかったが、数十年後にじわりじらりとボディーブローの様に効いてきた。


駿遠線、軽便の雰囲気は良いのだけれど、もう一つ走りが良くないのと、大きなエンドレスをゆっくり回ってくるのは見ていて飽きる。

そこで考えたのが、私鉄特急をぶっ飛ばすレイアウト。
Nゲージ私鉄電車の登場です。


Nゲージレイアウト
私鉄風レイアウト、その2



阪急電車の梅田駅をモデルにし、後ろのビルは京都の阪急デパートにHarrodsの文字が。

先のイギリス旅行で実物のHankyuの字体が、Harrodsを真似たものだとわかったのであえてHarrodsにしたのだ。


Nゲージ
近鉄ビスターカー
1979年ブルーリボン賞

エンドウ製
ブラス製品4両セット

私鉄レイアウト用に購入
1980年頃


手放し 今は無い
Nゲージ

阪急2200型


シナノマイクロ製 1980年頃
ブラス製品 4両編成

壊れて廃棄 今は無い
Nゲージ

京浜急行

グリーンマックスキットの組み立て。
1980年頃
Nゲージ

京阪3000型特急
テレビカーで有名。

エンドウ製
ブラス製品 4両編成

手放し 今は無い
Nゲージ
名鉄7000系 パノラマカー


トミックス製

1980年頃

2019 壊れていた。 廃棄
Nゲージ

小田急 9000型

グリーンマックスのキット製作。1980年頃

私鉄をぶっ飛ばすのは良いのだけれど、町の景色が出来て来るに従って、毎日通っている都会の雑踏と同じなので嫌気がさしてきました。


そこで、雄大な山のあるスイスへの憧れが生まれました。
この辺りから私のヨーロッパ型の始まりです。


N レイアウト
ゴルナグラートバーン

壁面の沿ったL字型のレイアウト。
私鉄レイアウトを壊して、この景色になった。

実に良い景色だと思って、見ているだけでも気持ちが広くなった。

この時点では、スイスはもちろんヨーロッパ大陸には行った事が無い。
ゴルナグラートバーン用の運転台。

コントローラーは普通?のコントローラーを自作。
線路配置がかなり複雑であった。

箱自体はドイツ、シーメンス社の装置のイメージで、木の外箱を作った。
かなりデザインを考えた作品。


Nゲージ

スイス、フルカオーベルアルプ(FO)鉄道。 Ge4/4 III 型

1982年頃
プラバンによる自作。
足回りはカトーのNゲージ用。

ボディーが台車に隠れている。実物はナローだが模型は標準軌なので、台車回りのスペースが無く苦労した覚えがある。

レイアウト、ゴルナグラートバーンの山岳線に使用。
Nゲージ

スイス、レーティシェ鉄道(RhB)の客車

全てプラバンで自作。
コルゲート状の模様のある屋根は、アーノルドの客車のものをレジンで複製して製作した。
Nゲージ

スイス、レーティシェ鉄道(RhB)
ABe 4/45 電車機関車

1982年頃
プラバンによる自作。
パンタグラブも0.3mm真鍮線で自作。

Nゲージ

スイス、レーティシェ鉄道(RhB)
貨車


全て上回りは自作
丸い筒状の入れ物が付いた貨車はセメント貨車。 筒は木棒で作った。
ワム状の貨車は横に窓のあるタイプ。
Nゲージ

スイス ユングフラウ鉄道を摸した登山電車

トミックスの箱根登山鉄道の電車を改造した。
うしろの客車は自作。

壊れて廃棄 今は無い
Nゲージ

ドイツ型 T3
ミニトリックス製
購入 1983年頃

オールダイキャスト製で小さい割に重い。多分集電を考えて重くしてある。
色は黒だったが、後にグレーに塗り替え、さらに緑に塗り替えた。

可愛らしい編成で、レイアウトの見学者からこれが一番人気があった。

2019 壊れて動かない。 廃棄
Nゲージ

ドイツ型電気機関車
実物の鉄道名は不明。

後ろの客車は機関車と色が同じだが、社章が異なる。

フライッシュマン製
オールダイキャスト製でとても重い。
サンドペーパーが回転して線路を磨く方式の装置が付いていて、レールクリーニングカーも兼ねている。

手放し 今は無い
Nゲージ
スイス国鉄の編成。
機関車はRe4/4

模型
機関車はミニトリックス製
とてもスムーズに走る。

客車は手前3台がアーノルド。
後ろのクリームとオレンジがミニトリックス製。

ゴルナグラート鉄道、本線用に1982年頃購入

手放し 今は無い
Nゲージ
スイス風電気機関車

シナノマイクロのED17 真鍮製を改造してスイス風にした。
1983年頃。

手放し 今は無い
Nゲージ
オリエント急行の編成。
蒸気機関車はフランス風自由形。

蒸気機関車はシナノマイクロのC53、真鍮製を改造してフランス風にした。

客車はアーノルドのオリエント急行車両
1982年頃購入。
ゴルナグラート鉄道、本線用

手放し 今は無い
Nゲージ
ドイツの貨車編成。

電気機関車はROCO製 DB144
1982年頃購入。
物凄くスローな走行で重量感のある走り。

貨車は色々な形でメーカーもミニトリックスなど。

2011手放し 今は無い
Nゲージ
オーストリア国鉄の編成

機関車はオーストリア国鉄(OBB)の1044.
フライッシュマンのNブランドピッコロ製。
とてもスムーズな走り。
客車はアーノルド製。
1983年頃


手放し 今は無い
Nゲージ

フランス TGV 
多分最初のTGVの形

カトー製。
6両セット 1983年頃
カトーはこの頃からすでにヨーロッパ向けの製品も作っていた。

手放し 今は無い
Nゲージ

イギリス型の編成

機関車は GRAFAR製
多分、イギリス国鉄時代の機関車

客車はLima(イタリア)製。

ゴルナグラートバーンはこのようにスイス、ドイツ、フランス、イギリス型が走る国際的なレイアウトだった。


海外旅行1984
30代の終わりごろに初めて、アメリカに行く。

  
      シカゴの町      イリノイセントラル

アムトラックに乗ったりや博物館でアメリカの大きなSLも見たが、実物の鉄道にはさほど興味は湧かなかった。



ワシントン


サンフランシスコ


Nゲージ

アメリカ型貨車
メーカー CON COR

アメリカ シカゴの科学産業博物館で購入 ミュージアムモデル

横の絵は
THE PIONEER ZEPHYR 号

ちなみに、科学産業博物館内で、レイアウト展をやっていて、ちゃんと見て来た。 ナローの森林鉄道が多かった。

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