ディアゴスティーニ D51 を作る その2
14回〜
upload 2012/4
パーツが順番に来ますが、やはりある程度全体のパーツを見て、合わせたりしながら組み立てたいので、順番通りの組み立てはしません。
第14回スライドバー ほか
弁心棒案内、蒸気室前蓋、安全弁、スラードバー。シリンダー下に安全弁を取り付け、シリンダーバーをネジ止め。
弁心棒案内は仮付け。
第15回シリンダー前蓋など シリンダー前蓋、尻棒案内、尻棒と安全弁。
第16回シリンダー側板など 側板と覗き穴や空気弁、シリンダー排水弁など。
第17回クロスヘッド ピストン棒も付けて、スライドバーに入れて動かしてみる。
ほとんどごそごそなのでスムーズに動きます。
真鍮パイプを用意しました。 パイプを切りだして端を仕上げて、 シリンダーを作っていますが、シリンダーの中でピストンが動くところを見たいのです。
そこで、シリンダー横に大きな穴を開けます。これが設計図。
まだ、主動輪やメインロッド、それにラジアスロッドなど、殆どの部品が来ていないのでその可動範囲を知ることができないのですが、適当に作図しました。
こんないいかげんな図面で良いのだろうか?
けっこうピストンの可動範囲が大きいので両端で当たらないように色々考えなければなりません。ピストン棒を通すためにシリンダ前蓋に穴を開けます。4mm穴です。 蒸気室には16mmの真鍮パイプを使います。
ピストン弁を動かすのでシリンダー前後板より長くしなければなりません。
そこで、シリンダー前後板の蒸気室穴を大きく開けました。蒸気室には蒸気供給口や排気口、蒸気通路などを開けます。
排気口を作りかけている所です。太さも16mmパイプの内側に入る大きさに削って長さも短くしました。 同様に後ろ蓋も削りました。
こちらは、中心に穴があいているので穴を開ける必要はありません。取りあえず、蒸気室はこんな形になりました。
ここからが、まだまだ大変だ!旋盤で加工
といっても、プラは熱で溶けるのでそれなりにやりにくいのでありますが。
このあたりから真鍮じゃ無くてできるだけプラを使う事にしました。
工作が少しでも楽な事もありますが、重量です。
プラを使用しないと重くなりすぎるので。ピストン完成。
仮組です。
ピストンを組み込んでみました。
ピストン棒が前後で太さが変わっているのが良く解ります。吸気管を取り付け、蒸気室とシリンダー間の蒸気通路を作って取り付け。 バイパス弁もプラ材料で適当に作って。 取り付け座金も適当に作って 排気通路は5mmのプラ角棒を6本合わせた上からプラバンを貼ったブロックから切り出して作ります。
後ろから見るとこんな感じ。
蒸気排出口が見えます。空気弁や覗き穴を付けて色を塗って、シリンダーブロックが一応完成です。
実際にはまだピストンの取り付けなどがあるけれど、まだまだ先になります。
その2終わり
D51 その3にゆく